Deeeeep! New York! 2009

〜林檎の芯〜 ゲイメンと一緒にいる時が至福の時。ゲイガイズとの交友の記録!

場末のゲイバーが一転してサロン(社交の場に・・・) 1月 31, 2009

カテゴリー Uncategorized — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 11:46 pm

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***

近所の場末のゲイバーだが、早い時間はビルくんとその仲間が飲みに来ているので、
顔を出すとビルくんをはじめ、博士課程のブラジル人M氏(ゲイ)、いつも悲しいと言っている黒人のMくん(ゲイ)、そして悲しいMくんの高校時代からの女友達ステファニー(ストレート)など
「知り合いのゲイガイズ」と女友達に会えるようになって、アメリカのドラマでは
必ず登場人物が集まるカフェやバーなどがあるが、場末のゲイバーがまさにそんな存在になった。

博士課程のブラジル人M氏には大学院について質問したり、言葉のセンスがあって
分かりやすく英語を説明するのが大得意なビルくんに英語の質問をしたり、
ダラダラ〜ガンガン飲むのではなく、日頃、自分では解決できない問題を相談できる。
とうとうこのレベルのゲイのお友達が出来た!とジーンと胸をいっぱいにしている。

ところで、スティファニーは典型的なニューヨークの独身女である。
部下もいる専門職。
アパートも自分のだ。
「男=ボーイフレンド」がいない。
そして「男」といえば、ゲイ。

「リカーストア(酒屋)のお兄さんがすごい親切だったのよ。もしかして私のこと誘っているのかなぁ〜と思ったのよ。私のこと気に入っているのかなぁ。今度行った時に発展があればいいなぁ」と中学生のような、30代後半の女が言うのは痛過ぎる内容を話していた。
私もスティファニー同様に「痛い」女のカテゴリーに入っているのは確かだ。
家族がいたら子育てに忙しく、恋人がいたら一緒に過ごす時間を場末のゲイバーで過ごしているのだから。

スティファニーも積極的に私をビルくんとその仲間のイベントに誘ってくれる。
それも嬉しいことではあるが、ビルくんとその仲間と疎遠になるくらいの男性がスティファニーに
登場すればいいなぁと人ごとではあるがそう思う。

 

悲しみの深海。 1月 29, 2009

カテゴリー Gay — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 11:33 pm

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元彼氏とよく連絡を取り、会うようになった。
ゲイガイズとの約束(クラビング、バー・ホッピング)が第一なので、ゲイガイズとの約束がない時に会う。
「ゲイの方を優先するとは・・・」と言われるが、
「アンタと一緒にいても楽しくないから」とはっきり言う。

話はつまらないし、ファッションはダサいし、美的センスはないし、色気はないし、甘えてくるし、
ストレートだし、何も私にとって良いことなどない。
セックスしたい!と全く欲情もしない。
私がゲイガイズと遊ぶようになったのは「自分の責任」だとなぜか思っている節がある。
不思議なことに、ゲイ友と一緒にいる時とは感じることがない、安らぎのようなものがある。

でも、「よりを戻す」のは格好悪いと強く思っている。
なんだかモテない結果、戻ったのがアリアリなのがイヤなのだ。

***

元彼氏とよく連絡を取り、会うようになったのは理由がある。

元彼の父親が亡くなった。
元彼が10歳の時に父親は家を出て行った。
元彼のお母さんである妻を捨て、子供を捨て、家を出た。
元彼はお葬式に参列した。そして親戚のおばさんが元彼に言った。
「離婚してから、アンタのお父さんは同性愛者になったんだよ」と。

離婚してから同性愛者になったのではなく、ゲイだった男性が女性と結婚して子供まで授かったが、
やっぱりヘテロの生活に堪えきれず妻と子供を捨てたのだと思う。

元彼は涙をこぼしながらこう言った。
「あの人はボクのお母さんにとっても冷たくって大嫌いだった。でも、ボクには自転車を買ってくれたし、勉強も教えてくれたこともあるんだ。良い思い出もあるけど、でもお母さんには酷い夫だった。ボクは大嫌いで恨んでいた。ボクはホモフォビアじゃないから、あの人がゲイだったと知ってショックを受けることはない。あの人の話し方や身振り手振りを思い出そうと努力したんだ。ゲイぽっかったかなぁと思えば思えるけど正直、分からない。お母さんに酷いことをした男だからずっと恨んで生きてきた。ゲイだったから、お母さんに辛く当たったのかなぁとその理由が分かるような気がする。だったら、結婚しなきゃ良かったんだ。ボクも生まれなかったし、お母さんも幸せでいられたのに・・・。誰も苦労はしなかった。あの人に会いたいと言われても会わなかったし、病気で苦しんでいると聞いても助けようと思わなかった。でも死んでしまった。ひとりで寂しく死んでしまった。もう会えない。自分の根源を失ったようで辛いんだ・・・」

***

お父さんがクローゼット・ゲイだった場合、子供はどう思うのだろうと最近考えていた。
こんなに私の身近にいるとは正直驚いたが、子供にとって父親が同性愛者ということは問題ではなく、
母親と自分を捨てた・・・ということが心の大きな傷になる。

***

親族を亡くすということは辛い。
想像以上に辛い。
元彼は悲しみの深海にいる。

 

手に負えない嫌われ酒乱女! 1月 28, 2009

カテゴリー Gay — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 11:45 pm

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私はお酒を飲んだ時に異常にエネルギーが発生するタイプのようで、つまり酒乱のようで
日本で暮らしていた時、非常に嫌われるか、ますます好きになってくれるかのどちらかに
きっぱり分かれる傾向にあったが、大抵は嫌われていた。
よっぽど酷いのだろう。
「野獣」「怪獣」と後輩の男子に言われたことがある。

日本では私が負けたと思った、私以上にお酒を飲むとエネルギーを発散する人は2名いた。
ストレート1名にゲイ1名だ。

大抵の日本男児はお酒を飲むとパワー全開になる私を敬遠した。
世界は広い!こんな私でも受け入れてくれる場所があるはずとニューヨークに移り住んだ。

***

ニューヨークに移り住んでからは、ジャスティンとカールくんが恐ろしいくらいに私以上だ。
久々に負けた!と思った。
カールくんは私のパワー全開を「YOU ARE SO CRAZY! I LOVE YOU!」と言ってくれる、
私を認めて受け入れてくれた数少ない人物だ。
ま、酒乱同士、傷を舐め合っているとも言えるだろうが。
どんなに私がお酒を飲んでノリノリになっても嫌われず毎週金曜日にはお誘いが来るし、
平日はテキストで連絡をとる。

