Deeeeep! New York! 2009

〜林檎の芯〜 ゲイメンと一緒にいる時が至福の時。ゲイガイズとの交友の記録!

待ちに待った合コンの朝、私を待ち受けていたのは・・・ 2月 26, 2009

カテゴリー Dating デート, Holding Hands and The City — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 11:50 pm

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***

待ちに待った合コンの朝。

ニューヨークの朝は日本の朝のように寒くない!
セントラルヒィーティングがあるので日本のあの布団から出るのが辛いということがない。
外は極寒でも中は常夏のハワイなニューヨーク。
全身、顔になってくれたら・・・と願った日々が懐かしい。
(つまり、顔は布団から出していても寒くないからなのだが)

拙ブログを通じて知り合った大和撫子いろはさんの紹介で
日本男児と約2年ぶりで合コンすることになった菊楽恵。

朝、目覚めて、「きゃぁ〜、今夜合コンだ!」と枕を抱き締めた。
その瞬間に首からピキピキと痛みが流れるように頭にかけて激痛が走った。
これまでの人生で経験したことのない痛みの流れ。

これって、もしかして脳溢血・・・。
まだまだ生きなきゃ行けないし、合コンを前に命を落とすなんて・・・。
と薄れゆく意識の中で・・・と思ったが、意識は薄れるどころか痛みで眠気は吹っ飛んだ。

そろりそろりと起きる。
首に手を当て、回そうしたが、動かそうとすると痛い。
非常に痛い。

寝違いの症状、そのもの。

嬉しさのあまり、枕を抱いて首を捻挫してしまったらしい。
なんと情けない。
普通に生きられない自分の運命を呪った。

が、運命を呪っている場合ではない。
子供の頃の遠足以上に、この日を楽しみにして来たのだ、首の痛みぐらいで
キャンセルしてなるものか!!

女の執念である。

(つづく)

 

去らない、逃げない安心。DVの渦。 2月 25, 2009

カテゴリー Gay — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 5:36 pm

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ルームメイト氏のハウスメイトの一人、タイラーが引っ越したとメールがあった。
タイラーは出て行ったのである。

彼氏が出来て、一緒に住むようになったのか、それとも故郷に帰ったのか、理由は不明。
ルームメイト氏に聞いても返事がなかった。

ルームメイト氏のプールの管理をはじめ、お家の修理をしていたタイラー。
テキサスからLAに移り住んだが、仕事はずっと見つからなかったようで、
お家のことをしてくれるからとルームメイト氏は約10ヶ月間、家賃を請求しなかった。

昨年、サンフランシスコで会った時に、ルームメイト氏がタイラーの言うことだけに耳を貸し、私の意見などは無視されて、タイラーの言いなりになっていたことに腹を立てた。

ルームメイト氏に聞くと「彼のやりたいことに添うことが家のことをしてくれるタイラーへの
感謝の気持ちを表すことだと思っているから・・・」と言いなりの理由を答えたが、家賃がタダだけで十分じゃないかとそんなも自分というものがなさ過ぎるルームメイト氏に私は呆れたのも確かだ。

***

「ハウスメイトを募集するんだけど、どうならない?LAに来て、いっぱい子供を産んで
一緒に育てるのはどう??」とルームメイト氏から言われた。
カリフォルニア州で人工授精により8つ子が生まれたから、ルームメイト氏は冗談で、
そんなことを言ったのだと思うが、アホな私は嬉しくなってしまったのも事実。

DVボーイフレンド、セバスチャンがもう一人の父親になるのは嫌だが、
ルームメイト氏と彼のパートナーと私と子供達と暮らす「夢」を再び描いてしまった。
ホント、懲りていない。

最近、婦人科に行き、医師にこう言われた。
「人工授精をするのは早く決断した方がいい。32歳の2年後と今のあなたの2年後は全く違うのよ。
個人差はあるけど、体はもう若くはないんだから・・・」。

分かっているけど・・・だ。

***

ところで、ジャスティンから電話があった。
ジャスティンはルームメイト氏とは会ってないどころか、一切連絡を取っていないという。
しかし、ルームメイト氏のお母さんとお姉さんには会っているとのことだ。
お母さんもお姉さんも恋人セバスチャンの怒りがコントロールできないことは知っていて、
なんとルームメイト氏もセバスチャンの影響からか暴力的になっているとジャスティンに言ったらしい。

「前の奥さんの方がいいって言っていた。お母さんもお姉さんも彼女のことが恋しいってさ」
とジャスティン。
現恋人セバスチャンは前の奥さんの影が消えないくらい悪い男なのだろう。
そりゃそうだ、DV暴力男だもの。
私が前妻のイメージを消してあげるわ!と言えないのも悲しいなぁ~と思う自分も悲しい。

ルームメイト氏もセバスチャンのことは愛してはいないが、行くところもないし、頼れるのは私だけ~と思っている。
DVの渦にはまっている。

無職だし、住むところもない男だから、前妻のように自分から離れて行くことがない
・・・という安心感で一緒にいるに違いない。
安心は何ものにも替えがたいのは分かるのだが・・・。

タイラーが去り、セバスチャンとの家庭作り・・・はどうなるのだろう。

 

一般人には政治家の言葉よりも有名人の言葉が響くのである。 2月 23, 2009

カテゴリー Gay, 映画は異次元 — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 11:57 pm

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日本の映画がオスカーの外国映画賞と短編映画賞に輝き、その話題で持ち切りだと思う。
が、我が祖国日本の快挙も嬉しいのだが、MILKが脚本賞と主演男優賞に輝いたことが非常に嬉しい。
ミッキー・ロークにも取って欲しいとは思ったが、ハーヴィー・ミルクを演じた
ショーン・ペンが主演男優賞に選ばれたことは大変意義があると思う。

***

実は、昨夜、私は用事があり、オスカーの生中継を観ることができなかったのだが、
カケル青年がMILKが脚本賞に輝いた事をケータイにテキストを送ってくれて教えてくれた。
カケル青年はMILKを確か3回は観ており、しかも
MILKの脚本家ダスティン・ランス・ブラックを招いて話を聞くというューヨークタイムズの公開講座にも行っている。
そして本物の姿を見たカケル青年は「ダスティンが格好良い!格好良い!付き合ってと言われたら、付き合いたい」と言っていた。
ダスティン・ランス・ブラック氏はゲイであることを公言している。
34歳。
若くて才能がある。そして、かわいいぃ〜。

私はライヴで観る事はできなかったのでyoutubeで鑑賞。
ダスティン・ランス・ブラックの受賞スピーチが感動的だった。
涙が出た。
私はゲイではない。
当事者ではないが、彼らの幸せと平等に扱われる日を願う者のひとりとして涙をこぼさずにはいられなかった。

既にご覧になっているとは思うが、ダスティン・ランス・ブラックの受賞スピーチをどうぞ。

***

スピーチを抜粋し、下手くそだが訳してみた。

When I was 13 years old, my beautiful mother and my father moved me from a conservative Mormon home in San Antonio, Texas, to California, and I heard the story of Harvey Milk. And it gave me hope. It gave me the hope to live my life; it gave me the hope that one day I could live my life openly as who I am and that maybe even I could fall in love and one day get married.

Most of all, if Harvey had not been taken from us 30 years ago, I think he’d want me to say to all of the gay and lesbian kids out there tonight who have been told they are less than by their churches, or by the government, or by their families, that you are beautiful, wonderful creatures of value. And that no matter what everyone tells you, God does love you, and that very soon, I promise you, you will have equal rights federally across this great nation of ours.

