Deeeeep! New York! 2009

〜林檎の芯〜 ゲイメンと一緒にいる時が至福の時。ゲイガイズとの交友の記録!

オーマイガーな二丁目の夜 5月 29, 2009

カテゴリー Gay — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 6:03 pm

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***

現在、私は日本に帰国中である。

ニューヨークのゲイ友ゲイ友のひとり、クリスチャンがたまたま東京に来ていて二丁目で会うことになった。
夜は、クリスチャンの滞在しているホテルに一緒に泊まってもOKと言われ、しかも二丁目近辺のホテルなので
終電車のことを気にすることなく遊べるので私ひとりでウキウキ!!
クリスチャンも二丁目近辺だから予約したのだ。
東京はマンハッタンと比べるととてつもなく巨大な都市なので、タクシーでの移動も巨額(!?)になる場合が多々ある。
貧乏人の私にとって徒歩圏内にあるホテルとはサイコーである。

***

スウェーデン人のゲイ友が連れられていったゲイバーが大変楽しかったと聞いたので行ってみた。
外国人もたくさん来ると言う。
スウェーデン人のゲイ友大絶賛だったので期待度は★の数でいうなら、サイコーの★★★★★五つだった。

結論から言おう。
クリスチャンとお店と出た後、2人で仲通り(二丁目のメインストリート)で、Oh My God!!が
知らず知らずのうちに口から出て来た。カタカナの方が音的に私たちの心情を表すことができるかもしれない。

オーマイガー
オーマイガー
オーマイガー
オーマイガー
オーマイガー

「クリスチャン、私、胸がとっても痛いよ」
「メグミちゃん、ボクもだよ」

そのバーのマスターから、私達はいじめられた・・・。

***

マスター氏は最初はフレンドリーだったのだら、態度が豹変。
クリスチャンがアメリカ人で私がニューヨーク在住だと分かると、
私たちに聞こえるように他のお客さんに女言葉でこう言っていた。

「ニューヨークは一度しか行ったことがないけど、最悪、二度と行きたくないわ、あんなとこ」

「アメリカ人は笑顔だけど、心の中で差別しているのよ。その点、パリは隠さないで差別するし、
面と向かって言ってくるから私の合っているわ」

クリスチャンは日本語を完璧ではないが話せるし、分かる。
「ニューヨーク、好きじゃないの?」

「そんなの人の勝手でしょう。誰かみたいに押し付けがましいのがアメリカ人よね。
だから私はパリの方が合っているのよ」

クリスチャンと2人で顔を見合わせて「オーマイガー」!!!

ちょっとでもマスター氏の機嫌をなおそうとクリスチャンが
日本人のホストで茶髪の男の子のことを何と言うのか聞くと、
「ギャル男っていうのよ。でもあんな茶髪で二丁目を歩いていたら、石投げられるわね」

私は思いっきり茶髪だ。
「あのー、私も石を投げられるのでしょうか?」
「ふん、誰もここじゃ、女なんか気にしないわ」

「うげぇ〜」

テレビでは女の子と稲垣潤一が松田聖子の「あなたに逢いたくて」を唄っているのが流れていた。

私もそれで終われば良かったのだが、
「あのー、その女の子は誰ですか?」と質問してしまった。

「松浦亜弥よ。あら〜、海外に長いと何も分からないのね〜。かわいそうね〜。ふん」

「おげぇ〜」

***

「なんで私って、こんな酷いことを言っているのかしら・・・?」と独り言を言っていたが、
もちろん私たちに聞こえる声量だった。

しばらくして、マスター氏の姿が消えた。
他のお客さんがいたが、それは私に無言で「あんた達、気に入らないのよ!早く帰って!!」というサインだと思った。

常連らしいお客さんにお願いしてマスター氏を呼び戻してもらう。
「お会計お願いします」と言って、彼から金額が提示されて、お金を払った。

「すみませんでした」と悪いことをしたとは思ってはいないのだが、
日本人的にお詫び的な言葉をマスター氏に言ってお店を出たのだが、
「そうね」という返事で、また「オーマイガー」!!!が口から出た。

***

マスター氏は最初は笑顔で親切だったのに、意地悪モードに切り替わった、その理由は、なんなんだろう。

かつて二丁目でよく飲んでいた時にもこういうことがあったのを思い出した。
この感じ・・・懐かしいと思いつつ、堪えられるものではない。
私のことを「鮎原こずえ」と呼んでくれるバーテンダーさんがいるバーでは人気者だったが、
別のバーのママさんからは、そんな酷いことを言わなくてもというくらい毒舌を吐かれて、
二度と行かないお店になった。

私が女だから?
クリスチャンがアメリカ人で私たちがニューヨーク在住だから?
私たちの会話はほとんどが英語だった。
英語を話していたから?

理由は何であれ、兎に角、私たちが気に入らなかったのは明白だ。
でも、なぜ? なぜ? なぜ?
クリスチャンがお仏蘭西人じゃないから?
私がパリ在住じゃないから?

紹介してくれた日本人が一緒だったら、こういう辛くて痛いことにもならなかったかもしれない。

***

ニューヨーク在住そろそろ10年。
日本の日本人とは考え方が良くも悪くもアメリカナイズされて違っているのは感じる。
そしてアメリカ人には「英語が分からない」と言われて、「けっ」と冷たい態度を取られ、
ひとりぼっちのアパートで悔し涙を流すことも度々である。
本国の日本人にもアメリカ人にもいじめられる状況である(号泣)。

私が大好きなゲイガイズが集まる二丁目のバーで、初めて会った人に自分を完全に否定されてしまった・・・
そんな感じがして、胸が痛くなってしまった・・・。

この胸の痛みはクリスチャンと共有できたことが救いだった。

一緒に、

オーマイガー
オーマイガー
オーマイガー
オーマイガー
オーマイガー

を言う事で痛みが軽減されたのも確かだ。

私1人だったら、悲しみの奈落の底に突き落とされて身動きが取れなかったに違いない。

ところで、この二丁目の夜はまだまだ終わらなかった・・・。

(つづく・・・予告:今回はこのブログを読んでくださる方の期待を裏切らない東京、二丁目の夜になった・・・)

***

追記:

「メグミちゃんはニューヨークのゲイにはモテるのに、日本じゃダメだね〜」とクリスチャンに言われたことを
私の名誉のために(笑)、付け加えておこう(笑)。
ストレートもゲイガイズも日本男児には嫌われてしまうようである(泣)。

 

Faghagの定義って何? 〜新しい言葉を考えてみる。〜 5月 25, 2009

カテゴリー Gay — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 11:22 am

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***

時々コメントをくださるかかしさんの「Faghagの定義って何なのでしょう?」という疑問をゲイ友数人に投げ掛けてみた結果、カールくんの回答が最も医学的でというのは冗談だが、最も分かりやすく、私のこれまでのもやもやしたものが吹き飛んだ。

カールくんよれば、FAGHAGというのは3通りにカテゴライズされるという。

***

Faily Princess(妖精姫):
ジュディー・ガーランド、そしてマドンナやブリトニーやカイリー・ミノーグ、日本では浜崎あゆみ
などゲイメンが魅力を感じ好きになる女性。
有名人というのが大きなポイントらしい。

***

Faghag (ファグハッグ):
ゲイメンとつるんで遊ぶのが大好きな女性。
ゲイメンの友達が多数。

***

Fruits Fly(フルーツ・フライ、日本語ではショウジョウバエ):
ゲイメンに恋をしてしまう女性。

***

カールくんの女友達で以前、私は一代目、二代目と会ったと書いた女性達は
上記の3つには入らないという。
それは、彼女達はゲイガイズとつるんで遊ぶのはカールくんを通してだし、
カールくんのゲイ友が彼女のゲイ友で、他にはいないし、ゲイメンが特に大好きなわけではなく、
彼女達は、カールくんのベスト女友達で、FAGHAGではないという。

なるほどぉ〜。

カールくんに私については、こう言われた。
「有名人ではないがゲイメンに愛されているし、ボク以外にゲイ友はいっぱいいるし、ゲイメンに恋もするので、Faily Princess(妖精姫)、FaghagそしてFruits Flyの三冠王だよ!」

きゃぁ〜〜〜!
三冠王!
いぇ〜〜〜い!