私はこの自分のパワー全開のノリをOKだと思っていたのだが(皆に受け入れてもらえると考えていた)、
先日一緒に夜遊びした日本男児ゲイガイズからはっきり、きっぱりと
「メグミさんはout of control(手に負えない、手に余る)だったわ〜。
いつもなの? あんな感じだったら遊ぶの嫌だわ〜」と2人ともに言われてしまった。

彼らと一緒に遊んだ時、私はスペイン人と日本人のハーフのハンサムで己のセクシャリティーに迷いを感じている青年と舌をからませ、抱き合った夜だった。
激しくはしゃいでいたのは事実だ。
記憶は喪失していないし、しっかりある。
しかし、これはジャスティンやカールくんが一緒にいたら、手に負えないなんて
言われないことである。

嫌味を言えば、女である私の方が彼らよりモテた夜だった。ふん。
嫉妬したのだろうか?と思うが、私の行動は彼らにとっては受け入れ難い所行だったのだろう。
日本男児ゲイガイズには「もう二度と遊びたくない」と言われた(ようなものだ)。

あ〜ん(号泣)
私はストレート、ゲイというセクシャリティーには関係なく「日本男児」には拒否されてしまうのだろうか、と号泣したが、その後、「今週も遊ぼう!LAから友達も来るし!」とカールくんからテキストがあって救われたような気がした。
万人からは好かれるなんてあり得ないけど、それでも祖国の男性からの拒絶されることは胸が痛い。

捨てる神あれば拾う神あり。
このことわざがジーンと胸にしみた。

 

ゲイがたくさん登場する普通のドラマ 1月 27, 2009

カテゴリー Gay, That's Entertainment — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 10:54 pm

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Desperate Housewives『デスパレートな妻たち』はご存知アメリカのドラマでABCテレビで毎週日曜日夜9時から放映されている。
現在、第5シーズンだ。

先々週の第13話で、近所のハンディーマン(修理屋さん)が亡くなり、彼にまつわる思い出がそれぞれのキャラクターを通して繰り広げられた。
イーディ・ブリット(Edie Britt)、筋肉モリモリの金髪の不動産業者の場合、
(彼女は第5シーズンでは3番目の夫とウィステリア・レーンに戻って来ていた)
2度目の夫との関係が描かれていた。

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イーディーを演じるニコレット・シェリダン!モリモリ筋肉は素敵だ!

2度目の夫はイーディとのセックスを何かと理由をつけて拒み、「キミは求め過ぎだよ」とイーディーを
責め、イーディーは拒否され悲観にくれ、かつ欲求不満でイライラは最高潮に達していた。
ハンディーマンとの絡みは省くが、2番目の夫がゲイであることが判明し、離婚したという事情が
語られた。
夫はゲイだったから、女である妻とのセックスを拒否したのである。
できなかったのである。

***

日曜日の午後9時といえば、♪明るいナショナル、みんなのナショナル♪のテーマソングを思わず口ずさんでしまう、TBS東芝日曜劇場とNHK教育の日曜美術館のテレビ枠であ〜る。
(って、さっきググったら、東芝劇場って終わってしまったらしい。私は完全に浦島花子である)

その時間帯に放映されるアメリカの地上波ドラマは、夫がクローゼット・ゲイだったことが
エピソードのひとつとして普通に放映されている。
それに、Desperate Housewives『デスパレートな妻たち』の脚本家はゲイであるし、ブリーの息子はゲイだし、息子の恋人は外科医で近々結婚の予定だし、近所にはゲイ・カップルも住んでいて、ひとりはスーザンとゲイバーに行くし、
ゲイ・キャラクター満載のテレビドラマだ!

アメリカはゲイ先進国だと思わずにはいられない。

 

愛の行為そのものだと思うのだが。 1月 26, 2009

カテゴリー Gay — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 11:41 pm

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「女は生まれつきボトム(受け身)だけど、ボクはトップになったり、ボトムになったり、相手によって変わるんだぜ〜」と先日、ゲイマンの誰かが私に言った。
博士課程のブラジル人の男性だったか思い出せない。

正直、変われてうらやましいと思う。

カールくんは最初イタリア人の弁護士に「トップ」になって、それから「ボトム」になったと教えてくれた。
もっと俗ぽっく言えば、「やって、やられた」のである。
セックスにおいて役割を交換できる。
それはお互いペニスがある男性同士の愛の行為だからこそ可能だ。

ジャッキーの今の彼はトップなので、ボトムだが、前の彼はボトムだったので、
トップだったと教えてくれた。

カールくんもジャッキーもどっちもOKなversatile(バーサトル)だ。
ビルは絶対トップで、クリスは絶対ボトムでトップには絶対なれないと言っていた。
クリス曰く「トップになろうとすると(挿入しようとすると)萎えちゃう〜」。

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ストレートの男友達に聞くと「絶対、挿入されるのは考えれない」と言う。
しかし、例外もある。
私の女の知人(ストレート)のボーイフレンド2名は知人女にストラップ・オン(日本語で言うところのペニス・バンド)をつけて、お尻に挿入して欲しいとお願いされたという話をそれぞれ別のカップルだが聞いた。
私は男性がバイセクシャルか、クローゼットのゲイではないかと本人には私は言わなかったがそう思った。

話を戻すが、ストレートは「絶対、挿入されるのは考えれない」と言うが、ゲイガイズの中には
挿入しても挿入されてもOK!という方々いる。
なんと柔軟なんだろう!