私が13歳の時に、テキサス州のサン・アントニアの保守的なモルモン教の家庭からカリフォルニア州に引っ越しました。(wikipediaによると母親が再婚した)。そしてハーヴィー・ミルクの話を聞いたのです。それは私に希望を与えてくれました。私の人生を生きるという希望を与えてくれました。いつか本当の自分を隠さないで生きることができて、誰かに恋をして、いつの日か結婚できるかもしれないという希望を与えてくれたのです。

いちばんに、もしハーヴィーが殺されていなかったら、私にこう言って欲しいと思うのです。
教会から政府から家族から蔑まれていますが、
今夜、全ての若いゲイとレズビアンは、あなた達は美しく、素晴らしい、生き物(人間)としての価値があるのです。
誰がなんと言おうと、神はあなた方を愛し、私は約束します、間もなくあなた方は連邦政府によって国中、同等の権利を持つことできるということを。

***

ショーン・ペンの受賞スピーチにも感動したのは言うまでもない。
合間にダスティン・ランス・ブラックの涙ぐむ姿と涙は見せていないが、ガス・ヴァン・サント監督の喜びと感動を噛み締めている表情が映し出された。

ダスティンの涙ぐむ姿に萌えてしまったのは私だけはないはず。
かわいいぃ〜。
カケル青年が騒ぐ気持ちもうなづける。
ところで、オスカー受賞式が行われたコダック・シアターのアンチ・ゲイの団体がプラカードを持ち、抗議行動をしていた。ニューヨークのゲイ・プライドでも「ゲイは地獄に堕ちる」と叫んでいたが、彼らは余程、暇なのだろう。
ゲイバーの楽しさを教えてあげたいくらいだ。

***

スピーチを抜粋して、下手くそ訳をつけてみた。

“You commie, homo-loving sons of guns, I did not expect this, and I want it to be very clear that I do know how hard I make it to appreciate me often.”

“I think it’s a good time for those who voted for the ban against gay marriage to sit and reflect on their great shame and their shame in their grandchildren’s eyes if they continue that support. We’ve got to have equal rights for everyone.”

共産党のあなた、ホモを愛する皆さん!とショーン・ペンは開口一番に言った。
・・・これっていいのかしたら?と思ったが、アメリカ人の友達に聞いてみたが、ハリウッドはその昔、共産党がたくさんいたからで、sons of gunsというのはa son of a bichの複数形で、「ホモサポーターのみんなぁ〜」という軽い感じだそうだ。

 「同性婚を禁止することに一票を投じた人たちには座って、自分の恥ずかしい行いをじっくり考える良い機会だと思う。同性婚禁止を支援し続けるなら、あんたらの孫の世代に恥ずかしい思いをさせることになるんだ。
みんなに同権を」

***

ミッキー・ロークに主演男優賞を取って欲しいと思った。
ショーン・ペンは既に主演賞を獲得しているし、いいんじゃないかなぁと
プライベート生活が奇妙なミッキー・ローク個人を応援したいと思ったのだ。

しかし、ハーヴィー・ミルクを演じたショーン・ペンが受賞することは、
彼の演技に対して賞が授与されたこと以上の意味があると思う。

カリフォルニア州で市民投票によりゲイの結婚が禁止されるかもしれない!
そんな投票結果になったのは信じ難いことだった。

自由で進歩的なイメージのあるカリフォルニア州。
私が知っているカリフォルニア州在住&出身の人たち、ジャスティン、ルームメイト氏、そしてカールくんは、みんな明るく、前向きでフレンドリーだ。

黒人の大統領を選ぶ一方で、ゲイ結婚は禁止。
民主主義を戦争までして押し付けるアメリカがすることではない。

***

一般人にはスターの言葉が響くのである。
ショーン・ペンの言葉は誰もが耳を傾ける。
どんなに先生が言っても聞かない場合でも有名人の言葉は鶴の一声である。
皮肉っているようだが、私も含め人間とはそういうもので、そういうことで人々の認識が高まればいいと思う。
例えば、無名のゲイ活動家が叫んでも誰もストレートの人々は耳は貸さないが、ビート・たけしが「ゲイの結婚認めろよ」と言った方が、絶大であるように。

 

今夜はオスカー・ナイト。短編映画賞を予想してみた。 2月 22, 2009

カテゴリー Movie 映画鑑賞, 映画は異次元 — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 4:11 pm

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カケル青年から、映画館IFC CENTERで、オスカー・ノミネートの短編映画が上映されると教えてもらった。
去年はこの時期、日本に帰っていたので観ることができなかったが、毎年、オスカー・ノミネートの短編映画を鑑賞するのは私の恒例行事になっている。私自身、短編映画自主製作に関わっているので、どんな作品がオスカーのノミネートになるのか大変気になる。
刺激にもなるし、勉強にもなる。

そして、ついつい考えてしまうのがズバリ、お金だ。
どれくらいの費用で撮影したのかが気になってしまう。
インディペンド(英語にすると響きは格好良いが自主制作だ)は、まさに名前の通り、自主でする映画なので
お金は自分で出さなければならない。
Yahooの辞書から:自主とは・・・他からの干渉や保護を受けず、独立して事を行うこと。
オスカーにノミネートされる短編映画は個人で出せるお金では到底無理な設定や機材を使っているので、つまり企業や基金から助成金が出ている作品ばかりである。

ところで、ニューヨークは非常に嫌なことやムカつくことも多々あるが、全然王道ではない短編映画を観られるという貴重な機会を得られるという文化的に素晴らしいところである。

***

下記が、今年のオスカー短編映画(実写版)のノミネートである。
あらすじを書いているが、ネタバレなのでご注意を。
邦題は私が勝手につけたので、アシカラズ。
最後に、予想もしてみた。

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auf
AUF DER STRECKE (ON THE LINE)
『あなたを見つめて』
Germany, Switzerland/30 mins/2007
Director: Reto Caffi

デパートの警備員は、本売り場の女性に恋をしている。
監視カメラで彼女を追う日々。
彼はロシアからの移民だ。
帰りの電車もチェックして一緒に乗り合わせるようにしている。ある時、大好きな彼女が彼氏連れで
乗ってきた。面白くない警備員。表情は嫉妬にかられている。
すると彼女と彼氏は車内で大げんかして彼女は電車を降りてしまった。
その様子を見ていた若者4人が彼氏をからかい始め、喧嘩になる。4対1では彼氏が形勢不利なのは明らかだ。
警備員は助けもぜず、電車を降りる。
翌日、地下鉄で男性が撲殺されるという事件が報道され、被害者は書籍売り場の彼女の「兄」だった・・・!!!

***

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NEW BOY
『ルワンダからの転校生』
Ireland/11 mins/2007
Writer/Director: Steph Green

ルワンダから転校生がアイルランドの小学校に来た。
悪ガキがやたらちょっかいを出す。
おませな女子が助け舟を出すのだが、からかいは止まない。
ルワンダからの転校生の父親は小学校の先生だったが、反政府軍の兵士に殺されてしまった。
それも彼の目の前で・・・。
ロディー・ドイルの短編小説が原作。

***

spielzeugland
SPIELZEUGLAND(TOYLAND)
『おもちゃの国』
Germany/14 mins/2007
Director: Jochen Alexander Freydank

1942年ドイツ。隣に住むピアノの先生の家族はユダヤ人だ。
先生の息子と大変仲が良く、一緒にピアノの連打をするドイツの少年。
お母さんは言う「お隣さんは、『おもちゃの国』にいつか旅立つのよ」
少年は「ボクも一緒に行きたい。ずっと一緒にいるって約束したんだ(隣の少年と)』
お母さんは「あなたは行けないのよ。テディベアもいるけど大きくて恐ろしいんだから!」と言うが、
少年は小さな鞄に旅支度をする。
ある朝、母親は息子がいないことに気付く。お隣もナチスによって連行されてしまった後だった。
息子は隣のユダヤ人家族と一緒に行ってしまったのか・・・?