***

思い起こせば、その昔、二丁目にゲイとは決して自分のことを言わなかった男性と毎晩のように飲みに行き、
彼には数軒常連にしているバーがあって、そのバーの名前は忘れて忘れてしまったが、女言葉を話す鼻筋が通り、目がきりっとしたハンサムなバーテンダーのお兄さんがいて、彼には「鮎原こずえ」と呼ばれ(20代の方は知っているのだろうか?笑)、当時、私は気合いが入った女子だったらしいが、空気スパイクを投げられ、レシーヴできずに怒られていたことを思い出し、決してゲイとは名乗らなかった男性について将来彼と結婚するかもと今では明確に当たらなかった予感と言える予感を伊勢丹の前で抱き、ゲイとは何ぞやとは言葉では全く分からず、でも、ゲイガイズと遊んでいた大学生時代からすれば、アメリカ人のゲイガイから三冠王と言われるくらいになった現在、感慨深いものがあ〜る。

ところで、その頃、私にも人並みにボーイフレンド(ストレート)ができて、決してゲイとは名乗らなかった男性とは疎遠になり、2丁目からも足が遠のいた。

***

ところで、FAGHAGの定義についてはそれぞれのゲイガイズは違う見解があるが、
FAGはゲイに対するHAGは女性に対する侮辱の言葉で、Fruits Flyもショウジョウバエである。
酷い。
共にストレートの男が付けたに違いないと思われるので、もっと違う名称が必要かもしれない。

FAGHAG→マドモアゼル・ヴァタフライなんてはどう?
蝶々夫人の夫人の部分を変更(笑)
偉大なる作曲家、チャイコフスキーもゲイ。
ゲイに恋するFruits Flyはプリンセス・オデットはどうだろう。
白鳥のように美しくなきゃ。

 

Faghag and The City 5月 21, 2009

カテゴリー Gay — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 12:49 am

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***

イースとビレッジ系のゲイ友ビルを通じて、ゲイとつるむアメリカ人の女子3人と友達になった。私を入れて4人!
まるで、某ドラマ、Sex and The CityのFAGHAG版である。

ビルの他に、みんなそれぞれ仲の良いゲイ友がいる。
そして、私の他はダーリンまたはセックス・フレンド(ファック・バディー)のストレートもしっかりいる。

しかし、問題がある。

キャリーはセックス・フレンドではなく、ちゃんとした彼氏がいるのだが、
彼氏は鬱病を患い、抗鬱剤を服用し、1ヶ月以上も会っていないという。

ジュリアは、セックス・フレンド(ファック・バディー)がいるのだが、彼が睾丸癌を患い、片方の睾丸を摘出したので、「バ〜イ」と別れを告げたという。

スーザンの彼氏はドメスティク・ヴァイオレンス男で、手は出さないが、言葉で彼女をいじめているらしい。一緒に暮らしているが、彼を避けているため家には帰りたくない。

みんな立派な職業を持ち、ジュリアが住むアパートは購入したもので、マンハッタンにアパートを持っているのだ。
しかし、みんな男には恵まれていない。

***

4人で食事をした。
今夜は場末のゲイバーではなく、ストレートのバーに行こう!という話になった。
私はみんなにずっとセックスをしていない話をぼそっと以前にした。

「メグミのために、誰かを見つけよう!」とキャリー。
私以外の3人はストレートのバーにも足を運び、ゲイバーとのバランスを取っている。
私は専らゲイバーしか行かない。

ジュリアもスーザンも「うん!ストレートのバーに行こう!ゲイバーじゃ出会いはない!!」
そして、4人で誓い合った。
「今夜は絶対ゲイバーには行かない!」(笑)

キャリーもジュリアもスーザンも行くゲイバーはイースト・ビレッジだけで、
体を鍛えた美しいチェルシー・ゲイを毛嫌いしているが、
私はヘルズ・キッチンにもチェルシーのゲイバーにも行く。
そうゲイバーがあると聞いたら、どこにでも行くし、
ゲイメンしか愛せない!とも言っているので、
キャリー、ジュリア、スーザンの3人のFAGHAGから
私はハードコアでNO.1のFAGHAGと言われた!

光栄で名誉なことであ〜る(笑)。

***

イースト・ビレッジのストレートのバーに行く。
キャリーもジュリアもスーザンもゲイバーにいる時は様子が変わっている。
「女」になっている。
フェロモンを感じる。

私の心は全く躍らない。
気分が沈むばかりである。
男同士のキスや男同士が抱き合ったりしているのを見ると
高揚するのだが、男女がいちゃいちゃしているのを見ても、「ふーーん」という感じである。

「ねぇ〜、ゲイバーに行こうよ。つまらない!」
と言うと、3人から「ダメ〜!今夜はゲイバーに行かないって誓ったじゃない!!!」
ときっとした目で睨まれる。
「はい、はい、はい。分かりました」

ジュリアが「私のストレートの友達も来るからさぁ〜、楽しみにしていてよ」と言う。
ジュリアはどこかのストレートのバーで会ったようである。

しばらくすると、2人の男性が登場した。
白人男性で共に6フィート以上はあるので、少々嬉しくなったが、
ゲイメンから漂ってくる色気のようなものはなく、
ストレートの雄の匂いがぷんぷんして気分はすっかり萎えてしまった。
それに、女4人に男子2人。
ゲイガイズと一緒にいる時のようなリラックスしたムードがない。
争奪戦の様相を呈してきた。

私はその戦いから先に降りた。
戦線離脱であ〜る。
朝が早いことを理由に私は帰った。

男を誘惑するぞぉ〜とストレート男性とセックスすることに何よりも気合いを入れるよりは、ゲイ友100人を目指して、ゲイ友作りに励んだ方が私にとっては楽しく、有意義なことだと思える。

ゲイバーにいる方が断然わくわくする。
それにルームメイト氏、カールくん、カケル青年とテキストしている方がとっても楽しい。
私は生まれながらのFAGHAで、ゲイメン・インサイド・ミー・・・、ということだろう。

***

行き着くところは、いつも同じで変わりがなかった・・・、
という毎度の結論でアシカラズ!!!

Faghag and The Cityの巻はおしまい(笑)。

 

あなたに会える! 5月 19, 2009

カテゴリー Gay — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 11:57 pm

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***

LAに行く!
ルームメイト氏に会いに!
来月!

***

そう決まったら、ずぅーーーーと頭の中にあった暗雲が吹き飛んで、
太陽の光が燦々(さんさん)と輝き、胸の中に幸せな気持ちが溢れて来た。
灰色に見えたミューヨークのビルが、エメラルド色にキラキラ〜と輝き、
ラットが走る不潔で汚い地下鉄までも夢色の電車に見えて、世界が完全に変わってしまった。

全く自覚していなかったが、私がこんなにもルームメイト氏を好きだったなんて・・・。
世界がキラキラして眩しいのである。
嬉しさのあまり、脳内のケミカルバランスが崩れてしまったのだろうか。
思いっきりハイ状態であ〜る。

ルームメイト氏、あなたに会える!

今日、LAに行く事をルームメイト氏に伝えた。
今日1日26通のメールをルームメイト氏と交わした。

***

そして、夜、ヘルズ・キッチンのゲイバーのHappy Hourでカールくんと会った。
私は最高にうきうきで、ルームメイト氏に会える喜びを語った。

私がルームメイト氏のお宅のプールで裸で泳いだことを自慢モードで言ったが、
マンハッタンに住んでいればプールなんでスゴいことかもしれないけれど、LAじゃどこの家にもプールはあるし、別に取り立てて騒ぐ事でもないし・・・ということを言われて、しゅんとする。

カールくんと一緒にLAに行くのだが、カールくんは「ルームメイト氏のお家に泊まってもいいが、一晩は絶対ボクと過ごすように!ボクといる方が絶対楽しい!!!
と強い口調で言われた。
そこまで命令口調で言われるのは不快な反面、彼の嫉妬が明確に見えて嬉しかったのも事実。

私は白人の男性、特に東欧系の男性が大好きで、ハンガリー人の両親を持ち、ブルーアイで6フィート1インチ(約184cm)のルームメイト氏は私にとって髪が薄くなってはいるがパーフェクトな男性で、私はアジア系のカールくんの前で「白人LOVE」をいつも言っている。

***

カールくんのことは大好きだ。
でも、男性として好きにならないように心のブレーキを掛けている。
ゲイメンを好きになっても、自己満足の恋愛、つまりひとり相撲で何の発展もない。
友情を育めるが、性愛を含むストレートの男性との時には辛いけれど甘い心のヒダを共有はできない。
好きになっても「好きになってくれてありがとう!ごめん!ボクはゲイだよ」で終わりだ。

***

ヘルズ・キッチンのゲイバーを出て、地下鉄の駅に向かいながら話す。
「ボクがメグミとってNO.1のゲイになるのはどうしたらいいの?」とカールくんが言う。

酔ってる!?