セックスは愛の行為ではあるが、その前に基本的には女性にとっては我が子を孕むための生殖行為である。
精子を受け入れないと何も始まらない、生まれない。
そうやって我々は生を授かり、この世に誕生した。

私は女だから、男性を受け入れることは疑問もなく、本能的に受け入れてきたが、
ある時、疑問を持った。
射精でセックスが終わるのは、セックスが生殖行為だからで、「精子を受け取った」ということで終了する。
しかし、同じ性同士で、しかも受精がないゲイマンのセックスは「愛の行為」そのものだと思った。

 

喫煙の恐怖とジェンダー・スタディーズ 1月 25, 2009

カテゴリー Gay — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 7:41 pm

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ビルのホーム・パーティーに呼ばれて出掛ける。
彼はほぼ毎週、自宅アパートで「飲み会」をしている。
ビルのアパートは私のアパートから徒歩10分くらいにあるので簡単に行けるのが楽ちんでいい。

ビルはカールくんのように「ボクが中心じゃなきゃイヤだ!!」というタイプとは全く違う。
服装も余り気を使わず、緊張感もなく、英語的なオヤジ・ギャグを飛ばす!
カールくんはスウェーデン人の彼、と言ってもボーイフレンドではなく、セックス・フレンド(Fuck Buddy)
と「忙しい」ので私と一緒に遊ぼうという気持ちは現在希薄である。

ビルのアパートも個性的でセンスが良くデコレーションされている。
インテリア・センスのないゲイもこの世に存在しているとは思うが、
センスのないゲイメンのお宅を見たことはない。

ルームメイト氏のお宅しかり、カールくんのアパートしかり、そしてビルもしかり。
ゲイガイズはインテリアのセンスがあるという定説を破っていない、素晴らしいセンスである。
きら〜〜〜ん。

私のゴミ部屋を見せる勇気が出ない(笑)。

***

ビルは喫煙者で、彼の友達も喫煙者が多く、みんなタバコを吸っている。
実はそれが怖い。
私はガンガン、タバコを吸っていたが6年前に止めた。
タバコを吸うと胸は痛かったし、何よりもニコチンに体を乗っ取られている感じがイヤだったので、
止めて本当に良かったと思う。

タバコを吸ってしまい、罪の意識に苛み、はっと目が覚めて、
タバコを吸ったのは夢だったぁ〜とほっとするような夢を連続で止めてからしばらく見ていた。
それくらい私の中でタバコを再び吸うことは「悪」であり「罪」なことだったのだ。

お酒を飲むと、タバコはおいしい。
私の脳はそれをしっかり記憶している。
で、ビルに「1本くれ〜」といただき、吸ってしまった。
あ〜。

翌朝、目醒めた時に、かつてのような「タバコを吸いたい!」という目覚めの一本の
衝動はなかったので安心する。
止めたのに、また喫煙習慣が復活するのを非常に非常に恐れているのである。
ビルくんといると楽しいが、喫煙の誘惑が・・・。
それに喫煙の誘惑に打ち勝つ自信がない・・・。
「ない」と自分に暗示をかけてしまってはいけない。
私は吸わない!と己に誓わないとだ。

***

ところで、ビルのパーティーに来ていたビルの友達のブラジル人の方(ゲイです!)がニューヨーク大学で
現在、博士号論文の執筆中で、来年には大学で教鞭をとるかもしれないという。
勉強嫌いで得意でもない私だが、いつか大学院で勉強したいという野望がある。
勉強したいテーマは「ジェンダー・スタディーズ」である。
日本語で言えば、「性についての研究」だろうか。

彼にその野望を伝えると、彼もたくさん「ジェンダー・スタディーズ」のコースを取ったという。
「ジェンダー・スタディーズ」といっても細分化しているので、
どの時代のどの文化のどの人種のどの性の・・・と自分が勉強したいことを絞った方がいいとアドバイスをしてくれた。

「なるほどぉ〜」

江戸時代の元禄時代の陰間茶屋の陰間・・・に興味がある。
陰間茶屋とは、ウィキペディアをどうぞ。
男性だけではなく、女性も「買っていた!!」
私の前世は、そういう女性!? (実は前世も信じていないが・・・)

「ジェンダー・スタディーズ」について漠然と学びたいという気持ちだけしかないのが事実である。
それにジェンダーなので、女性も男性もホモセクシャルもバイセクシャルもトランス・ジェンダーなど
全ての「性」を含めて学ぶ学問かな?程度の知識がない。
具体的には何も分からないので、今後リサーチをしなければならない。

後は、時間と学力とお金の問題だが、決めたら、障壁は低くなり、飛び越えられるはずである。

諦めなければ、この夢も叶うだろうか?

***

またゲイ友が1人増えた!

 

暗黒の世界に閉じ込められ、己の不幸な宿命を呪う。 1月 24, 2009

カテゴリー Gay — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 5:07 pm

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ホルモン具合が心にも影響して、女性は落ち込む。
(ホルモン具合と書くと焼き鳥のホルモンの響きがあるが、女性ホルモンのことであ〜る)
PMS(premenstrual syndrom)、そして、月経前症候群と日本語では言われて世間的に認知もされている。

私の場合は、排卵の時期お腹が張り、歩くとお腹の中に響いて痛く、
心は果てしなく落ち込み、悲観して泣いたり、誰とも会いたくなくなる。

辛い時は、非常にお腹が痛くて、頭の中に暗雲が立ちこめ、
このまま一生晴れないのではないかと思うのである。
度合いは毎月違うが、最近はそれほど酷くはなかった。

***

しかし、久しぶりに「重い」のが訪れた。
世界の色が一挙に灰色になった。
総天然色から白黒の映画になった。

全てマイナス思考。
心に巨石がのしかかり、
頭の中は暗雲。
体は深海の奥底の太陽の光が全く届かない。

カールくんからの夜遊びのお誘いも断った。
会いたいけど、会いたくなかった。

楽しいカールくんとの夜遊びを断るくらい落ち込んでしまったということなのだ。

そんな精神状態で、私がしたことは、ずっと座って、午前11時から午後6時まで、ルームメイト氏とケータイでテキストし、そしてコンピュータでメール。
ルームメイト氏!仕事しなくていいの?大丈夫なの?
と思うが、私の不安や不満を聞いてくれることに感謝する。