***

thepig
GRISEN (THE PIG)
『豚の絵』
Denmark/22 mins/2008
Director: Dorte Hogh

腸にあるポリープの切除のため入院した老人。
さみしい病室、手術の心配でバーバスになっている。
壁を見ると、豚の絵がある。
豚がジャンプしている絵だ。
かわいらしく、ひょうきんな豚。
豚の絵を見ると、つい笑顔が出でしまう老人。
ポリープ切除後、もしかしてガンの可能性がと医師に言われ、ショックを受けるが、
豚の絵を見ると心がなごんでしまうのだった。
しかし、翌朝、目を覚ますと、豚の絵がなくなり、隣には新しい入院患者が入って来た。
大挙してお見舞いにくる。お隣さんは、イスラム教徒だった・・・。

***

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MANON SUR LE BITUME (MANON ON THE ASPHALT)
『私がこの世で最後にしたこと・・・』
France/15 mins/2007
Writer/Directors: Elizabeth Marre, Olivier Pont

マノン(20代後半か30代前半の女性)はボーイフレンドに会うために自転車に乗っている。
しかし、車に轢かれてアスファルトの倒れる。

私は死ぬ・・・。
同じアパートの友達がきっとみんなに連絡してくれると思う。
部屋が片付いていないままだった。
友達と最後にディナーをしたのは、
最後に雨に打たれたのは、
恋人と最後に愛を交わしたのは・・・。
最後にお母さんと話したのは、まさか死ぬなんて思ってもみなかったから
こんなそっけなく冷たいことを言ってしまった。
「今、出掛けるところで忙しいから。電話切るね」。
お母さん・・・。
マシュー(恋人の名前)、待ち合わせに行けない・・・。

***

オスカー受賞予想!

ノミネート作品はアメリカの作品は全くなく、ドイツが2作品で、ヨーロッパのみ。
ナチスドイツSPIELZEUGLAND(TOYLAND)は当時の列車も登場し、
お金がかかっているなぁ〜とついついセットの事ばかり考えてしまった。

女性監督のMANON SUR LE BITUME (MANON ON THE ASPHALT)は、
やはり女性として心に響くものがあり、私が死ぬ瞬間も彼女と同じようなことを思うんだろうなと思った。
私が死ぬ時に、愛する男性がいればもっと劇的にロマンチックになるのだろうが。
個人的には、MANON SUR LE BITUME (MANON ON THE ASPHALT)にオスカー受賞と思いたいのだが、やはり政治的な内容が強い方が受賞する傾向にあるので、
イスラム教徒が登場しているデンマークの映画、GRISEN (THE PIG) か、
ルワンダの難民の子供の主役のNEW BOY、そしSPIELZEUGLAND(TOYLAND)の3作品からだろうかと思ったが、ドイツ映画のAUF DER STRECKE (ON THE LINE) にオスカー像が行くと思う。

 

赦し・・・。懺悔のその後。 2月 21, 2009

カテゴリー Gay — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 6:43 pm

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私の近所のゲイバーは、ヘルズ・キッチンのおしゃれなゲイバーとは対極のところにある場末感が漂う寂れた
ゲイバーであるが、なぜかバーテンダーが粒揃いなのである。

その中1人は思いっきり私のタイプだ。
長身(185cm)で、金髪で碧眼の男性だ。
仕草もかわいい。
ルームメイト氏を彷彿させる。
遠くから眺めて美しさを堪能していた。

金髪碧眼はBORING(つまんないぁ〜い)と言う人もいる。
日本のおじさまが求める美女といえば、金髪碧眼!
大和撫子が考える王子様の姿も金髪碧眼。
私も金髪碧眼が好き!と公言するのは
いかにも日本人が考える「美」の典型過ぎて、気恥ずかしいというか、
非常に憚れるのであるが、ルームメイト氏のブルーアイは誰もが美しいと賞賛するし、
「やっぱり好き」と心が反応してしまうのだから仕方がない。

私が懺悔したいと心から思ったことをしてしまった先週の夜に遡るが、
ビルくんが金髪碧眼のバーテンダーを私を紹介してくれた。
彼の名前はウェイン。
私が日本人だと分かると、「ボク、YAOIが大好き!!」と想像もしていなかった言葉が
彼の口から発せられた。
アメリカ人の腐男子だったのだ。
NIPPON LOVEで、新宿二丁目には2回訪れたという。
意外や意外の展開で驚いた。
私は日本やアジアに全く興味のないアメリカ人に違いないと決めつけていた。

私は「きゃぁ〜」と小躍りした後、「私のゲイ・ハズバンドになってください!」とお願いしてみた。
もちろん、この時点でお酒が入っている。
友達ではなく、「夫」(ハズバンド)という言葉が出たのは、
仲良くなりたいと思ったからだ(アホだ(笑))

「OK! マイ・ワイフ〜」
ケータイ番号を交換した。
引かれることなく、快諾!
ノリがいい!!

それから、私の新しいゲイ・ハズバンド氏は、ワインを注いでくれた。
しかもお金は受け取らなかった。
契りの杯か(笑)。

遠くから見るだけでいいぃ〜と思っていたバーテンダーが大の日本好きと分かり、
ゲイ・ハズバンドとして友達になり(ゲイ友100人の目標にまた一歩近づいた!!)、それにただワイン!
私の脳はパーーンと弾けてしまった!

***

弾けた後、更に弾ける要因になる私にとって魅力的なものが私の周りにあり、
まるで天井知らずの物価高騰のように私の魂は天高く上ってしまった。

そこからの所業の数々について、赦しを請いたいと思ったのである。
今、冷静になってみれば、そんなに大げさではないかもしれないが、
大騒ぎした後の落ち込みが罪悪感を発生させたのだと思う。

つまり、以下の方々と激しく熱烈な接吻をした・・・。
した・・・だけなら赦しを請わない。
無理矢理、舌をねじこみ奪ったのであ〜る(汗)
それも何度も何度も。

・美しいレズビアン(白人女性)
・プロレスラーのようながたいの良い白人ゲイメン3人(丁度、ミッキー・ローク主演の「レスラー」を観賞後で、かなり影響されていた)
・ゲイ・ハズバンドの友達でゲイのダミアン
・ビル

全員ゲイの方々である。

止めろ!と突き飛ばされることもなく、皆様、受け入れてくれたのだが、
欲求不満の性的に満たされていない女がゲイの方々を陵辱したようなそんな罪深い気持ちになった。
それに、私の中で、ゲイガイズと寝たい!(セックス)したいという気持ちがあることに気付かされ(って、前から何度も発言しているとは思うが)、それは興味本位なのか、私は何を求めいているのか分からなくなり、苦しく悲しくなった。
『ダ・ヴィンチ・コード』のシラスのようにセルフ拷問道具を身につけ、欲望を痛みで制すればいいかもしれないと思った。
isilas
映画『ダ・ヴィンチ・コード』から。シラスのセルフ・拷問道具の数々は誰もが見るだけで痛かったと思う。

ストレートの男だったら同じようなことをするか?
するかもしれないが、そういう機会があるような所には行かない時点で、したいとは思わないだと思う。
ゲイの方々がトリガーとなり、私の魂が天高く飛んでしまったのであ〜る。

***

ビルに後日、会った時、「面白かったよ!」と言われ、
ゲイ・ハズバンドからは「マイ・ワイフ」とテキストが来て、私は赦されたと思った。
神はいた。

性懲りも無く、またゲイバーに出掛けた・・・(笑)。

それにしても大騒ぎした後の非常な疲労感と罪悪感・・・は心のバランスの成せる技なのか。

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懺悔(confession ) 2月 19, 2009

カテゴリー Gay — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 12:50 am

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浅はかな考えだと分かっているが、カソリックの懺悔(confession )は素晴らしいシステムだと思う。
自分が犯した罪を神父に告白し神の許しを請う。

カールくんの親友でLAから傷心旅行に来たフランクは滞在3日間に3人のゲイガイズと性的なことをした。
LAから彼が電話を掛けて来た時に、「教会に行って懺悔しなくては・・・」と言っていた。
フランクはカソリック教徒である。
毎週、教会に行っている。