「カールくんはニューヨークのNo.1のゲイだよ」と言う。

「男性として好きにならないように努力しているし、今日も会えて嬉しいよ」
と少々酔っているので、「好きな気持ち」を告白する。

「ボクはメグミが大好きな白人じゃないよ。それでも好きになってくれるの???」

そういうことを言うのは、私がルームメイト氏のことを大絶賛したからだろうか。
いつも自信満々なカールくんの発言ではない。

「カールくんは背が高いし、ハンサムだから、人種は関係ないよ」
と”人種は関係ない”などと思いっきりタカビーな発言をする。

「ブレーキなんか掛けないで、ボクのことを好きになればいいじゃない」と
カールくんは想像もしなかった発言をした。
通常、ゲイだから好きになっても無駄だよと言うはずではないか。

「はっ?」と何を言い出しの?という顔をしてカールくんを見上げる。

「私はストレートだと思っていたけど、やっぱりボクはゲイです!という男性に処女を捧げた女よ。ゲイマン・インサイドと言っているけど、ゲイを好きになっても何の発展もないことはよく分かっているから。辛い恋を楽しめるほど若くもないし、」と言うと、

「肉欲では愛せないけど、ボクのFAGHAG(おこげ)としてボクの側にずっとずっとずっといて欲しい・・・」
と立ち止まって路上でギューーーと抱き締められ、舌をからめることはなかったが(カールくんはゲイなので女の私にはしない・・・)キスをされた。
端から見れば、ストレートカップルが抱き合っているように見えたかもしれない。

カールくんの歴代のFAGHAG(おこげ)一代目、二代目にも会った。
カールくんがゲイという真実は知らないが、医師という立派な職業だし、まさにバブリナーな言葉で死語になっているかもしれないが三高な男性なので、結婚したい女性がたくさんいる。

そんな中で、こんな不細工で太っている年増の女の私に、恋人でも妻でもないが、FAGHAGとしてずっと側にいて欲しいと言ってくれるなんて、ジーンとしたのは言うまでもなく、カールくんをギューーーと強く強く抱き締めた。
(背の高い人と抱き合うって包まれている感じがしてとっても安心があり、大好きだ)

ゲイであることを隠して生きる彼にとって、こんな私でも本当の自分でいられることは大切なかもしれない。

***

ゲイのカールくんに路上で抱き締められ、ドラマチックなことをされて嬉しかった。
が、更に、ルームメイト氏の顔を思い浮かべると、幸せになる私がいる。
私の心の中に2人の「大好きなゲイガイズ」。
幸せが心の中に満ちあふれていくのを感じている。

 

失う恐怖とずるい気持ち 5月 18, 2009

カテゴリー Gay — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 11:54 pm

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カールくんとよく会っている。
一緒にいて楽しい反面、恐怖もある。

彼がデートの相手と本格的に付き合うようになり、
女の友達の私なんてどうでもよくなる日がカールくんにやって来る恐怖である。
友達といるよりは好きな相手と一緒にいたいのはよーく分かる。
今の私は好きな人はいなし、カールくんと一緒に過ごすのが一番の楽しみなのだが、
それが消滅してしまう恐怖である。

幸せな日々が永遠に続かないことは嫌という程、経験してきた。

***

ストレートのラテン系の男性からテキストが来た。
「ボクのテキストに返事もくれないということはボクとは友達になりたくないということですね?」
そう言われて、無視するか、「はい、そーです!!」とはっきりと言えずに、「そんなことはありませ〜ん。会いたいのですが、忙しくて会う時間がないのです。時間ができたら連絡します!ちょっと待っていてください」と少々下手に出る返事を送ってしまった。

本当は連絡なんて絶対したくないし、会いたくもないのだが、「会いたい」と言ってくれるストレートの男性をキープしておきたいずるい気持ちがわき起こったからだ。

***

ゲイ友カールくんを失う恐怖で、ストレートの男性をキープ。
しかし、ストレートの男性はゲイ友を失った場合の心の穴埋めには決してならない。

まだまだカールくんと私の友情蜜月は続いているというのに
私はなぜこんなに心配していのだろう。

彼といてとても幸せだからだ。
幸せに慣れていない私は怖いのだ。

***

***

 

ゴミ溜め部屋を掃除して、料理までしたの巻 5月 17, 2009

カテゴリー Gay — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 11:56 pm

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***

カールくんを初めて私のアパートに招待した。

カールくんから私のアパートに行きたい!とずーーーと言われていたが、
カールくんどころか誰も招待出来ない状態のようなゴミ溜めのような私のアパートだったので
誰も呼べないでいたのだが、掃除する気にやっとなって、1週間掛けて掃除して(笑)、
カールくんを呼んだ。

***

料理も苦手なのに、これまた気合いを入れて、すし太郎だが、ちゃんと薄焼き卵を焼いて、ちらし寿司の上にのせて、カールくんに出した。
「魚がないけど、これでもSUSHIなの〜〜〜〜〜?」と言われたが(泣)、
「これが日本のホームスタイルのちらし寿司なの」と言ったが、アメリカではSUSHI
と言ったら生の魚だと思われているのだ。

***

「メグミ、どーしたの?やたらナーバスじゃない?」とカールくんに言われる。
そりぁ、掃除も行き届いたきれいなアパートに住み、料理も上手な人を前にして、
掃除したとはいえ汚いし、すし太郎という努力しなくても良い素を使ったが
デコレーションは美しくなかったし、気に入ってくれるか、汚くてくしゃみが出るのではなかと緊張してしまうのは当然だ。
でも、「おいしいよ〜」と言ってくれてほっとした。

***

ちらし寿司を食べ、ワインを飲む。
「選べるならストレートに生まれたかった・・・」とカールくん。
なぜだが、そういう話に方向になった。
これはルームメイト氏もジャスティンも言っている。

「なんで?」
「辛い人生だよ。ボクはクローゼットのゲイだしね。家族にも仕事でも隠しているし、
我が子がいてという普通の家族を持てないしね・・・」

「私はストレートに生まれてきたけど、子供も家族も持てないし、ゲイじゃなくっても家族を持てないストレートだっているんだよ〜」と言う。

カールくんは「それはメグミがゲイマンだからだよ〜」
と2人で大笑いした。
ゲイマン・インサイド・ミー!
そうだ!!!私は女性の体にゲイマンが宿っていたのだ!!!

「ボクは金持ちになる!そしたら、どこかに旅行に行くっていったら、ボクが全部お金を払うからどこにでも連れて行くよ〜」とカールくん。

実現しなくても、酔っていてもそう言ってくれるなんて、ジーン。
胸がいっぱいになった。

今はカールくんと頻繁に会っているが、ジャスティンがLAに帰っていたように、
あまり会えない時が来るのだろうかと思うとやるせない気持ちになる。
私の場合、消滅した友情は数知れず。
しかし、私が死ぬまで(私がかなり年上なので)友情が続けばいいと願わずにはいられない。

***

ルームメイト氏とカールくんがFACEBOOKフレンドになった。

カールくんがルームメイト氏に
「掲示板に広告を書いてくれてありがとう!そのおかけでボクはメグミに会うことができました」こうメッセージを書いてきたとルームメイト氏が教えてくれた。

そしてルームメイト氏はカールくんに、
「いつもメグミからキミのことは話を聞いているよ」とメッセージを送ったらしい。
カールくんから聞いた。
実は、私はルームメイト氏にカールくんとのことをいちいちどこに行って、何を食べたかまでを報告している(笑)。

6月、カールくんと一緒にLAに行きを予定している。
愛するルームメイト氏とジャスティンに会うためにだ。
ルームメイト氏、ジャスティン、カールくんの3人のゲイガイズに囲まれ、
FAGHAG(おこげ)冥利に尽きる日が実現するかもしれない。

私の妄想イメージはマドンナのマテリアル・ガールである。
ルームメイト氏、ジャスティン、カールくんに囲まれ踊る私。
3人とも6フィート(180cm)以上なので、これまた長身の男性に囲まれるのが好きな
私にはたまらない。
6フィートLOVE!!!
私は、長身男性に囲まれフェチ!?