ケータイにテキストがくるのは、ルームメイト氏がコンピュータの前にいない時だ。
そして合間にプラハの君とチャットをした。

プラハの君は大学院のプログラムの一環で、現在、イギリスはリバープールの美術館でインターンをしている。寒いらしい。それにまだセックスはしていないらしい(笑)。

ルームメイト氏にプラハの君に私をもやもや〜させた罪作りなゲイガイズとデジタルの世界ではあるが
繋がっている喜びを感じるのだが、しかし、状態は全く変わらず。
頭はどんなに重いスーツケースより重く、口はへの字に曲がり、これから笑うことってあるのだろうか?
と身も心も暗い灰色の世界に閉じ込めらたまま。
あがいてもダメなのだ。
ひたすら、時が過ぎて、私の体のどこかがホルモンを調整して穴の底から私を引き上げてくれるまで
待たなければならない。

***

いつものならカールくんと待ち合わせて遊びに行く時間なのに、私はカウチに寝転がって
ため息をついていた。
「はぁ〜」
何度も何度も。
「はぁ〜、はぁ〜、はぁ〜」

ケータイにテキストが来た。
きっとルームメイト氏がオフィスから自宅に帰る途中の車で私を心配してテキストを送ってくれたのだと思ったが、テキストをくれたのはカケル青年だった。

「メグミさん!ボク、今、メグミさんの近所の場末のゲイバーにいます!
ビルもいるし、今から来ませんか???」

えええ〜?
カケル青年が近所の場末のバーにいる!?
それにビルも???

カケル青年がいる近所の場末のバーまでは歩いて3分である。
気分は優れないが、礼儀として挨拶だけでもと支度をして出掛けた。

***

暗黒の世界に閉じ込められ、未来も見えず、不幸な運命を呪っていたのだが、
カケル青年に会い、カケル青年のハンサムなブラジル人の友達(ゲイガイよ〜)に会い、
ビルに会い、先週のパーティーで知り合ったビルの友達2人と再会し、
時間はあれよ〜、あれよ〜と過ぎて、自宅アパートに帰ってきたのは朝の6時!!

私って落ち込んでいたんじゃなかったけっ?
あれ〜〜〜?
ははは〜

気が付いたら、薔薇色に世界は転換していた。
なんと3人のゲイガイズと知り合いになり、電話番号を交換した!!
今度、一緒に遊びに行く約束までした!
ゲイの友達100人の野望にまた一歩近づいた。
電話番号を交換したのはアメリカ人2人とフリピン人1人であ〜る!

PMSから脱出!
暗黒の世界から、虹色の世界に戻って来た!
カケル青年!誘ってくれてありがとう!

 

仲間になりたいのだけど、なれない。愛されたいのだけど愛されない。 1月 22, 2009

カテゴリー Gay — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 11:49 pm

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日本人の女友達ししこさんとディナーを共にした。
ししこさんはアメリカ人の旦那さんがいる夫持ちである。
会ったのは数ヶ月ぶりだった。

「ブログ、読んでいるわよ〜」
と数ヶ月会っていなくても私の生活の一部は丸見えのようで、
カケル青年のこともカールくんのことも知っている。

「楽しそうね〜。ゲイガイズにゲイバーに」とししこさん。
「そうなのよ。楽しいのよ〜!Yeah! Gay Guys!!ってな感じで週末、時々平日もノリノリよ〜」
と一応言うが、実は楽しいことばかりではない。
「楽しいけど、時々、非常に悲しくなるときがあるのよ」とししこさんに言う。
「何よ、悲しいって?何、悲しいことがあるの?」

「私はカケル青年をカールくんやカールくんのゲイの友達に紹介した。
仲良しになって一緒に遊べるのは嬉しいことなんだけど、カケル青年とカールくん達の間には
私が絶対入り込めない何かが直ぐに流れたの。
それはゲイガイズの連帯感なのかもしれないし、ゲイ同士にしか感じない、性欲とか友情とかかもしれない。
こんなにゲイガイズLOVEで、そこに私は入っているつもりなんだけど、彼らは、はなかっら
私を入れていない。相手にされていない。多くのゲイガイズに囲まれているけど、疎外感のようなものを非常に感じてうっ・・・と胸が詰まる時がある。私の居場所って何処?みたいな・・・」
と長々、ししこさんに語る。

「その答えはシンプルよ。ゲイとストレートの女だからよ。向こうはメグミさんに性欲感じないんだから。
いくらメグミさんが性的に興奮しても向こうはNothing!! 所詮男はゲイでもストレートでも性欲の生き物なんだから対象にならないメグミさんに向かう感情はないのよ!!!」

それは頭で分かっていても、実感する疎外感は非常に私を悲しくする。

「こんなに愛しても愛しても、愛してくれないって私の外見の問題なのかな?
男装すれば、性欲全開モヤモヤ〜してくれるかな?」
「ははは〜」と大声で笑われる。
「男装しても男というよりはレズビアンにしか見えないかも・・・」とししこさん。

確かに・・・(泣&笑)。

不毛と分かっていても疎外感で苦しんでいてもストレートの男たちには絶対感じない色気に萌える私がいる。
ゲイメンじゃなきゃダメなのだ!!
でも、でも、あ〜ん(泣)

***

ところで、ルームメイト氏は怒り爆発お仏蘭西人のセバスチャンとよりを戻した。
「彼が怒らなければ、とってもナイスだから・・・。愛しているわ〜」とまで今は言っている。

セバスチャンが爆発してDV男に変貌するのは目に見えているが、
ルームメイト氏というのは「私がいないとダメなのよの『だめんず』からいじめられながらもサンドバックになることに自分の存在価値を見つけたゲイなのである。

ルームメイト氏は現在もタイラーにセバスチャンに2人のゲイガイズを養っている。
彼らはルームメイト氏の下僕になって現在はキッチンの改装に力を入れているらしい。
それに、昼間、タイラーとセバスチャンの2人はルームメイト氏の愛犬、パグのオリーヴちゃんと遊んでいる様子をケータイのビデオカメラで撮影し、ルームメイト氏に送り、それをルームメイト氏が私に転送してくるという状況で、平和的だが、ルームメイト氏の経済を心配しているのは私が貧困だからか。