***

神の前で懺悔をすれば、犯した罪は消えるのだろうか。

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イタリア系アメリカ人の女友達に、「カソリック教会に信者でもないのに懺悔しに行くことはできるの?」
と聞いてみた。
彼女は熱心なカソリック教徒ではないが、カソリック教徒の家庭に生まれ育った。
「OKだと思う。でも最後にいつ懺悔に来たか聞かれると思うよ」
「じゃ、1週間前に来たと嘘言ってもいいかな」
「いいんじゃない」

嘘も罪だ。
罪を懺悔するためにさらに罪を犯すことになる。

神父は懺悔を聞いた後に、聖書のどこどこを読みなさいとか、
社会奉仕をしないさいとか、罪の度合いによってすべきことを指導してくるらしい。

懺悔をした後に十字を切らなければならないらしいが、私は仕方を知らない。
彼女から十字の切り方を教えてもらった。
TOPからBOTTOMに、そしてLEFTからRIGHTに右手を動かし、両手を組む。
アーメンと言うのを忘れてはいけないよと念を押された。

***

その友達から「どうしてそんなに懺悔をしたいの?何をしたの?」と核心を突かれる質問をされる。

「え〜と、いつものようにゲイバーに行って、お酒を飲んで・・・。
覚えているんだけど、逆に覚えているから素面になって苦しむようなことをしてしまった・・・」

「懺悔したいくらい苦しむって、酔った勢いで誰かとセックスしたの?もしかしてえ~、ゲイメンと?」
「う〜ん、そ、そ、それはないんだけど・・・、セックスというか・・・」と言葉を濁した。

***

わざわざカソリック教会に行き、信者でもないのに懺悔室の中で神父に犯した罪を告白して懺悔をしたいと思ったのは、誰かに、その夜、私がした所業の数々を告白して、罪悪感から解放されたかったからである。
人間は背負っているものを話すと楽になる。

友達には言いたくないし、ゲイ友にも言い難し、私のことを全く知らない他人ならば・・・
と安易だと言われるだろうが、そう思ったからだ。

お酒を飲むと激しく飛んでしまうアル中体質を呪いつつ、二度とこんな経験をしないためには
断酒しかないと思いつつ、ゲイが大好きな自分と女性を受け入れてしまうバイではないゲイガイズの存在が
私の懺悔の原因である。
でも、具体的に何をしたかはここでは懺悔(告白して犯した罪の許しを請う)をしたいが、まだできない。
いい加減、毎度、毎度、同じ過ちを犯す私って・・・。
誰か抱き締めてください。
あ〜〜〜(両手を組み天を見上げている私)。

***

神様(もし、いるのならば)、罪深いアル中女を助けてください。

マドンナのLike A Prayerが私の頭の中で流れている。

 

私たちを離婚させないで!カリフォルニア州の同性婚禁止のその後。 2月 17, 2009

カテゴリー Gay — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 10:55 pm

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まずはこのビデオを観て欲しい。

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ストレートの女友人からメールが送られて来た。
それは、署名を求める内容のメールだった。
何に署名を求めているのかというと・・・、

昨年11月アメリカ大統領選挙と同時にカリフォルニア州の市民投票で決議されたPROP.8(同性婚禁止)。
今後の同性婚を認めないばかりか、既に結婚した1万8千人組は合法ではないので結婚を認めないというのだ。
カリフォルニア州政府が法の下で認めたにもかかわらずである。
3月5日に州の最高裁判所で実際に意義を唱えることができる。それから90日以内に1万8千人組の結婚が有効か無効かが決議される。

もしかしたら、1万8千人組の結婚は無効になってしまう。
そんなことが許されていいのか。
それに賛同するのなら、抗議する手紙に署名して欲しいというキャンペーンである。
The Courage Campaignというカリフォルニア州の団体が主催している。
サイトはこちら。

上記のビデオDon’t Divorce me!はこのキャンペーンのために1万8千人組のゲイ婚姻カップルと家族、友人から寄せられた写真とメッセージで製作されている。

嫌いになって離婚するヘテロ・カップル。
政治に翻弄されて一度した結婚を無きものにされてしまうホモセクシャルのカップル。
そこには当事者の意志などない。
これが民主主義の国なのか?

***

1万8千人組の結婚は無効にするべし!を提議したのはケネス・スター。
この名前、どこかで聞いたことがある。
むむむ〜。

遡ること1998年、当時のアメリカ大統領ビル・クリントンとホワイトハウスのインターン、モニカ・ルインスキーと「不適切な関係」にまつわるあのスキャンダルで、クリントン大統領を偽証罪で弾劾したスター特別検察官である。浮気も許さないし、嘘も許さない、同性愛者の結婚なんてとんでもないという、人間味のないかなり変わった方のようである。

***

もう一度、どうぞ。

 

逆整形の男 2月 17, 2009

カテゴリー Movie 映画鑑賞, 映画は異次元 — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 12:29 am

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***

今度の日曜日はオスカーことアカデミー賞の発表である。
ガス・ヴァン・サント監督作品のMILKはたくさんの賞にノミネートされた。
主演のショーン・ペンは主演男優賞にノミネートされ、監督自身も監督賞、そして編集賞、脚本賞に衣装デザイン賞に作品賞にもだ。

実在したゲイの政治家MILKの事実を基にした映画で、しかもゲイであることを公言している映画監督ガス・ヴァン・サントのMILKが作品賞に選ばれたならば、ゲイの歴史において新たなチャプター(賞)が始まる快挙であると思う。

ゲイ・パワーの存在は見過ごせないものになっている昨今、MILKが何れかの賞を取るのは当然のような気がする。

ところで、今年のオスカーで私が注目しているのは実はMILKではない。

***

近所の映画館で “The Wrestler”『レスラー』という映画の予告編を観た。
わずか数分の予告編だったが、若くない中年を過ぎたどさ回りのレスラーの悲哀がひしひしと伝わり、
胸にぐっと来た。
私も自分の老いを意識し始め、衰えに怯え、若いままではいられないことをひしひしと感じている今日この頃、
オヤジ・レスラーに共感した。
公開されたら絶対に観に行くぞと誓った。

演じる俳優は見るからにプロレスラーだった。
これまで彼のことを観た事もないので、私が知らないだけできっと有名なプロレスラーがプロレスラーの役を演じているにちがいないと思った。

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体の張りがなくなくてもリングで闘う男の話、 “The Wrestler”『レスラー』

***

ストレートの男友達で映画好きでプロレス好きなアメリカ人の青年に “The Wrestler”『レスラー』を観に行くんだと言うと、
「俺、観たけど、いい映画だったよ〜。泣いちゃったよ〜」というコメントが返って来た。

予告編だけでも、もの悲しい雰囲気はあったから、別に驚きもしなかったが、
彼の次の発言に私は言葉を失った。

「主演のミッキー・ロークが良かった」

「えっ? 今何て言ったの???」

「主演のミッキー・ロークって・・・」

「えっえっえっえっ??? あのレスラーがミッキー・ロークなの?」
「そうだよ!」

倒れそうになった。

↑↑↑↑↑↑↑↑
上のポスターはミッキー・ロークであ〜る。

***

何かゴシップ雑誌で読んだことがある。
ミッキー・ロークは自分の甘い顔が大大大嫌いで、ゴツく男らしい顔にするために何度も何度も何度も整形手術をしているということを。ボクシングは確かプロ級で格闘技も好きなミッキー・ローク。

ミッキー・ロークといえば映画『ナインハーフ』のエッチな色男である。
『ナインハーフ』を観た人は誰でも、映画のような、めくるめく愛欲の日々に溺れてみたいと思ったはずである。食べ物を使ったセックスに憧れたものであるが、『ナインハーフ』を観てから20年の月日が経ち、
まだ一度も食べ物を使ったエッチはしたことはない(泣)。
これも非常に悲しい物語であ〜る。

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映画『ナインハーフ』のミッキー・ローク。キム・ベイシンガーと。