ゲイガイズが愛する女性、マドンナ、ブリトニー・スピアーズ、カイリー・ミノーグ、Lady GaGa、浜崎あゆみと強豪揃いだが(私は泥で彼女たちは雲なのは明らかだが)、私が並みいるスターを蹴落とし、私が女王に君臨するのであ〜る。
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妄想中:ルームメイト氏、ジャスティン、カールくんに囲まれ踊る私。マドンナの位置は私である(笑)。

***

今日は、同性婚をサポートするイベントが行われたので、参加してきた。
ブロードウェイのシアター・ディストリクトの近く、6th Aveと45th Streetから数ブロックの
片側のアベニューをブロックして行われた。

私が行った時はミュージカルHairのアクエアリアスがミュージカルのスターによって唄われていた。パターソン・ニューヨーク州知事、ブルームバーグ・ニューヨーク市長もサポートを求める演説をしたが、スピーカーから声を聞いたが、遠くて姿は拝見できなかった。
火曜日には議案の決議が行われるようである。
去年のカロフォルにア州のProp.8の決議に対しての抗議行動に比べると殺気立ってなく
和やかなムードであった。

世界一のゲイの街であるニューヨーク市を擁するニューヨーク州で、ゲイの結婚が合法化されれば他の州も続々と合法化されて、いずれ連邦政府が認める大きなきっかけになるに違いない。私はアメリカ市民ではないので選挙権はないが、税金は払っているので発言権はあるはずだ!!!それにニューヨーク州で否決されたらヨーロッパの国々、マサチューセッツ州、コネチカット州、バーモンド州、アイオア州、メイン州から笑い者にされてしまうだろう。
ニューヨークが合法されなくて他のどこがされようか。

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ありがとう!州知事というプラカードはたくさん見かけた。州知事パターソン氏が議会に議案を提出したからだ。

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思ったより集まった人は少ない感じだったが、終始穏やかであった。

***

KENを持っていくのを忘れてしまった!悔やまれる。昨年のプロテストから。
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私はまだ雌のようであるを確認する。 5月 13, 2009

カテゴリー Gay, Moya Moya もやもや — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 11:54 pm

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***

「攻撃は最大の防御。ゲイをいじめるクローゼットのゲイ国会議員を糾弾するドキュメンタリー」
の続きを書く予定をしていたのだが、昨日は疲れていて、今日は飲んでしまったので、
あれもこれも〜書くぞ〜と気合いが入っていたのだが、また後日に・・・。
とっても眠い。

***

久しぶりにカールくんとふたりっきりで会う。
大抵はカールくんのデートの相手が一緒だったり、他のゲイ友が一緒だったりするのだが、
カールくんと2人で会うのは数えるしかない。

ヘルズ・キッチンのゲイバー、TherapyのHappy Hourをねらって行った。

***

カールくんもモテるゲイである。
しかし、一番、モテたのはジャスティンであった。
断とつである。

ゲイガイズから「彼はあなたの恋人?それともゲイ友?」と聞かれたのは数知れず。
ジャスティンとみんな「やりたかった」のだ。
思い出すとジャスティンの色気のおかげで私もたくさんのおこぼれをいただき、
二度とそういう経験はできなだろうと思われる貴重な経験をした。
ジャスティンのペニスは非常に大きいので外見の魅力と「もの」が一致してさらに大人気だったのは言うまでもない。

カールくんはジャスティンよりモテ度は少々低いが声を掛けてくる男性は多い。
今夜、カールくんのモテモテのおかげで私はバーテンダーさんからタダ酒をいただいた。
ラッキー!

***

カールくんから私からギラギラしているものを感じると言われた。
「Horneyでしょう?」と言われた。

***

突然ですが、菊楽恵のためになって欲しいけど、無駄かもの英語レッスン!

日本語でいうところの「ムッシュ・ムラムラ〜」(って古過ぎでしょうか?)
つまり、性的にむらむら〜発情している、やりたいぃ〜という意味でHORNEYという単語をよく耳にする。
形容詞である。

I am horney(ムラムラ〜しているわ)とかYou are horney(アンタ、発情しているでしょう)とか、
使い方は至って簡単である。
horn(角)という単語の形容詞だが、シカが発情期を迎えると角で闘うので、由来はそこにあると私の想像だがそう思う。

***

自分では気がついていなかったが、考えてみると、そろそろ排卵日を迎える。
確かに、体は受精に向かって「精子よ!いつでもカモーン!」の態勢である。
カールくんは私からもやもや〜むらむら〜の匂いを敏感に感じ取ったのかもしれない。

「なんでわかるの〜〜?」
「態度を見れば分かるよ」

というような話をカールくんとしつつ私はルームメイト氏とケータイでテキストを交換していた。
「ルームメイト氏!今、カールくんと一緒にゲイバーにいるよ」とか、どうでもいいことなのだが報告せずにはいられないのだ。
カールくんの話を聞きながら、失礼と思いつつ、「あっ、ごめん」とルームメイト氏にテキストを送る。

***

「カールくん、今まで女性とはセックスしたことなんでしょう?私が最初の女性になってあげてもいいよ」
「そういう発言をするあたり、You are so Horney!!!」
「いつもこういうこと言っていない?」
「いや、今日は特別。やりたいオーラを出しているよ〜」
「そーお?」

ゲイバーで「発情ホルモン」を発散しても誰も気にもとめてはくれないだろうが、
カールくんは敏感に察している。

***

近頃、老いが迫って来るのを感じる。
You are so Horney!!!なんては決して言われず、「発情ホルモン」も発散しなくなり、
排卵も止まり、生理も終わり、生物としての終焉がすぐそこに来ているような気がする。
焦る。
怖い。

***

カールくんは朝が早いので早々に帰った。
私はカールくんと地下鉄の駅で別れて、ひとり地下鉄に乗った。
自宅アパートに帰る前に、お酒の力もあり、ストレートのバーに立ち寄る。

男性が全てゲイメンに見えたが、ゲイメンが私を見る目と違った。
雄の目である。
男性の獲物を狙う視線を否応なく感じ、まだ雌としていけている自分を確認し、飲み物もオーダーせずに
そのまま帰った。

***

まだまだ私は「女」のようである(笑)。
確認して安堵したのは言うまでもない。

 

歓喜が引き潮のように引いて行く・・・ 5月 12, 2009

カテゴリー Dating デート, Holding Hands and The City — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 11:22 pm

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***

「攻撃は最大の防御。ゲイをいじめるクローゼットのゲイ国会議員を糾弾するドキュメンタリー」
の続きを書く予定をしていたのだが、とっても疲れていて続きは明日に・・・。
あれもこれも〜書くぞ〜と気合いが入っていたのだが、こういう日もあってもいいかもしれない。

***

昼間はルームメイト氏とメールとやりとりしながら、一方でケータイでカールくんとテキストを交換するという・・・
ルームメイト氏にメールを書いて、カールくんにテキストを打ち、ルームメイト氏からメールの返事が来て、その返信を出すと、今度はカールくんから返事が来て、ケータイで今度は・・・という忙しい時間を過ごし(笑)、それぞれ全く別の場所にいながら2人のゲイガイズと、一緒の時間を過ごせるなんて私って幸せなの〜と幸せをかみしめ、恋愛の対象にならなくても一応私のことを気にしてくれる「他人」でしかもゲイガイズがいることに胸を熱くした。

***

しかし、この幸せも先日偶然に再会したストレートの男性からお誘いのテキストでぶち壊れてしまった。

「2年ぶりに再会したキミとのコンタクトと失いたくない!!キミを失いたくない!キミを失いたくない!」
とデジタルなテキストでも情熱を感じるが、私の心には暗雲が立ち込める。

私はその男性とはセックスする気もキスする気もないし、期待させるのは悪いので、
はっきり断ろうと思っても、こういうのに慣れていないから何て書いていいのか分からない。
それに彼との時間があったら、ゲイ友と食事した方が断然楽しい。

ストレート男の欲望の図式:
(男)食事を奢る——-→(男)やれるかもと期待!!!——-→(私)期待には答えられません。ゲイが好きなんです!