ところで、経済力は重要だと思う。
私もルームメイト氏並みの経済力があったら、Three bed rooms(三部屋)のあるアパートに住んで、
ゲイガイズを家賃なしで住まわせてメグミ・キャッスルのミニ・バージョンを形成できるだろうに。
でも、もし形成したとしても、仲間になりたいのだけど、仲間として認められたいのだけど、
彼らの仲間にはなれない、疎外感に苦しみながら生活するんだろうなぁと思う。
でも、幸せを感じる私を想像できる。

***

 

苦しんだ相手はあなたひとりだけいい。 1月 21, 2009

カテゴリー Bars バー, Gay — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 11:28 pm

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***

先週の週末はビルのお宅のホームパーティーに行った。

ビルとは近所の場末のゲイバーで再会したことは先日、報告した通りだ。
ビルは場末のゲイバーで彼が最近デートしている日本男児マリ太青年(仮名)を紹介してくれた。
そしてマリ太青年は彼の友達で、ゲイ日本男児センくんを紹介してくれた。
マリ太青年ともセンくんとも電話番号を交換し、ともに「メグミさん」と呼んでくれる。
一気に日本人のゲイガイズの知り合いが2人増えて、カケル青年を含めて3人のゲイ日本男児とお友達になった。

ビル主催のパーティーにカケル青年と一緒に行った。
カケル青年は日本男児のゲイガイズに会うことに緊張していると言っていた。
カケル青年にマリ太青年とセンくんを紹介!
事前にビルとマリ太青年はデートしている関係であることを告げていた。
愛憎関係がもつれるのを防ぐためである。
3人すぐに仲良くなって嬉しくなる。

ビルのアパートは2つのベットルームと大きなリンビングルームがある。
彼のルームメイトは黒人のゲイガイ、マイクだ。
パーティーにはストレート男女、ゲイガイズ、バイの男と総勢30名と終始賑やかだった。

***

深夜0時過ぎ、ビルのアパートを後にして、近所のゲイバーでも場末ではない方、URGEに3人の日本男児と行く。
ニューヨークで日本男児のゲイガイズとゲイバーに行く!とは夢にも思っていなかったので、
この状況に驚きつつ、夢かしら?とほっぺをつねってみる。
夢じゃないとジーンと感動する!

***

バーカウンターに座っていた美青年が私に話しかけて来た。
「ボク、マルコス。キミは?」
私も時分の名前を名乗る。
スペインはマドリッドの出身で、お父さんがスペイン人でお母さんが日本人というミックスという。

そして彼は驚くべき行動に出た!!!
「なんてキミは美しいんだぁ〜」と抱き締められ、私のくちびるを奪ったのである!!!

ビルのパーティーでワイン1本は飲んでいたので、彼の求めに応対(つまり、舌を入れ返し、からめる)
してしまった。それも何度も何度も何度も。
激しく、情熱的な接吻だった。

しかし、はっ!と思った!
私を美しいという時点で彼が相当酔っているか?
バーが暗いのではっきり見えない鳥目なのではないか?

ゲイバーの挨拶として、セクシャリティーをまず聞くという作法がある。

「アナタ、ストレート?ゲイ?」とクチビルを離し、その美青年に聞く。
「ストレートだよ」
「えっ?ホント? じゃ、ゲイの友達と来ているの?」
時々、ストレート・ガイがゲイ友に連れられてゲイバーに来てることがある。

「ううん、1人で来ている」
「ストレートが何で1人でゲイバーに来ているの?」と突っ込む。

「う〜ん。ちょっと迷っていて・・・(ストレートかゲイか)」
「なぁ〜〜んだ!あなたはゲイよ!ゲイ!ストレートの男は迷ったりしないから、迷いがある時点で
あなたはゲイよ」と断言する私。
「いや、ボクはストレートだよ!」と黒い瞳で私をジーッと見つめる。

「キミは美しいぃ〜」と再び言われて、またクチビルを奪われる。

彼の唾液は甘く、蜜のようだった。
「おいしい」というのは、まさにこのことだと身を以て知り、
ミツバチが花の蜜を求めるように、犬が他の犬のお尻を嗅ぐ様に、
彼の口に舌に、彼の唾液に吸い寄せられるように吸い付く私。
こういう状況を「むしゃぶりつく」というのだろう。

大混雑するゲイバーで、しかも日本男児が3人が横にいるという状況で
女の私が「ボクってゲイかも??と迷っているスペインとハポンのミックスの美青年」とフレンチキスをしているということに興奮しつつも、彼のキスに溺れる。
しかし、これはゲイバーでする適切な行為ではないと彼のクチビルから泣く泣く離れる。
場所をわきまえないいけない。
性欲に流されてはいけないのだ。
空気を読まないといけない。

「マルコス、いくつなの?」
「26歳」
きゃぁ〜若い!
ゲイバーが暗くて良かった(笑)!!

***

「メグミさん、モテていましたね〜」とカケル青年に冷やかされ、
「いやぁ〜ん、からかわないで」とわざと身をくねらせたのだが、そのくねらせた方向に
スペインとハポンのミックスの青年マルコスくんが男とぶちゅーとキスをしているのが目に入った。
「やっぱり、ゲイなんじゃん」と思いつつも、心が痛く非常に悲しかった。
しかし、長身でハンサムなマルコスくんが男と口づけをしている姿は
ルネサンスの絵画のように美しかった。
痛みで更に美しさが研ぎすまされる。

***

その夜は、「ボクってゲイかも???と迷っているスペインとハポンのミックスの美青年マルコス」が私のところに来てディープなキスをしては、他の別々の男に行きキスして、また私の所に来てキスして別の男に行く・・・というのが閉店まで続いた。
酔っている脳でこんなにハンサムならば男に走りつつ、私も来る彼を愛せるかもしれないと思う。

私が迷っている青年に翻弄されている間、白人のお兄様がカケル青年のズボンのお尻部分から手を入れられながら、カケル青年は故郷日本を思い出しマリ太青年に抱きつき彼の首筋にキス攻撃をし、センくんも離れた場所で知り合った白人男性と楽しそうに話していた。

「ボクってゲイかも???と迷っているスペインとハポンのミックスの美青年マルコス」と電話番号を交換した。
彼は「明日、明日、ボクとデートして〜」と言って彼はバーを後にした。
男と一緒だったのかは確認できなかった。