***

“The Wrestler”『レスラー』を鑑賞。
内容は置いといて、ミッキー・ロークの顔はかなり変わっていたが、それは年齢のせいではなく整形のために変わったのは明白だった。それでも元々の基礎がハンサムなのでその片鱗が見え隠れする顔を見るのは非常に楽しかった。
後ろ姿など惚れ惚れする。
それにしても、それにしても彼の変貌ぶりは驚かずにはいられない。
が、しかし、変わったミッキー・ロークよりも何よりも本物のプロレスラーのドキュメンタリーを観ているかのような彼の演技は素晴らしかった。

“The Wrestler”『レスラー』のミッキー・ローク。昔の宍戸錠のようにほっぺにシリコンを入れているように思われる。
mlw

ストーリーであるが、人間の愚かさと性欲と愛の追求と老いることの悲しみの映画である。
私のストレートの男友達が男泣きに泣いたのが分かる。
男は悲しい生き物である。
性欲と見栄だけで生きている。

しかし、男も女も年を重ねると心は変わらず若いままであっても体が重い通りに動かず、身だけはしぼんでいく。健康ならば誰でも親にはなれるが誰でも良い親になれるとは限らない。

ちなみに、ミッキー・ローク演じるプロレスラーの娘はレズビアンであ〜る。

***

ということで、私が今年のオスカーで注目しているのはミッキー・ロークがノミネートされている主演男優賞の行方であ〜る。
ちなみに下記が主演男優賞のノミネートである。
ショーン・ペンにも取って欲しいと思うが、ミッキー・ロークにオスカー像が行って欲しいと願っている。

・リチャード・ジェンキンス  “The Visitor” 『ザ・ヴィジター』
・フランク・ランジェラ  “Frost/Nixon” 『フロスト×ニクソン』
・ショーン・ペン “Milk” 『ミルク』
・ブラッド・ピット “The Curious Case of Benjamin Button” 『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』
・ミッキー・ローク  “The Wrestler”『レスラー』

 

戦いに疲れる 2月 16, 2009

カテゴリー I HATE NEW YORK — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 4:39 pm

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***

ブーツのヒールがすり減ったのでキャップを取り替えに近所の靴の修繕屋さんに持っていた。
(日本語ではなんと言うのだろう)
2時間後には出来ていると言われた。

ブカラ・ユダヤ人の移民のお店で彼らはロシア語を話す。
店長らしき人物に直してもらうと出来が良いのだが、もう1人のおじさん、歳の頃は55歳位に
修繕してもらうとさらに壊れて靴が戻って来た経験があったので、今日はその不器用なおじさんが
働いていないのを確認してお願いした。

しかし、靴を引き取りに行くと、不器用なおじさんが靴の修繕を担当していた。
「もしかして・・・私のブーツは・・・」。
私の悪い予感は思いっきり的中した。

ヒールのキャップは隙間があってちゃんとハマっていなかった。
やっぱり。

私ははっきり「隙間があるからちゃんとはめてください」とお願いした。
ニューヨークに住み始めた頃は言わずに黙って我慢した。
しかし、今は違う。
はっきり物が言える様になった。

不器用なおじさんは直してくれたが、見るとヒールの皮革がめくれて穴がで出来ていた。
さらに悪化している。

「めくれて穴があるよ」と指摘すると言い訳を言い出した。
「皮が乾いているからだよ。今は乾燥しているし、仕方がない・・・」と延々続く。
「でも、直す前はめくれていないし、穴もなかった。何かする度にひどくなる」と強気に出る。
「はぁ〜」と大きなため息をつかれる。
呆れてため息をつきたのはこっちの方だ。
「ノリでくっつけるから」と不器用おじさん。

5分位待つ。

ノリで接着されたらしいが、
ヒールを見るとキャップとの隙間はそのままだし、穴は靴墨を塗って隠されていた。
これで職人としてお金を取れる技ではないのは明らかだ。

「どうしてちゃんとしてくれないんですか? 説明してください」と言った。
負けない。

満足できないからお金を払わなくてもいいかもと思ったが、不器用なおじさんにも生活がある。
「最低のできにでもお金を払うから、おつりと領収書をください」
私はお金を払った。

不器用おじさんは、自分の技が酷いにもかかわらず、文句を言う私が悪いという態度で
おつりを私に渡してから、思いっきり「ふん」と言って奥に入ってしまった。
決して「すみませんでした」とは言わない。

「何なの〜、このおやじぃ〜」と怒りとともに泣けて来た。
どうしてこんな思いをしなくてはいけないのだろう。

不器用な男が働く店というのを分かって靴の修繕をお願いにし行った私が悪いのである。
日本では決してこんな思いはしないはずだ。
サービスのスタンダードが世界高水準の我が祖国、日本。

もう一軒、近所にあったのだが、そこに行っていれば私のブーツのヒールはぐちゃぐちゃにされずに
済んだのだ。つまり、不器用な男が働く店を選んだ私が悪いのである。

お金まで払って、嫌みな態度で接せられ、修繕に出したはずなのにさらに悪くなって戻って来る・・・。
アレルギーなのか体調が悪く、追い打ちを掛けられた不器用オヤジの態度にアパートに帰り着いた後大泣きしてしまった。
愚痴る相手もいなく、こうしてブログにしたためている次第だ。
それにしても、どうしてこんな酷い土地、ニューヨークにいるんだろうと思う。
戦いに疲れた。

自己防衛のためにいつも戦闘態勢でいないといけないニューヨーク。
日本の方が100万倍文明社会だ。

ニューヨークに女が1人で暮らすということは、ジャングルに武器も薬もなく真っ裸な状態で、
いつ敵が襲ってくるのか、神経を張りつめながら、周囲をグルグル、そして目をギラギラさせながら「いつでも来いよ」という無防備な戦闘態勢が24時間そして365日続くようなものだと思う。

この戦闘態勢の習慣が身に付いてしまった大和撫子が日本に帰ると「気が強い洋行帰りの女」として日本社会では受け入れてもらえない。
はぁ〜、悪循環であ〜る。

戦いに疲れた・・・。

 

未踏のゲイバー 2月 15, 2009

カテゴリー Bars バー, Gay — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 7:52 pm

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***

最近、仲良くしているゲイ友のカールくんとビルくん。
2人はそれぞれのグループの中心の存在である。
つまり、カールくんが中心のグループとビルくんが中心のグループだ。

金曜日はカールくんと踊りに行って、土曜日はビルくんと飲んだり、
金曜日の早い時間にビルくんと会って午前1時過ぎにカールくんと会う・・・というようなスケジュールで
週末必ず2人には会う。
カールくんもビルくんも友達がたくさんいる社交家だ。
彼らの友達の友達も紹介してもらっているのでゲイ友100人計画は夢ではないかもしれない。

でもカールくんとビルくんを紹介して、お互いが仲良くなり、一緒に遊ぶということは残念ながらないと思う。
実現不可能だ。
カールくんはボヘミアン的でアーティスト系で、オタク系のゲイが集うイースト・ビレッジの
ゲイバーは大嫌い。
ビルくんはイースト・ビッレッジを拠点しているゲイで、イースト・ビッレジLOVEだ。

一方、ビルくんはイースト・ビッレジのゲイバー以外のチェルシーやヘルズ・キッチンのような「インテリアが最先端で、300ドルのジーンズをはいているゲイが集うゲイバー」が大嫌い。
チェルシーやヘルズ・キッチンはカールくんが好んで行く場所だ。

お互い好きな水の種類が違うのだ。

私は、「イーストビレッジのオタク的で、かつあやしいパンクな雰囲気」も「おしゃれでハンサムなゲイガイスが気合いを入れて来るヘルズ・キッチン」も大好きなので、ビルくんともカールくんとも仲良くやっていけるのだと思う。