嘘は言わず、正直に書けばいいのだろうが、直球過ぎるのもよくないだろう。

***

なんでこんなに気が進まないのか、なんでだろうと考える。
あっという間に答えが出た。
それは彼が私の好きな外見ではないからだ。
人間は心だというが、同時に好きな外見(顔)であることも重要だ。
好きではない顔が目の前にあって食事しても楽しくない。

プラハの君を初めてゲイバーで見かけた時の、そしてルームメイト氏と初めて会った時の心のときめき、
「かっこーいい〜〜〜」という言葉はこういう時に使うのね〜と身を以て学んだ時の、
女性ホルモンの鉱脈にがつんと当たり、際限なくわき起こってくるあの歓喜が、
彼の顔を思い浮かべるとすすすすすーーーーと引き潮のように引いて行く。

ストレート男からの連絡が負担になっているのか、疲れている。

***

 

攻撃は最大の防御。ゲイをいじめるクローゼットのゲイ国会議員を糾弾するドキュメンタリー 5月 11, 2009

カテゴリー Gay, Movie 映画鑑賞, 映画は異次元 — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 11:30 pm

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***

日本人のゲイ友でかつストレートもゲイもひっくるめた場合でも最近日本語を話せる唯一の友人カケル青年から
Outrageという映画を観ませんか?」というお誘いを受けた。
とにかく映画館で映画を観たかったので、どんな映画でも行こうと思っていたが、
行く前に一応ネットでチェックしてみると、ゲイ関連のドキュメンタリーであったので喜んで出掛けた。

***

ニューヨークのゲイ・エリアといえば、West Village、Chelsea、 Hell’s Kitchen、East Village。
マンハッタンのほとんどはゲイ・エリアと言っても過言ではないかもしれないが、
OutrageはChelseaの映画館で上映されている。
ジャスティンとユダヤ人とパレスチナ人の悲恋映画Bubbleを観た映画館である。

「ゲイ関連なんですけど良かったですか?」とカケル青年に聞かれる。
「カケルくん、なんでそんなことを聞くの?」と質問する前に、
「あっ、メグミさんにそんなことを聞くの愚問でしたね〜。ごめんなさい」とカケル青年。

観客は20人位だった。
観客のほとんどは、ゲイメンと思われる。

***

Outrageは、スゴいドキュメンタリーであった。
監督は、Kirby Dick。
カトリック神父の性の対象になり、性的なことをされて、心に傷を負った少年達のドキュメンタリーTWIST OF FAITHでオスカーのドキュメンタリー賞にノミネートされた有名なドキュメンタリー監督である。

「スゴい」は非常にありきたりな形容詞かもしれないが、「スゴい」がこれ以上に当てはまるドキュメンタリーもないだろう。

***

Mike Rogersというブロガーがいる。
Outrageでは彼が主に登場する。
彼のブログでは、「クローゼットのゲイの政治家」を糾弾しているのである。

クローゼット、closetとは英語では、小さな小部屋で洋服や物入れにしている納戸のようなスペースのことをいう。
日本的に言えば、押し入れだが「隠れた」という形容詞でも英語では使用する。

本当はゲイなのだが、ストレートのふりをしている政治家を糾弾しているブログなのである。
ゲイなのにストレートのふりをしているから糾弾しているのではない。
本当はゲイなのに、全てANTI-GAYの政治活動をしているから糾弾しているのである。

outrage
Outrageのポスター。攻撃は最大の防御という言葉がある。ゲイであることを隠すために攻撃しているのか? クローゼットのゲイ政治家がゲイをいじめている!!!

***

クローゼットのゲイ政治家はひとりだけではない。
何人もいる。
それも共和党が98%だという。
保守的な共和党である。

彼らがゲイ関連の議題について全て反対を表明し、投票していることが示され、
しかもセックスしたという男性のインタビューや恋人と噂されている男性とのLOVE LOVE写真もドキュメンタリーで流れる。
彼らはゲイであることを完全否定している。

***

過去の記事でも書いたが、ミネアポリスの空港の男子トイレでおとり捜査官(ジョージ・マイケルと同じだ)
に逮捕されたクレッグ共和党元上院議員についても、もちろんフォーカスされていた。
現在、昨年の選挙では候補指名されなかったので選挙には出れず上院議員ではなくなっている。

artcraigmugshotmapd.jpg
クレッグ共和党上院議員逮捕後のマグショット!62歳!

クレッグ共和党元上院議員は在職中、全てゲイに関すること全てに反対を表明し投票していた。

ゲイの結婚反対!
ゲイのカップルが養子縁組をすること反対!
AIDSリサーチ・ファンデーション設立すること反対!!

釈明会見では妻が隣にいた。
「ゲイではないし、ゲイであったこともない」
と会見で断言していた。
ストレートの男性が男子トイレで男漁りをするはずがない。
ストレートは女が好きなのである。

そしてテレビのワイドショーに夫婦で出演し、「夫は決してゲイではありません」
という場面が映し出されたが、その発言に観客は大笑い。

クレッグ共和党元上院議員とセックスをしたという男性が名前も顔も出して堂々とどんなことをしたかを
発言していた後の妻の発言である。

***

ドキュメンタリーのテーマである。
「どうして自分自身のことなのに反対するのだろうか?」

賛成票に入れたからと言ってゲイだから・・・と責められるはずはないし、
隠したければ隠せばいい。
しかし、あからさまに反対ではなく、賛成に投じてくれてもいいのに。

(つづく)

 

逃げたくても逃げられない。ドメスティック・バイオレンスのループ。 5月 10, 2009

カテゴリー Gay — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 11:38 pm

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***

ルームメイト氏(LA在住のゲイ友)の誕生日だったので、今年もホーム・デポのギフト券を贈った。
去年は恋心を抱き、かつルームメイト氏の精子で我が子を体外受精とまで考えていたくらい
気持ちが盛り上がっていたので、100ドルを贈ったが、今年はルームメイト氏にパートナーもいるし、
そんなに気合いを入れなくてもいいだろうと思い、30ドルにした。
分かりやすい自分に驚くが、愛情と金額は比例する。

***

ルームメイト氏のベッドルームに現在、専用のバスルームを増設中。
私の30ドルで「洗面所の蛇口を買いました」という報告と
パートナーのセバスチャンからは自転車と最新のi podをもらったというのろけのメールが来た。
fauset
蛇口になった!ちょっとは貢献できて嬉しい。

***

私は返事で「セバスチャンは落ち着いているんだね。仕事もしているようだし、もうDV男じゃなくなったんだね。良かった」と書いた。
ルームメイト氏からの返事は「彼は精神的に安定していて幸せです!!」
とまたまた「のろけ」が書かれてくるにちがいないと思っていのだが、心が苦しく辛くなる、やりきれないメールが来た。

「セバスチャンは全く変わっていないだころか、増々怒りのコントロールがきかなくなっています。
殴られたりはしていませんが、言葉での暴力は日常です。
特に私のアンティーク・コレクションに対して、薄汚いとか古いとか酷い言葉を言います。
怒りが爆発すると5歳の子供のように収拾がつきません。
しかし、誰かがいると怒りは見せずに、「やさしい夫」を人前では演じます。
悪い人ではないのです。怒りの後はとても優しくなるので、私も許そうと思います。
悪い部分には目を閉じ、良い所だけを見るように努力しています。

私の友達によれば、私の状況は家庭内暴力の第二段階なのだそうです。

第一段階:パートナーの暴力を治そうと努力をする。
第二段階:暴力を受け入れ、暴力については触れないように生活する。
第三段階:死ぬほど殴られ、破滅する。

私は彼のために良いと思われることをしています。
しかし、彼は私がプレゼントした贈り物のリボンに大便をして、私に突き返すような
ことをする人なのです。

しかし、セバスチャン以外の男性で私を愛しているくれる人がきいるでしょうか?
これ以上、我慢しなくてはいけないのでしょうか?
私には分かりません・・・」

えええええ〜〜〜!!!
死ぬほど殴られ、破滅する・・・
そ、そ、そんなことになってはいけない。
どうにかして助けたい。
しかし、家庭内暴力の犠牲者(被害者)が逃げ出そうと思わない限り、解決はないというのは知っている。
知っていても私はどうすることもできない。
ルームメイト氏は自分自身が家庭内暴力の対象になっていることは知っているのだ。
私ができることはないだろうか。

***

ストレートのカップルの場合、女性が経済的にコントロールされて、家を出るのが難しい。
それに無理矢理セックスを強要されたり、暴力を受けるのは女性である。
女は男より腕力がないから、手を挙げられたら、完全にノックダウンである。

しかし、ルームメイト氏の場合、セバスチャンは経済的にルームメイト氏に頼っている。
お互い男同士なので、やったらやり返すことは可能で、しかも相手をボコボコにできるかもしれない。
多分、セバスチャンがボトムなので、ルームメイト氏が家庭内レイプされるということはないかもしれないが、
男なのでそれは分からない。
だめンズを愛する心理で、「私がいないと彼は生きていけない」と思っているに違いない。

***

「うーーーん、どうしよう。ルームメイト氏、殺されちゃう!!」
と悩んでいたら、私の心が通じたのか、ジャスティンから電話が掛かって来た。
久しぶりのルームメイト氏のお家に遊びに行ったとジャスティン。

ルームメイト氏は、前妻が恋しい、恋しいと言いながら、
セバスチャンのことは好きかどうかも分からないし、
彼のように自分を好きになってくれる人が現れるかどうかも分からないし、
別れたいけど、どうしたらいいか分からないし・・・

分からない、分からない、分からないを連発していたという。
言葉の暴力はエスカレートしているとジャスティンに告白したと言った。
ジャスティンは彼氏には会ったことはない。