***

翌日、「ボクってゲイかも???と迷っているスペインとハポンのミックスの美青年マルコス」
からの電話を待っていた。

もしかしてセックス!?
いやぁ〜ん!
こんなこととか、あんなこともしちゃう!?
セックスしたら、ルームメイト氏には秘密にして、カール君には言おう!
と、あれこれ想定する。

しかし、「ボクってゲイかも???と迷っているスペインとハポンのミックスの美青年マルコス」からは
掛かってこなかった・・・。

ゲイかも?って迷っている美青年と例えデートしても、彼はゲイ!女には恋愛感情は抱けない!
という結論で幕が引かれ、
また泣くのは目に見えている。
セックスをしたら心まで持っていかれ、好きになってしまうのは予想がつく。
良いのか悪いのはさておき遊びではセックスできない・・・。

だから、電話がなくて良かったのである。
私から掛けるつもりもない。
その日もルームメイト氏からテキストが来た。
苦しんだ相手はあなたひとりだけいいと思った。

***

「ボクってゲイかも???と迷っているスペインとハポンのミックスの美青年マルコス」の唾液は
これまでキスした誰よりも甘くて、おいしかった!!

 

恐怖に戦きながらも、うっとりしちゃう飛び出すホラー映画、My Boody Valentine 3D 1月 19, 2009

カテゴリー Idols 私のアイドル, Movie 映画鑑賞, 映画は異次元 — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 11:54 pm

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***

私の友達にインデペンデントのホラー映画監督がいる。
ホラー映画のことを聞いたら、何でも知っているホラー映画のWalking Dictonary、
生き字引とは彼のことである。
彼はストレートではあるが、彼の友達にゲイのホラー映画をプロデュースしている人がいて、
彼もゲイホラー映画に友情出演している話は去年の9月にお伝えした。

ところで、インデペンデントのホラー映画監督から絶対見るべしと言われた映画があった。
先週の金曜日に公開されたホラー映画で、リメイクなのだが、なんと3D!の飛び出すホラー映画なのだ。
で、早速、鑑賞してきた。

タイトルは、My Boody Valentine 3D
同時に2Dも上映されている。2Dなので飛び出さないのでもし鑑賞したい場合は注意されたし。

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凶器のツルハシも飛び出す!My Boody Valentine 3D

***

ハラハラ!ドキドキ!
飛び出す!飛び出す!飛び出す!

血はドヴァ〜!
全裸陰毛のお姉ちゃんは登場!
セックスシーンもある。
ホラー映画のお決まりだが、セックスした後、彼女は殺される・・・。
凶器のツルハシも弾丸も飛び出すので当たらないと分かっていてもよけるのに必死だった。

久しぶりに映画を観て絶叫しまくってきた。
それに主人公のトムがとってもハンサム!!!
私のタイプだった!
怖いながらもハンサムな彼に見とれて、このアングルの方がハンサムに見えるなぁ〜
って考えなら、恐ろしくて絶叫しならがも、主人公のトムにうっとりのサイコーなホラーだった。
主人公のトムを演じたのはJensen Ackles(ジェンセン・アクレス)である。

ところで、トムを演じたジェンセンってゲイ???
ゲイダーが作動する。
チェルシー周辺に彼のようなハンサム・ゲイ・ガイがたくさん歩いている。
もしかしてカミングアウトしている俳優さん?
それともゲイ疑惑があったりするかなぁと
彼の名前でググろうと名前をタイプしただけ、Jensen Ackles Girlfriendと勝手に出て来たので
相当「女性」と浮き名を流しているのだろう。

370
映画のシーンから。涼しい目元がたまらない

jensen-ackles
ハンサムでしょう? うふふふ〜。ジェンセン・アクレス!!

***

期待外れのホラーが多いが、My Boody Valentine 3D
外しはない!!
絶叫に次ぐ絶叫である。

それにハンサムなジェンセン・アクレスも堪能されたし。
3D眼鏡はチケットと購入するともらえるが、上映後、リサイクルボックがあり、
回収されていた。

映画の最後は拍手喝采であったことを付け加えておこう!

***

3Dゲイ・ポルノがあったら、ぜひ観てみたい!
飛び出す!Sperm(精液)!?
失礼しましたぁ!!

 

行かないと決めていたのに、足を踏み入れてしまった場末のゲイバー・・・ 1月 14, 2009

カテゴリー Bars バー, Gay — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 11:58 pm

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***

私の住んでいるアパートのすぐ近くにゲイバーがある。
場末といった感じでヘルズ・キッチンやチェルシーのようなCOOL!POSH!な感じは全くない。
それでも金曜日や土曜日は混雑する。

昨年の5月、ガンの疑いで心が非常に動揺していた時に非常にお酒に酔って
近所の場末のゲイバーに行き、そこで知り合った見知らぬゲイガイのアパートに行き、セックスをしなかったが、私はゲイマン・トップとして名に恥じない行為をした記憶がなんとなくあり、顔も名前も場所も覚えていないが、彼はしっかり車で送り迎えをしてくれて、その後、少し酔いが醒めて、どんな行為をしたかをジャスティンに電話で伝えるとジャスティンは驚きのあまり、人を轢いてしまった・・・、といういわくつきの場末のゲイバーは近所でも5月以来行っていなかった。

***

友達と食事をして、シャドネーを3杯飲み、ほろ酔い気分で自宅アパートに向かって歩いていた。
場末のゲイバーの前を通らないと家には帰れないのだが、真ん前を通るのは避け通りを隔てて歩く習慣になっているので、いつもの通り通りを隔て通過しようとした時、場末のゲイバーの前でタバコを吸っている白人男性に見覚えがあった。
「あっ」と思うと、男性も「あっ」と私に気が付き、私の名前を呼んだ。

残念ながら(笑)、前述の一夜の相手ではないが、ジャスティンと一緒に遊んでいた頃に近所のまた別のゲイバーで知り合ったゲイガイで、最近もまた別のゲイバーで再会し、電話番号を交換した。
私のアパートの近所には最近2軒増えて8軒のゲイバーがある。
イースト・ビレッジ的なゲイバーばかりで、つまりおしゃれ〜という雰囲気からは対極にある。
パンク的でボヘミアン的なのである。
彼の名前はビル。