***

ところで、ビルくんの友達はゲイだけではない。
ストレートの男女もレズビアンもバイセクシャルもいる。
ビルくんと遊ぶと必ず一緒にいるパキスンタ人の男性サミエールはいつもばりっとスーツを着用し、
おしゃれなのでゲイかと思ったら、ストレートだった。
こういうこともあるのであ〜る。
ビルくんも「サミエールは俺よりもゲイに見える」とよく言っているくらいだ。
ファッション関係の仕事をしているそうで、同じ部署には社員15名が在籍していて、
全員男!
そして彼以外の14名はゲイだそうだ。
(うらやましい職場であ〜る)

「会社では毎日、キャットファイトばっかりだよ。おい、おい、そんなことで喧嘩するなよ〜といつも仲裁に入っているよ」

突然ですが、菊楽恵のためになるかな、どうだろうの英語会話
キャットファイト CATFIGHTとは_
文字通り、ネコの喧嘩だが、女同士の喧嘩の場合に使われる。
ゲイガイズの喧嘩なので、キャットファイトと言ったのだと思う。

***

ストレートの男性のサミエールにすれば、そんな細かいことに目くじらを立てて争って口喧嘩しなくてもと思うそうだ。
女からしてみれば、ストレートの男性は細かいことに目がいかないことで頭に来ることが多々あるが、
細かくないところがストレートの男性の良さだと思う。
ま、なかには非常に細かいストレートの男もいるが(私は苦手だが)。

ところで、ビルくんとサミエールと近所の場末のゲイバーで飲んだ。
そこに年の頃、60歳は過ぎているだろうの男性がカウンターにいた。
誰も話しかける様子もなく1人寂しく飲んでいたのだ。
年を取ったシングルのオールド・ゲイ・マンはどうのように一夜の相手を探すのか?
とビルに聞いてみた。

悲しい哉、ストレートもゲイも年齢を重ねると相手を見つけるのは大変だ。
第一、若者には相手にはされないだろう。

ビルによれば、かつてイースト・ビレッジにオールド・ゲイ・マンがたくさん集うゲイバーがあったらしく、
同世代同士で出会ってお持ち帰りしていたという。
しかし、今では別のストレートのバーになっているという。

すると、サミエールがこんな話を教えてくれた。
彼は会社帰りにゲイの同僚とゲイバーに行った。
そのゲイバーは私が未踏の場所であり、噂では若いゲイボーイズとお年を召したゲイの方々が出会う場所
と聞いていた。
「ビジネスの香り」とでも言おうか、ま、つまり買春・売春・男娼の匂いが漂うゲイバーらしいという話をジャスティンとゲイバー巡りをしていた時に耳にしたことがある。

そのゲイバーの名は、タウンハウス。

「名前の通り、本当にタウンハウス(一軒家)なんだよ。ドアマンは仕立ての良いダブルのスーツを来ているんだ。そして一歩中に入ると、一斉に男達が俺を見たんだよ。獲物をハンティングするようなギラギラした目でさ。ゲイバーに行き慣れている俺でも、流石に勘弁してくれ〜と同僚にお願いして、違うバーに行ったよ。インテリアはハウス・ライブラリー重厚で高級感溢れる場所だったんだけど、1分とはいられなかった。そこにいたオールド・メンはみんなスーツにタイというファッションで、お金持ちっていう感じだったよ」
とサミエールは教えてくれた。
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本文とは全く関係がないが、タウンハウスというのはこういう建物であ〜る。ご参考までに。

ストレートの男が男性から性のターゲットとして見られるのは苦痛以外の何ものでもないのだろう。

***

ビルくんも一度行ったことがあるという。
「年齢は25歳までの若い男と65歳上の男しかいないんだよ。その中間がいない不思議なゲイバーだよ。それに若者はアジア人、白人、黒人、ヒスパニックと人種は混じっているんだけど、オールド・メンは白人だけだった。2階、3階もあってラウンジのようになっているんだ」

「そこにいる男の子達って男娼なの?」と私が聞く。
「なんともいえないけど、ビジネスしている若いゲイもいるかもしれないけどね」とビルくん。

女性は行けるかどうかサミエールに聞いたが、「もしかしたら丁重に断られるかも」との返事だったが、
今度ビルくんと行ってみようという話になった。

houselibrary
これも本文とは関係がないが、ハウス・ライブラリーのインテリア!憧れであ〜る。

***

ところで、ワイン(ピノ・グリージョ)をたくさん飲んだ。
朝、起きたら、治っていたクチビルがまた腫れて二倍のタラコになっていた。
ワインにもアレルギーがあるらしい。
チーズにワイン・・・。
大好きなものが私を苦しめる、まるで恋愛のようだ(笑)。
困った・・・。

 

これって、いわゆる合コンっていうやつ? まだまだ凝りません! 2月 12, 2009

カテゴリー Holding Hands and The City, I ♥ NY — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 11:56 pm

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***

拙ブログにコメントをくださる大和撫子で、昨年初めてお会いして、ウエストビレッジのゲイバーに行った方から、連絡があり、お名前を出してもいいものなのか分からないので、勝手にリング名ならぬ拙ブログ名、いろはさんと名付けるが、彼女の日本男児のお友達2名と「一緒に食事でもいかがですか?」と誘われた。
かつ「メグミさんの大好きな高学歴ですよ」ときゃぁ〜〜と本当に声を上げて飛び上がってしまった。
日本男児は共にニューヨーク在住とのこと。
これって、いわいる合コンっていうやつ?
いあやぁ〜〜〜ん♥

***

これまでニューヨークで合コンを2回経験した。
日本人同士である。

2回とも気になる男性と知り合った。
mixiで既に情けない私の恥をご紹介済みであるが、改めて2人の男性の名前を記そう。
京大ダ〜リンとハットリくんである。
懐かしい響きであ〜る。

ニューヨークでの駐在を終え、日本に帰った京大ダ〜リンは私のブログを読んでしまい、
「私には分からない世界です」と一行メールが来て、それっきり音信が途絶えた(泣きたいが、笑うしかなかった・・・え〜ん、ハハハハ〜)。
下ネタを絶対話さないが、夜には娼婦になる女の鑑のような女性と結婚をして幸せな家庭を築いているに違いないと願っている。

ハットリくんとはゲイガイズ3人と酔って歩っている時に偶然ミッドタウンで会ったが、若くて美しい女性を連れていた。お腹が出ていて、おじさんの風情が滲みでいてた。

***

アクセス数は少ないが、それでも恥も外聞もなく、こういうブログを日本語で書くことについては
腹をくくった。
京大ダ〜リンに振られたことが私の背中を押した。

ストレートの日本男児が私のことを恋人もしくは妻に・・・という期待は完全に捨てた!!
捨てたのである。
捨てたら楽になった。
なぜなら、なんでも書けるからであ〜る。
ストレートの男を意識していたら、「カールくんの勃起具合を調べるためにパッケージ(もっこり)を
触った」なんてブログに書いてはいけない。
それこそ「ニューヨーク・高級レストラン食べ歩きブログ」をすればいいのである。

日本男児ならば、ストレートは端から相手にはしていない。
(強気に出てみる。真実は相手にされていないのが・・・号泣)
日本男児のゲイ・ガイズが私の心の恋人になってくれたら嬉しいぃ〜という気持ちで日々書いているのである。
しかし、そうは言いつつ日本語の読めないアメリカ人やヨーロッパ人のストレート男性にはまだまだ希望の光を捨てていない(笑)。

406kiss
全く本文とは関係はありませんが、久しぶりにブライアンとジャスティンのKISSシーンを!

***

・・・とストレート日本男児にモテない自己弁護をつらつら書いたが、
日本男児2人と一緒に食事は楽しみであ〜る。
愛だの恋だのを抜きにしてお友達になれたらいいなぁ〜と思う。

いろはさん(こんな名前でいいですか?)、再会を楽しみにしています!