ジャスティンは「別れた方がいい」と言ったらしい。
「ルームメイト氏はボーイフレンドが去っていくのが怖いんだよ。前妻のように去っていくんじゃないかと不安なんだよ。
でも、ゲイだから女性を愛せないのは知っているのに恋しいって言うしさ。
付き合う男は全部ダメ男ばかりだし、もっと自分に自信を持てばいいのに・・・」

***

ルームメイト氏に会いにLAに行きたいが、私が滞在するということでセバスチャンの機嫌を損ねて
ルームメイト氏に被害が及ぶと思うと、行くにいけないし、
暴力の仲介に入った家族が刺される・・・という事件もあるし、私がセバスチャンに叩かれてしまったら、どうしよう?
と足がすくんでしまう。
弱虫だ、私は。
でも、会いに行かなければと思う。

ところで、ルームメイト氏からメグミ・ピーチの実が膨らみはじめたというメッセージと共に写真が贈られて来た。
メグミ・ピーチが正義の味方に変身して、虐待されるルームメイト氏を助けたりできるといいのに。
何もできない無力で非力の自分がもどかしい。

私がゲイマンになって、それも筋肉隆々で喧嘩も強く、体だけではない、おすぎとピーコばりに口喧嘩も誰よりも負けなくて、
セバスチャンを蹴落として、ルームメイト氏を愛して、守っていきたい。
仕事帰りには、ルームメイト氏への花束を必ず買って、「愛している」を1日に千回は言う夫になる!!!!
妄想する。

「俺が守る!!!」と言えればいいのに・・・(泣)。

megumipeach
実をつけたメグミ・ピーチ。

 

エクスクルーシヴな彼を探しに・・・ 5月 9, 2009

カテゴリー Gay — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 7:12 pm

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***

ここのところずっと雨が降っていたが、やっとお天気になった。
昼間近所(イーストビレッジ)を歩いていると、知った顔の男性とすれ違った。
3年位前に合コンでご一緒した日本人の男性で、それから数回、他の方々と食事などをしたことがあるが、
すっかりご無沙汰していた。

声を掛けた。
「◎◉さん!ご無沙汰しています!」
「おおーーーーー、菊さん。久しぶり〜。それにしても変わったね〜」
と言われ、かなり驚いた顔をしていた。

どこが?と突っ込みたかったが、「そうですか」と言葉を濁し、
「また今度」とお互い社交辞令で別れた。

3年の月日は私をどう変えたのか?

考えてみた。

歳を取った
太った
皺が増えた
髪が伸びた
たるんだ

すごーーーく老けて変わった・・・ということではないことを祈りたい。

***

ところで、久しぶりに会った男性は、某東京大学を卒業された優秀な方だ(全然、某になっていないが(笑))。
私のアメリカ人のゲイ友の中に、日本人のLOVEの白人男性がいる。
20代前半。かわいい。

そのアメリカ人のゲイ友は、なんと東京大学ののゲイのトップに出会うために東京大学の大学院で留学をするという野望を持ち、現在、実現するべく準備を進めているという話を聞いたばかりで、
しかもそのゲイ友から「東大生のゲイ知っている?」と質問され、「ストレートの卒業生なら知っているけど」
という会話があったのは一週間前のことだった。

そして、ストレートなら知っていると言った方は、まさに今日偶然に会った御仁だった。
こういう偶然であるんだなぁ。
おもしろい。

***

ゲイに生まれるのはストレートで生まれるよりエクスクルーシヴ(exclusive:特権階級、独占的という意味である)
であり、そして東京大学に入学して卒業するというのもエクスクルーシヴである。
ゲイで東大生及び東大卒業生となるとさらにエクスクルーシヴである。

確率的にはどうなのだろうと考えたが、人口の0.005%(?)。
全く数学は得意ではないので合っている自信はないが、兎に角、エクスクルーシヴ(exclusive)と
言いたいのである。

ゲイの東大の卒業生・・・
誰かいるのだろうか?と考えてみた。
うーーーん。

三島由紀夫先生がいた。

***

ゲイ友の野望が叶うように私も応援したいと思う。

kamen_
英語版の『仮面の告白』Confessions of a Maskの表紙はなぜ埴輪なのだろうか??

 

演技をする。 5月 7, 2009

カテゴリー Gay — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 11:54 pm

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***

カールくんのお母さんとブランチではなくディナーを共にした。
他にも、カールくんのデートの相手、カールくんの友達の精神科医ゲイカップルも来た。
合計6人で食事をした。

カールくんのお母さんはこっそりカールくんに「どうして他の男の子達は女の子を連れて来ないの?
女の子を連れて来たのはアナタだけね〜」と質問したらしい。
カールくんは余計なことは言わず、「分からない」とだけ答えたそうだ。

ゲイの精神科医カップルとカールくん達と最近一緒に遊ぶことが多いのだが、
精神科医はやさしい眼差しの白人男性で、物腰も柔らかく、185cmの長身で
「お願いですから、恋人に!妻にしてください」とお願いしたくなる思いっきり私のタイプである。

カールくんは参加者全員にGAYのGの字も口にしてはいけない箝口令を出していた。
しかし、精神科医カップルが無意識に食べ物をシェアできたりするのは友達以上を思わせる行動だし、
隣同士に座り、しかも男同士なのに太ももが密着しているのも端から見たら、
ゲイ・カップルなのは明らかで、私はひとりでハラハラしてしまった。

***

ところで、カールくんとお母さんは非常に仲が良く、
「カールの弟は冗談も通じないシリアスタイプなのに、誰に似たのか、この子は本当に面白いのよ〜」
と言っていたのが印象的だった。

ルームメイト氏のお母さんが「ゲイボーイズはきれいよね〜」と言っていたのも思い出す。
美しい息子と3人の美青年に囲まれ、お母さんは幸せだったに違いない。

もし私に息子がいて、しかも私の息子は美しいゲイで、息子の友達も美しいゲイガイズで、
家に遊びに来たり、一緒に外食したり・・・とカールくんのお母さんに自分を投影させて、
妄想の世界に入ってしまった。

きゃぁ〜〜〜〜。

***

カールくんのお母さんは私に何の質問しなかった。
いろいろ突っ込まれるかと思ったが。
でも、私の名前を会ったときから呼んでくれた。
それはカールくんが私のことをお母さんに言っている証拠だ。
うっげっ、カジュアル・セックス・パートナーと思われているんだろうなぁ〜。

「この泥棒ネコ!私の息子をたぶらかして〜。年上のくせにーーー」とお母さんに責められて、
「たぶらかしていないです。だってアナタの息子は・・・」と真実が喉から出そうになるが、
うつむき黙る。
顔は斜め横。

激高したお母さんは、「嘘つかないで〜」と叫び、私に平手打ちをお見舞いをする。
私は叩かれた頬を手でさすりながら、
「実は、私のこのお腹の中にはカールくんの赤ちゃんが・・・」と告白。

もちろん、セックスしたからではなく、人工授精で妊娠・・・
なんていう展開も面白いのになぁーなんてまた妄想の世界に入ってしまった(笑)。

***

私は精神科医にこっそり「カールくんは私のことをカジュアル・セックス・パートナーと言ったらしいのよ。
カジュアル・セックス・パートナーはあっちなのに」とカールくんのデートの相手を見る。
精神科医はくすくす笑った。

***

食事が終わり、レストランを出ると、精神科医カップルの友達が外で待っていた。
待ち合わせをしたらしい。
その友達が思いっきりのゲイだった。
つまり、なよーなよーしていて、ポースがいちいちしなるおネエ系だったのだ。

精神科医は「ゲイであることを隠すように言うのを忘れた。こ、こ、これじゃ、カールのママにばれちゃうね」
と焦っていたが、カールくんのお母さんは普通に挨拶していた。
ドラマのエピソードになりそうな「オチ」つきだった。

カールくんのお母さんとカールくんはタクシーに乗って親子で仲良く帰っていた。
別れ際に、私はお母さんとハグした。

私のカジュアル・セックス・パートナーの役は終了!!
ゲイ友もストレートの役を終了!