***

ビルに誘われるままに避けていた場末のゲイバーに再び足を踏み入れてしまった。
バーテンダーのお兄さんも同じで、一人寂しく飲んでいるゲイマンも同じだった。

ビルは友達と来ていたが、友達は朝が早いと直ぐに帰った。
私は既にワインを飲んでいたので、これ以上酔ってまた間違いを冒してはいけないと思い、
水を注文。

ビルは最近、日本男児とデートしていると言っていた。
「ええええ〜??日本人???」

出会いのいきさつを聞く。
「知っている?」と質問されるが、ニューヨークの日本人社会は小さいとはいえ
日本人のゲイガイで知り合いはカケル青年だけである。

ビルにテキストが来て、そのデートの相手が来るという。
おおお〜!
しばらくして彼が登場。

モテるに違いない顔立ちの青年だった。
「ゲイなの?」と質問される。
セクシャリティーの質問はゲイバーでならではかもしれない。
ビルが「メグミはゲイマンのトップだよ」と紹介する(笑)。
ビルにそんなことを既に言っていたんだなぁと苦笑する。
ビルもトップである。

***

日本男児くんとも打ち解け、電話番号を交換した!
仲良くなれるといいなぁ。

ところで、話の中で、日本男児くんに「なんで、そんなにゲイバーの場所とか名前知っているの?」
と聞かれたが、「ゲイメンLOVEなの」という返事をしてしまったが、
もっと違う言い方がなかったかなぁと後悔する。
事実は事実だが、もっとひねりのある言い方だ。

***

水をパイント・グラス3杯飲んだ。
平日の夜、アパートに帰ったのは午前2時。
(それからブログをアップして寝る)
ワイン3杯の後は水だけという非常に健康的な夜だった。

うふふ〜、また友達が増えた。

 

ラッピングペーパーに包まれて贈られたのは・・・。 1月 13, 2009

カテゴリー Barbie and Ken バービーとケン — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 11:59 pm

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***

クリスマスプレゼントをもう1人の方からいただいた。
女の友達だ。ストレートだ。

クリスマス用の包装紙にきれいに包まれていたのだが、
形から、これはっ!と何なのか直ぐに分かった。
長方形の箱と重さから、KENだと分かった。

友達は「丁寧にしなくてもいいよ!アメリカ式にビリビリ破いて」と言ったので、
「KENさまが一体増える」と喜びながら、包装紙を思いっきりビリビリ〜破いた。

ちなみに日本人は丁寧にテープを取って、包装紙をきちんとたたむが、
アメリカ人はそいうことをするという習慣がないのだろう、思いっきりビリビリ破く。
日本のようにお店で包んでくれるところもあるが大抵自分で包装紙を買って包むわけで
包装紙自体無料ではない。お金が掛かっているが、全く気にしない。

包装紙をせいせいと破いた後、現れたのはKEN。
それもサンタさんファッションに身を包んだKENだった。

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KENサンタ!美しいでしょう?

***

サンタの服は友達の手作りだった。
それも産後間もないというのに夜なべしてKENサンタの服を縫ってくれたのだ。
KENサンタの服は丁寧に縫われていた。
彼女は美大出身のアーティストなので手先が器用だ。
しかし、器用だけではKENサンタ服は縫えない。
気持ちがないと無理だ。
感激して涙が出た。
お金では買えないサンタKEN。
私の宝物だ。

kensanta2
世界にひとつしかないKENサンタ!上着を脱いでみました!

ところで、私の彼女へのプレゼントはバスクリン。
あまりにも差があり過ぎて、お金の問題ではなく、労力と気合いの違いに、
申し訳なく思ってしまった。

 

素敵な禿げ方なハゲの御仁。 1月 12, 2009

カテゴリー Gay, Idols 私のアイドル — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 11:51 pm

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昨年のクリスマス・イヴに見知らぬ人からメールが来た。
私のメールアドレスはこのブログの筆者についてのところにあり、ウェブ上で堂々と公開している。
このブログが全く人気がないこともあり、スパムメールもバイアグラ購入メールも出会い系サイトの
案内メールも一切来ない。
そんな静かなメールアドレスに1通のメール。
差出人は日本人男性の名前だった。

恐る恐るメールを開き、メッセージを読むと、拙ブログにコメントをくださる「もんくうさぎさん」からだった。
もんくうさぎさんは美青年の造詣が深く、スウェーデン人のゲイ・シンガー、マグナスくん、
そして彼が以前に加入していたアルカザールを教えてもらった。

まさに運命の出会い(!?)だった。

マグナスくんは私の心の琴線にピーンと響き、大好きな歌手になったのは言うまでもない。
それにマグナスくんの禿げ方が、一度は父と母になり家族を作ろうと思ったけど、今ではメル&テキスト友として毎日連絡を取っているロサンジェルス在住のゲイ友ルームメイト氏を彷彿させるという点も重なり、マグナスくんLOVE度は深まったわけで、ハゲは絶対無理だと思っていたのは
単なる思い込みだと気がつかされたのがマグナスくんであり、ルームメイト氏である。

ところで、なんともんくうさぎさんから、なんとマグナスくんのクリスマスソングWrap Myself in Paperが送られてきたのだった。
wrap-myself-in-paper1
かわいいぃ〜♥ 自分自身を紙に包んで・・・。もう古典的な歌詞!そこがたまらない。

***

思いがけないプレゼントは大変嬉しいものである。
もう74回も聴いた!
彼の声も好きだ。
マグナスくんが包装紙に包まれて送られてきたら、ビリビリに破って、服もアンダーウェアもビリビリに破って「いただきま〜す」したいのは当然だが、彼は嫌がるだろうな。あ〜あ。

***

カールくんとカールくんの現在のデートの相手のスウェーデン人ヨーハンに先週会った。
私を置いてきぼりにした悪い奴という印象があったが、素面で話すととても良い人で
なんと2人が私を置いてきぼりしたのではなく、私が2人を見捨てたらしい・・・。
記憶の糸をたぐればそういえば私が・・・(笑)。

ヨーハンに「アルカザール知っている?マグナス・カールソン知ってる?」と質問した。
「知っているよ」とヨーハン。
「マグナスってバカらしいね〜」とその後、追加で言われた。
「えええ〜!!!それはヒドい!!」
しかし、バカと言われようが、ハンサムで唄って踊れるという芸は誰でもできない。
私はバカでも踊れないし、唄えないし、不細工だし、全く救いようがない。