 

お仏蘭西語を話すオスカルさまと大奥の犬、狆と嫉妬の炎と 2月 11, 2009

カテゴリー Gay — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 11:50 pm

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***

お仏蘭西では日本のアニメが大人気だという話は聞いている。
知人でお仏蘭西人と結婚した人が夫ののパリの実家に帰った時に、
アニメの『ベルサイユのばら』が放映されていてオスカルさまがお仏蘭西語を話していた!!
と感動して私に教えくれた(笑)!!
oscal
お仏蘭西語を話すオスカルさまを一度でいいから観てみたい!

***

LA在住のゲイ、ルームメイト氏の恋人、セバスチャン(無職で感情抑制に問題があるDV男)はお仏蘭西人だ。
ご多分にもれず、セバスチャンもアニメが大好きらしい。

ルームメイト氏から「セバスチャンの誕生日のプレゼントで、日本のアニメを贈りたいんだけど、
何かないかな。できればGAY(やおい)のアニメがいいんだけど・・・」と相談された。

私はセバスチャンの誕生日のプレゼントを相談されたことに凄く腹が立った。
なぜなら、私はルームメイト氏にクリスマス・プレゼントを贈った。
が、ルームメイト氏は「セバスチャンは何も贈ってくれなかった」という愚痴と
テキストで「ありがとう」しか言われなかった。
電話すらなかった。
私をないがしろにして、セバスチャンの誕生日だけを気にして〜と怒りが込み上げて来た。

しかし、やおいアニメについて詳しくはないが、それでもこういのがあるよと返事をした。
アマゾン・ドット・コムでアメリカで販売されている英語の字幕付きのやおいアニメのDVD
を買うことができる。
私は何を血迷ったのか、やおいアニメのDVDを購入してルームメイト氏に送った。
セバスチャンのために贈ったのではない。
セバスチャンの誕生日プレゼントを思案しているルームメイト氏に贈った・送ったのである。

***

私が贈った、やおいアニメDVD↓。
loveless
Loveless

cicadeinwinter
Cicade in Winter『冬の蝉』

***

「届きました!ありがとう」とルームメイト氏からテキストが送られて来た時に
無職のDV男の誕生日に気を使っているルームメイト氏のことが果てしなく嫌いになり、
私はそれからテキストもメールも電話も1週間無視し続けた。

私はすごく後悔した。
送らなければ良かった。
放っておけば良かったのだ。
決して安くはない値段で、それをセバスチャンのために使ったということもムカムカの原因だった。

更にカールくんとゲイバーで飲んでいる時に酔いも手伝ってルームメイト氏に
「セバスチャンのために贈ったのではありません。
あなたが間違った男を愛していても私はあなたのことを愛しているから贈ったのです」とテキストを送った。

ルームメイト氏からの返事は「メグミがそんなに私のことを愛してくれているなんて、とっても嬉しい」という愛の言葉を期待していたのだが、「セバスチャンと一緒に観るわ〜」と私の気持ちを全く分かってくれない返事で怒りもしなかったし、落胆するどころか、逆に目が覚めた!!

私は、単に嫉妬に狂っていただけだったのだ。
もう好きじゃないと思っていても、心のどこかで気になっているのであ〜る。
ルームメイト氏はゲイで、今はセバスチャンという恋人もいる。
総合して、私のことなんてどうでもいい〜という現実を受け入れた。

***

今日はセバスチャンの誕生日だった。
ルームメイト氏は仕事を休んで、セバスチャンの誕生日を祝うためにどこかに行っているらしい。
写真が送られて来た。
きれいな場所だ。
こんな素敵な場所で、2人で誕生日を祝いつつ、私が贈ったやおいアニメを一緒に観てくれたら、
それが私の本望だ(笑)。
birthdayplace
海辺のホテルで、やおいアニメを鑑賞する米仏のゲイ・カップル!ある意味、スゴいシチュエーションであ〜る。

***

ところで、ルームメイト氏にクリスマスに贈ったのは、日本の狆(ちん)Henley(雄)が主人公で、ニューヨークが舞台の絵本である。
ルームメイト氏の大好きな狆とニューヨークがミックスされているから、
きっと大喜びしてくれるはずと思ったが、恋人の前では私の贈り物は霞んでしまったようである。
それに贈るという行為は自分の気持ちを一方的に押し付けるものであるから、相手が喜ぶであろうというのは
仮想なのだ。予想が当たり、喜んでくれたら嬉しいが、結局、贈るという行為は自己満足なんだと思った。

いい加減、私も固執するのを止めて嫉妬しないようにしないと、生きて行くのが辛い。
子供はいらない。
1人で生きて行く。
私はルームメイト氏の写真を見ながら声を上げて泣いてしまった。

henley
私も将来、狆を飼いたいと思った。ルームメイト氏の狆、チューリップちゃんは芝生の上でしか糞をしない。さすが大奥の犬である。狆は優雅でかわいい。

mrroommate

 

QAFと同じ脚本家のドラマの主人公はゲイを公言している。 2月 10, 2009

カテゴリー Gay, Idols 私のアイドル — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 11:39 pm

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***

菊楽恵という人物は、ゲイメンが大好き!で、夜な夜なゲイガイズとゲイバーやゲイクラブに通い、かつハンサムなゲイガイズに胸を焦がし、いつもゲイの話しかしない偏った生き方をしている女でストレートの男の気配が全くしないと私の狭くて小さい世界の知り合いのストレートの男性達にはそう思われている。
(全く反論できない。事実だから(笑))

その中の1人のアメリカ人のストレート男性が私におすすめのドラマを教えてくれて、
更になんとDVDを私にプレゼントしてくれた。
もやもや〜!
あわよくばセックス!という下心いっぱいで、DVDを私にくれたのではない。
残念だが。
自分の好きなドラマをゲイ好きな女と共有して一緒にその話をしたいという仲間作りの気持ちで
くれたのであ〜る。
(あわよくばっていう下心は私の方があったかもしれない(笑)。)

***

なぜ彼が私をドラマの仲間にしようとしたのか?

理由1:ドラマの脚本家がイギリス版Queer As Folksと同じ脚本家だった!
理由2:ドラマの全ての登場人物がバイセクシャル!
理由3:男同士のキスもたくさん登場する。
理由4:主人公の俳優はゲイであることを公言している。

以上、4つの理由から私が飛びつかないわけがない。
まさにその通りであ〜る。

そのドラマとはTorchwood『トーチウッド』というイギリスはBBCのドラマだ。
2006年に放映が始まり、現在シーズン3が放映中らしい。

ロンドンで悪さをするエイリアンを退治するスペシャル・ユニットの名前がドラマのタイトルになっているTorchwoodというのである。
シーズン1の1話と2話を鑑賞。
X-Fileのようであるが、ちと違う。
セックスネタ満載のコメディー少々のSFドラマであ〜る。
それも同性愛ネタ満載のである。
1話で早速男同士のキスが登場したし、2話では女性同士のキスシーンがあった!!

torchwood
Torchwood『トーチウッド』のファースト・シーズン

***

Torchwoodのキャプテン・ジャック・ハークネスを演じる俳優は、トム・クルーズを大きくしたハンサムな男性だ。

色気があり、画面をジーっと見つめてしまう。
特に目とクチビルがいい。
20代ではないのが分かる肌の質感と筋肉の重さから「男の魅力」がぷんぷん漂ってくる。
私のタイプであ〜る。
グレーのミリタリーコートが良く似合っている。
お名前はジョン・バロウマン氏。
ゲイであることを公言し、旦那さんもいる。
ゲイガイズから漂ってくる色気と艶に私の♥は感応してしまう。
悲しい哉、そういう性(さが)なのだ。

johnbarrowman
キャプテン・ジャック・ハークネスを演じるジョン・バロウマン氏。す・て・き!

***

ジャンセンくんのことも忘れてはいない!
jensen-ackles
My Bloody Valentineと『スーパーナチュラル』主人公のジャンセンくんも私の好みであ〜る!