果たして私たちは、助演女優賞そして助演男優賞はもらえるだろうか?
無理そうだが。

タクシーを見送り、私たちはゲイバーに向かった(笑)。

***

息子がゲイであろうが、ストレートであろうが、健康に育ち、自分で稼ぐようになり、
社会的にも自立していることは親としてはこの上なく嬉しいことなんだろうなぁとカール親子を見て思った。

しかし、私は自然に妊娠することは不可能なので、息子も娘もそう我が子を持つことはないと思われるが、
子供がいるということは生きる力をもらうことなんだろうなぁと思った。

子供欲しいなぁ〜。
母になりたいなぁ〜。

***

今日、子宮体癌の検査結果が出た!
医師から電話が掛かってきて、「異常なし」と言われた。
「イェーーーーイ」と叫んでしまった。
痛い検査だった。
これから何の検査もしなくていいのだと思うとほっとした。

でも、子宮頸癌の方は、必ず4ヶ月後に検査に来てくださいとは言われた。
軽度の細胞異常の現在、癌化しない確立は85%。
自然に消えてしまうらしいので、ウィルスに負けない免疫力をつけるのが今後の課題であ〜る。

***

 

ゲイメンがストレートの女性に恋をするのか??? 5月 6, 2009

カテゴリー Gay — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 11:58 pm

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***

ゲイマンがストレートの女性に恋をするのか???

という問いに2人のゲイガイズ、カケル青年とマルコスから「あり得る」という回答をもらったが、
私は納得できなかった。
それはないはずだ!!というのが今までの私の経験が言っているからだ。

ゲイは女性には絶対!!!!恋心を抱かない。

***

私は、LA在住のルームメイト氏にメールを出した。
「ゲイマンがストレートの女性に恋をするのか???」

ルームメイト氏の回答は次の通り。

「今まで会ったゲイメンの中で女性に性的にも恋愛的にも心を惹かれたゲイは皆無。
妻を愛していたが、それは深い恋愛感情とは全く違う感情で、メグミのことも愛しているが、申し訳ないが恋愛感情とは違う。友達のゲイメンからは女性と7年間も付き合い、そのうち3年間は一緒に住んで、しかも結婚していたなんで信じられないと言われるし、今となったら、もうそういうことはできない・・・」

***

ルームメイト氏の返事は私が期待した通りの回答だった。
ゲイがストレートの女性に恋愛感情を抱くことが可能ならば、それは全くのストレートの男性と同じわけだし、
私はこれまで悩む必要もなかった。

むむむむ〜〜〜、納得いく説明が欲しいとカケル青年と会うことにした。

***

チェルシーのゲイバーで会う。
2人きっりで。
他のゲイガイズがいると言語は英語になるし、それに話題が他にいったり、
妙に酔ってパーティー・モードになってしまうので、
最初は素面で話すのは重要なことだった。

「カケルくん、この間、野島伸司のドラマでゲイカップルの1人が女性に惹かれて関係にヒビが入った話をしたけど、覚えている?? カケルくんは、あり得るって言ったけど、本当にあり得るの?? ルームメイト氏に聞いたら、絶対ないよって言ってたよ〜」と私はカケル青年に聞く。少々詰めよった。

「覚えていますよ〜。あの時、ボク、かなり酔っていましたけど、あり得るって言ったのは、日本ならあり得るということなんです。あり得るというか錯覚ですね。日本はアメリカのようにゲイのアイデンティーが確立していないんですよ。ストレートの生活が当然だと思って暮らしているし、男性が好きなことは間違っていると思ってしまうんです。だから、女性を好きになって普通の生活をしなくちゃいけないって自分で暗示をかけちゃうんです。だから、野島伸司のドラマのゲイカップルの1人が女性に惹かれたのは、思い込みだと思います。それにボクはバイの存在って信じていないんです。女性ともできるバイって言えば、ストレートになれる可能性を含むから、ゲイである自分に対しての世間に対しての言い訳なんですよ。ボクは、女性とも関係が持てるんですよ〜!とアピールしたいんです、本当はゲイなのに・・・。アメリカじゃ、そのドラマ(Love Shuffle)のようにゲイが女性に恋してなんていうドラマは作られませんよね〜。ゲイのアイデンティーが確立しているから、そんなストーリー展開はあり得ないし、共感も得られないでしょうね。迷って女性に走るなんて・・・。ゲイは生まれながらゲイなんです!男が好きなんです!!!」

以下ネタバレ注意

菊りんの彼が自らの命を絶ったのは菊りんに責められたわけではなく、
女性を愛そうと努力をしたが、努力してどうなるものでもなく、そうゲイは生まれながらに
ゲイであり、己がゲイであることを再び自覚することに至り、この社会ではゲイとして生きていけない、
それもカップルなんてとんでもないし、両親にバレたら、親戚にも知られたらどうしようと
自らを追い込み、絶望して、脳のケミカルバランスが崩れて鬱になったからだと思う。

お互い精神科医ならば、アメリカに移住して、優秀なのでちょっと勉強すれば州の医師免許を取得し、
ニューヨークでゲイ専門のクリニックでも開業すれば良かったのに・・・
と思わずにはいられない。
死ななくて済んだかもしれない(ドラマの話だが)。

***

カケルくんと素面で話して私はすっきりした。
ゲイは女には恋心も抱かないし、性的にも魅力を感じない。

***

アメリカというかキリスト教の国は同性愛を禁止していた(している)。
禁止するということは、存在を認めていたから禁止できるわけで、なんで禁止しなくてはいけないのか
その詳細を熟知しているから、その理由を述べられ、ソドミー法という法律も作られる。
「アナル・セックス」は法律違反で、ニューヨーク州でも2000年代に入って撤廃された。
禁止だったからこそ、悪だったからこそ、良くも悪くも社会的に認知され、ゲイというセクシャリティーの
アイデンティティーの確立につながったと思う。

アメリカで、ゲイとトランスジェンダーを同じに考えるアメリカ人には会ったことはないが、
日本では「おかま」といえば、トランスジェンダーもゲイ(ホモ)もひっくるめて同じに考えられているように思う。
女性的な男性だ。

ストレートの日本人と話すとトランスジェンダーとゲイ(ホモ)を混同していて、私が大好きで、一緒に遊んでいるのはホモ、ホモというのは英語ではゲイと言って、普通に男の格好をしている人が普通に男の格好をしている人が好きな同性愛者のことを言うのだが、心と体が別々の性別のトランスジェンダー(ミスター・レディー)とは違うということを説明すれば納得してくれるのだが、一般レベルでの認識はアメリカのスタンダードで考えれば遥かに遅れていると言えるだろうし、日本的に言えば曖昧のままだと思う。

日本の社会にとっては、ゲイもホモもトランスジェンダーもバイセクシャルもいちいちカテゴライズしなくても
いいことなのかもしれないが、世界的な基準からみれば非常に遅れていると思う。

***

野島先生の脚本で、女に惹かれたりしない「普通のゲイ・カップルの話」のドラマが観られるようになるのは、
いつの日なのだろうか?
そんな日が日本に来ればいいなぁ。

lovekikurin
Love Shuffle。日本のセクシャリティーの今を観られるドラマだった!!

 

手と胸を通して感応したのは、一体なんだろう。 5月 5, 2009

カテゴリー Gay — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 11:58 pm

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***

つづく・・・と思わせぶりに書いたが、彼のアパートに行くことはなかったし、
マルコスもバーが閉店したら「じゃぁーまた来週ー」とあっさり帰ってしまった(笑)。
近所のゲイバーなのだが、カケル青年にちゃんとアパートの前まで送ってもらって私も無事に帰った。

またまた期待を裏切るようで申し訳ない。

***

ところで、カケル青年とマルコスに私はあることを場末のゲイバーで質問していた。
あることとは、最近、Love Shuffleという野島伸司脚本のドラマを観たのだが、非常に疑問に思ったことがあるのである。

lovekikurin
Love Shuffle。恋人を代えるスワッピングなトレンディー・ドラマ(死語!?)

*** 以下、ネタバレなのでご注意。****

精神科医の菊りんが、実はゲイで、「いや実は女もいけるバイ」という設定で、
菊りんの男の恋人が女性に惹かれて、2人の関係がぎくしゃくして菊りんは恋人を責めた・・・
というエピソードがあった。

「ええええ〜? ゲイなのに女性に心が惹かれる場合があるの?」
私は観ながら、あり得ない話ではないかと非常に疑問に思った。

ブロークバック・マウンテン状況つまり女性と結婚したけど、やっぱりゲイ!と自覚して
妻と別れるのはよく聞く話であるが、「ゲイなのに女性に心が惹かれることがあるのか??」。
この疑問は私がひとりで考えるより、ゲイのカケル青年とマルコスに聞くのが一番と
2人に質問してみた。
そして返ってきた回答は同じだった。

「あり得る」

***

「ええええ〜!!そんなことが・・・あり得るの!?」

2人の同じ回答に私はとっても驚いたが、そっかーとも思える。

セクシャリティーとは白か黒かとはっきり区別できるものではなく、
大きな「揺れ」があるのは私の体験からでも分かるからだ。

ゲイだからと言って女性とセックスできないわけではないし、楽しめるかどうかは別として。

私の知っているアメリカ人の白人男性のバイセクシャルは中学・高校寄宿舎生活を送り、
自然と性的なことは男同士でするようになり、卒業後は恋愛関係は女性(白人)だけで、
ゲイのように男性とは恋愛関係にならないが、アジア系のゲイの男性とは現在でもセックスをするという。

ストレートの性生活はある意味、思いっきり直線過ぎて面白みがなさ過ぎかもしれない。

カケル青年の言葉を借りると「多少でも女性と関わりのあったゲイだったら、ある時、女性に惹かれることもあり得えます」(カケルくん、これでいいのよね?)