それにしてもたくさん観なきゃいけないドラマがあって大変だ。

 

愛の人工呼吸!? 私のゲイ王子さま♥ 2月 9, 2009

カテゴリー Gay, Health 健康 — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 11:10 pm

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週末にカールくんに会った。
「わぁ〜〜〜!本当にクチビルが腫れているわねぇ〜!セクシーよ」と言われた。
冗談ではなく、事実、私のクチビルはタラコのようだった。
リップグロスを塗っていなくても赤々としている。

「ずっと調子が悪くって、気管支が狭まっている感じがするの。
それに胸が痛くてね、息がするのがなんとなく辛いの。
お医者様カールさま、私、死んじゃうかもしれない。助けて〜」と診断をあおぐ。

「薬は何を服用しているの?」
アメリカで市販されているアレルギーの名前を言うと、
「それが一番効く薬だよ。それをしばらく服用して様子をみればいい」と言われ、安心する。

カールくんが「メグミ、ちょっと口開けてみて!」と言った。
「うん」と口を開けると、カールくんは私の頭をがっと手で持ち固定してから、
私の口に自分の口をつけてふぅ〜〜〜と息を吹きかけた。
私の気管支に息ががぁ〜と流れ込んできて、恐ろしく激しいゲップが二回。
「げぼっ!げぼっ!」
すると胸のつっかえがなくなり、息するのが楽になった。

「こ、こ、これって??もしかして」
「そうだよ!CPRだよ」

カールくんは、私に人工呼吸、mouth to mouthをしたのだ!
ちなみに人工呼吸のことを英語ではCPRという。

息が体内を通り、空気が体の中に入っていくのを感じた。
カールくんも手応えを感じたのか、「きゃぁ〜、面白い!もう1回したい」と
私の口を開かせて、がぁ〜〜と口をつけて大きく息を吹きかけてきた。
「ふぅ〜〜〜〜〜〜」

「げぼっ!げぼっ!」と再びゲップが巨大な音で鳴り響き、恥ずかしかったが、また胸がすうとした。
私の場合は溺れたとか、食べ物が気管支に詰まったとか緊急事態ではなかったが、
それでも気管支が拡大するのが分かったし、緊急の場合、Mouth to Mouthは絶対効果があると
身を持って確信した。

mouth-to-mouth
Mouth to Mouth!この重要性を体験!!

彼が私に人工呼吸をしたのはカジュアルな場所ではあったが、普通のレストランだった。
変なストレート・カップルに思われたかもしれない。
実際、隣の席のカップルには白い目で見られた(笑)。
カールくんはいつも意外なことで驚かせてくれる。

ところで、私のアレルギー症状はまだ良くなっていない。
今日、グレープフルーツを食べたら、口内が酸に焼けたように燃えて、
グループフルーツを吐き出してしまった。うがいをしたが、しばらくじんじん・ひりひり痛くて涙が出た。

***

kissmouthtomouth
古典的でかつ言い古されていることだがストレートの王子さまに人工呼吸、Mouth To Mouthをされるのはいつだろう(笑)。一生ないのだろうか(泣)。あ〜あ。でもカール・ゲイ・王子がいる!

 

クチビルがセクシーになったと喜んだが、それは危険信号だった。 2月 6, 2009

カテゴリー Health 健康, Movie 映画鑑賞, 映画は異次元 — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 12:00 am

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***

ビルのお宅でのパーティーで、パーティーというと日本語的にはキラビやかな響きがあるが、
ま、早い話が自宅アパートの宴会で、いつもの如くチーズがあったので、カマンベールを最初に食べて、次にグリュイエールをナイフでキャラメルサイズぐらいにカットとして口に入れた。

私はチーズが大好きだ!

すると、口の中が焼けるように痛くなり、クチビルもヒリヒリした。
塩分を多く摂取したような感じに非常に似ていてた。
しかし、口の中の痛みとクチビルのジリジリ感は一過性のものでなく、その後も続いた。
次第に首の後ろも痛くなり、かつ気分が優れなかったので直ぐに帰った。

***

翌朝起きて、顔を洗い、鏡を見て己の顔を見て驚く。
「きゃぁあああああ〜〜〜」
クチビルがパンパンに腫れていた!!
その日もビルに会い、「アンジェーナ・ジョリーみたいでセクシーだね」と言われた。

クチビルが厚いのはセクシー・シンボルである。
下半身を覆い隠すようになってから(二本足で歩く様になってから)、顔のクチビルが大陰唇を象徴し、
大陰唇が厚い方が多産をイメージし、健康的でかつペニスをくわえてくれる包容力もあり、
エッチな感じもする。
突然ですが、ためにならないけどなって欲しい英語講座!
英語でも大陰唇はbig lipsとクチビルと同じLIPS(ふたつあるから複数なのだ)を使う!!

angelina_jolie29突如としてアンジェリーナ・ジョリーのセクシー・クチビルに!!

きゃぁ〜、セクシー!なんて、クチビルをとがらせ、セクシーポーズをして喜んでいたら、
その翌日、クチビルが更に巨大化した。
これこそがタラコ・クチビルだ!と言わんばかりに真っ赤に腫れ上がりジンジン痛い。
更にお腹も痛いし、胸も痛く、気管支が狭まっているような気がした。

これはどう考えても普通ではない。
危ない気がする。

きっとチーズ、グリュイエールでアレルギーになったに違いない。
tarako
タラコのようなクチビルになってしまった!!!久しくタラコを食べていないなぁ。

***

医師であるカールくんに心配になって連絡すると「みんなそういうクチビルになりたくってボトックス(ぷち整形のひとつでクチビルをぷりぷりにしたり、皮膚に張りを持たせて皺を無くす注射)するのにね。チーズ・ボトックスだね!ははは〜」と軽口をたたかれたが、「冗談はさておきアレルギーだと思うから、早くお医者さんに診てもらうように」と言われた。

予約を入れて、お医者さんに診察してもらった。
「クチビルが腫れるって危険な信号なんですよ。内蔵にアレルギー反応が出ているんです。発疹が出ている方がまだ安心なんです。息苦しいとかありますか?」

***

アメリカの医療保険制度は日本のように簡単ではない。
保険会社やプランによっても保険会社がカバーしてくれる医療行為やクリスも違うので、
事前に自分で調べないと、あとで恐ろしい請求がくる。
だから、お医者さんから「症状が軽くなり息がしやすくなるので、注射をしましょう!」というのも断り、アレルゲンを特定する血液検査も断り、処方箋がいらない薬局で買えるアンタイ・ヒスタミンの薬を選んだ(泣)。

***

お酒の飲み過ぎで体が弱っていたのかもしれない。
夜遊びを自重したくはないので、お酒を控えようと思った。
健康じゃないと出掛けられない。

そういえばワインを飲んだ後、気管支が苦しくなるような感じもあるし、
もしかしてワインにもアレルギーがあるのだろうか。
チーズ・グリュイエールを食べて5日経った今日も体調が優れず、食欲もなく、
カウチでごろりんと横になっている日々なのだ。

ところで、先ほど、気分転換にとホラー映画監督の友達に薦められたイギリス映画Eden Lakeを観たら、救いようが全くない痛くて辛くてやるせない内容のホラー映画で体調と比例して気分も落ち込み、さらにカールくんからは「呼吸が辛かったらいつでもER(Emergency Room)に行くように」とテキストが送られて、呼吸ができなくて死ぬのは嫌だし、Eden Lakeのように複数にいたぶられて死ぬのもいやだなぁと思った。
病気になった時の1人暮らしほど辛いものはない。
ゲイガイのルームメイトを募集しようかな・・・。

edenlake
もう、とんでもなく救いようのない映画だった・・・。主演女優のケリー・ライリーは素敵だった。監督ジェイムズ・ワトキンズ。イギリス映画。2008年

***

これがグリュイエール。
大好きなチーズなのに、もう食べられないのだろうか。
gryunirre
スイス産が有名であ〜る。