マルコスは「ボクはキミが好きだよ。これが証拠だよ」
と、アンタ、酔ってんでしょう?の発言をするが、カケル青年とマルコスという2人のゲイメンが言っているのだから、野島先生は適当に書いたわけではないと疑問に思ったことを反省。

***

私はマルコスに「私は外見は女だけど、ゲイマンのTOPだからね〜。私のボトム・ガイになってくれるなら(セックスするのを)考えてもいいぃ〜」と言った。

そこでマルコスは「メグミのサイズはどれくらい?」と聞いて来た。
もちろん私には立派なものはないので、それを承知で彼は私に質問した(笑)。
そして彼の元彼氏はイタリア人のゲイ・ポルノ・スターでなんと9インチ(約274mm)で、
「ボクはサイズ・クィーンなんだよ」という話になったのである。

***

翌日、マルコスからメールが来た。

「キミの胸を触ってから、何年もずっと忘れていた感情を思い出した。
キミはボクの眠っていた感情を引き出してくれた女神だ。
キミはボクの日常の煩わしさから解放してくれて、仕事の辛さを忘れさせてくれた。
感謝している。
週末、会えるのを楽しみにしている。」

分かるような分からないような内容だが、私の胸に触ってから何かに目覚めたということだろうか。
マルコスの手と私の胸を通して、お互い何か(友情!?)を感じたのは確かだ。
その証拠に私もジンジンとしたわけだし、彼もメールを送ってきた。
ストレートだったら上記のようなメールは絶対送ってこないだろうなとも思う。

ゲイメン・TOPとしての私に惚れたか!?
それは冗談として、仲の良いゲイ友がまた1人誕生した!

 

同じ過ちを犯すのだろうか? ジンジンする夜。 5月 4, 2009

カテゴリー Gay, I ♥ NY — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 11:01 pm

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***

ここのところ、ずっーーーーーーーーと日本語を話さない日々が続いている。
話すのは日本にいる母とだけ。
日常話すのはアメリカ人ばかりだし、ゲイ友もアメリカ人&外国人でコミュニケーションは英語が99%だ。
こいういう状況はニューヨークに来た当初の憧れたっだのだが、
いざこの状況になってみると日本語が無性に無性に無性に話したくなる。

***

ニューヨークに来たばかりの頃、アメリカ人が何言っているのか全く分からず、
英語の洪水に溺れそうになり、慣れない言語が脳に入ってくるので脳が疲弊し、
脳を休ませるために脳のシャットダウン機能が働いたのだろう、しばしば寝込んだ。

そういう事態に比べれば、このアメリカ人つまんないことを言っているとか、素敵な言葉を使うわ〜
ぐらいは分かるようになってきたし、英語を話しているから崇高な事を言っていると思っていた
日本時代とは雲泥の差で理解できるようになったと思う今日この頃だが、
私はかなり大人になって(笑)ニューヨークに住み始め、子供のようにスポンジに吸収できる脳ではないし、
勉強は苦手で全く優秀ではないので、素晴らしく英語が話せて読み書きができるわけではない。
しかし、唯一備わったのは、間違っていも全然気にしない度胸である。

それに私が理解できない事は、アメリカ人にも理解できないらしく、
つまり日本語でも、日本語なので分かるけど話す内容が意味不明という場合があるが、
それと同じであることが多々あることが分かるようになった。
私の問題ではなく向こうの問題なのである。
私は極めて凡人で学力も人並み以下なので、こうなるまでは約10年という月日がかかった。

でも、やはり物を考える時は日本語だし、本を読むのも日本語の本ばかりだ。

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「あーーーーーーーーーー、無性に日本語が話したい!!思いっきり、しゃべりたおしたい!!!」
ともやもや〜と思っていたところ、日本人のゲイ友カケル青年から「遊びに来ましょう!!」のテキストが!!

近所の場末のゲイバーで会うことになった。
週末は場末から人気のスポットになる近所の場末のゲイバー。

カケル青年と会って、「きゃぁ〜〜〜〜」とカケル青年を抱き締める。
「嬉しいぃ〜!カケルくん、ひさしぶりぃ〜〜〜」と何度も抱き締める。
ほっぺにもちゅーする。
カケル青年に会っても嬉しかったが、日本語が話せる喜びも大きかった。

ビルや他のゲイ友がいたが、私たちの日本語会話に「おおお〜〜〜〜」と驚いていた。

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ビルのグループ以外のゲイ友グループも週末には「場末のゲイバー」に来る。
すっかり(笑)それぞれのグループと顔なじみになり、いろんなグループをカケル青年とはしごをする。
あっちへ行って話して踊って、こっちのグループに行って話して・・・というかんじだ。
カケル青年は「まぁ〜〜〜、かわいい!食べたい」と言われ、入れ墨のお兄さんから頭をかじられ、
本当に食べられていた(笑)。

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最近仲良くなったゲイ友マルコスと彼の友達ピートも来た。
ピートはナイス・ボティーで長身で白人でハンサムで隣にいるだけで自慢になる人物だが、非常に無口だ。
ゲイなのに無口と言ったらステレオタイプと怒られるかもしれないが。
しかし、「ナイス・バディーを触らせて〜」とお願いすると「マルコスのお尻を触ったらOK」という冗談も言ってくれて、「スリーサム(英語では3Pとは言わない)だ〜」と口にしながら、カケル青年と2人で触りまくる。

マルコスは今度、結婚するのではなく、既に結婚していて奥さんを祖国フィリピンに残して、
ニューヨークに来たという。
超酔っぱらいだったので、そんな風に話を覚えていたのか自分でも定かではない。
それとも彼が酔った勢いで、わざとドラマを仕立てようと、でまかせを言ったのか分からないが、
私は今回は全く酔っていなかったので(お酒を飲んでいなかった)、明確に彼の話を覚えている。

結婚生活は3年だったという。
その結婚生活で自分は男が好き!ゲイであることを自覚。
結婚していたのは20代の時で、フィリピンを離れて10年上も経ち、離婚を申し出ているが、
妻は応じないという。

そんな話しをしつつ、マルコスが私の胸を触った。
カールくんも酔っぱらうと私の胸を触ってくるが、ただ触っているという感じで、
情緒も愛情も欲情も全く感じられない。
時々、掴まれる場合もあり、非常に痛みを伴うので、真剣に「止めて〜」と言うが、
マルコスの場合は「もっとして〜。あ〜〜〜ん」と言いたくなるくらい「感じた」。
3年という結婚生活が彼に女性の胸の扱いを学ばせたのだろう。

「今夜、キミと・・・メイク・ラブしたいなぁ。妻しか女性はしらない。2人目の女性はキミだよ」
とマルコス。
女性との経験は1人でも男は★の数ほど経験しているのだろう。

話の途中で、マルコスの元彼氏はイタリア人のゲイ・ポルノ・スターで
なんと9インチ(約274mm)だったと言っていたし、
「ボクはサイズ・クィーンなんだよ」と豪語していた。

※サイズ・クィーンとは大きいサイズにこだわるゲイ。
どこの大きさかは敢えて言わなくてもお分かりになるだろう。

ところで、このパターン、まるでルームメイト氏!!!
やばい。
元妻帯者→立派なゲイ→セックス→恋に陥る

カケル青年から「女性と縁があったゲイにもてますね〜。でも注意してくださいよ」と言われるが、
また胸をやさしく触られ、ジーンと子宮が反応する。
もてるというよりは、彼らがかつて経験した女性をひさしぶりにぃ〜というゲイもストレートの枠を越えて
単純に男の性欲のなせる技ではないだろうか。

今夜、このままマルコスと・・・。
しかし、彼はゲイ・・・
同じ過ちを犯してはならないとは自覚している。
でも、一夜限りならば・・・。
そう自分で割り切ればいいのではないだろうか。
胸を触られ、ドキドキ、ジンジンするなんてことは滅多にないのだから。
癌かもしれないし、二度とこういうチャンスはないかも。
ストレートの男性よりも遥かに魅力的なマルコス・・・。
悶々もやもやする。

(つづく)