言いたい奴には言わせておけ〜。ふん。

「アルカザールってユーロビジョン・ソング・コンテストにでも出た事あんじゃないかなぁ」
とヨーハン。
「何それ? ユーロビジョン・ソング・コンテストって?」
「えええ〜知らないの?」と本当に驚かれてしまった。

「毎年5月に開催されるんだけど、ヨーロッパ各国から代表の歌手やグループが登場して
競うんだよ。ABBAもユーロビジョンで優勝したし。ヨーロッパ各国では誰でも観る番組だよ。

「そんな番組あるんだ!観てみたいなぁ〜!マグナスくん観れるかな?」
「今年はどうかな? とにかく、マグナスって、バカらしいよ」
「それでもいいのよ〜」

***

ユーロビジョン・ソング・コンテスト!
ヨーロッパ各国版紅白歌合戦みたいなものだろうか?
アメリカで言えばアカデミー賞のようなものか?
これまで生きてきてユーロビジョン・ソング・コンテストの存在すら知らなかった。
どなたかご存知ですか?

ちなみに、ウィキペディアにあったので、こちらをどうぞ。

今年はモスクワで開催されるらしい。
オフィシャル・ページをどうぞ。

***

Dear もんくうさぎさん,
スウェーデン人のヨーハンが何を言おうが、私はマグナスくんLOVEです!
もしマグナスくんが出演するならば、一緒にモスクワ行きますか?
Wrap Myself in Paper、ありがとうございました。

thank-you

 

今年の目標はKENさま100体 1月 11, 2009

カテゴリー Barbie and Ken バービーとケン, Gay — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 10:01 pm

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***

今年の目標にゲイ友100人作るという壮大(か?)な目標を立てた。
ゲイバーで顔見知りになるということであれば6月には100人は越せるとは思うが、
ストレートの女友達が「ゲイ友の定義」を決めた。

会った時に「ハイ!メグミ」と私の名前を覚えて言ってくれるゲイガイズである。
電話番号を交換して、テキストやメールをやり取りして、そして一緒に遊びに行くまでになるような関係を
100人のゲイガイズと結ぶのは難しいので、最低私の名前を覚えてくれているが「ゲイ友の定義」だ。

ところで、この目標をルームメイト氏に伝えた。
するとこんな返事が来た。

「最近、ニューヨークの元彼との連絡を再開しました。元彼とメグミは気が合うような気がします。
アナタが良かったら会えるようにセッティングします。でも元彼のことが好きになって彼との間に赤ちゃんが欲しいって
言わないでね。私、嫉妬で苦しんでしまうから・・・」

ルームメイト氏・・・なんて良い人なのぉ〜と感動した。
「くだらない目標」と一笑してしまえば済む私の今年の目標に対して、昔の彼を紹介してくれるなんて。

ルームメイト氏の元彼は白人のゲイで、ルームメイト氏と同じく韓国系アメリカ人の妻がいた。
元彼と遠距離恋愛だった頃、ルームメイト氏は結婚していた。
出張だと嘘を言ってルームメイト氏は彼との逢瀬を楽しんでいた。
そしてクローゼットのゲイだったルームメイト氏が自分に正直になれる時間が彼とのひとときだったのだ。

その相手と会うことになるかもしれない。

韓国系の妻がいたということも実は私にとっては嬉しい。
ニューヨークに住んで実感したが、日本やアジアに興味がないアメリカ人または外国人とは
友達になれないということだ。
戦後、日本は良くも悪くもアメリカLOVEの教育でかつ文化もアメリカLOVEだ。
アメリカン・カルチャーに憧れを持って私の場合はニューヨークに来た。
だから、アメリカ人とは誰とでも友達になれる気がしたが実際そうではない。
日本LOVEやアジアLOVEじゃない人とは友達にも恋人にもなれない。

ルームメイト氏の元恋人に会うのが楽しみであ〜る。

***

ところで、今年の目標にゲイ友100人作るの他に、実は他にも立てた目標がある。
KENさま100体である。
現在25体を所有している。あと75体、いろんなKENを集められたらと思う。

ken100
全部ではないが私が所有しているKENさまである!!

 

私ってクレイジー? 血は水よりも濃くない場合もある。 1月 7, 2009

カテゴリー Gay — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 11:54 pm

wkennewyear
このKENsの写真、気に入っている!

***

大晦日のパーティーはストレートの方々ばかりで、大抵は夫婦という状況だった。
ゲイガイズはいなかった。
しかし、パーティーを主催したのは私の友達なので、私がゲイガイズが大好き!ということを知っている。
そして2009年の目標は「ゲイ友100人を作る」という壮大な計画(か?)を立てたことも知っている。
「ゲイガイズは全く来ないけれど、落胆することはないわ!ゲイ友がいっぱいいる夫婦も招待したのよ!
紹介するわ」と友達から言われた。

ちなみに夫婦とは男女のヘテロ・セクシャルの夫婦である。

***

で、ゲイ友がいっぱいいるというアメリカ人の白人夫婦を紹介してもらった。
最初から「ゲイ好きなんです、彼女」という恐ろしい直球ではなく、
「映画を監督したり、脚本を書いたりしたりしているんです」と藝術家風な紹介を友達はしてくれた。
友達もちゃんと空気を読んでいる。

友達を交えて4人でまずはお互いの仕事の話なんぞをして、
そして次第に打ち解けて、それから話が盛り上がったところに、
友達が「あのね、ゲイのお友達たくさんいるんですよね〜。彼女もなんですよ〜」
と話を「本題」に振った。

「そうなんだよ。ワイフがFAGHAG(おこげ)でね〜」と旦那さん。

夫の仕事はアート系。
ゲイガイズの割合が高い分野なので、それで知り合いが多いのかと思ったら違った。
妻の大学の友人にレズビアンがいる。
彼女がゲイガイズの友達を紹介してくれて、それでみんなと友達になったそうである。
なんと夫婦とゲイガイズとレズビアンと他のストレートの女友達で夏はキャンプに行くらしい。

「わぁ〜!うらやましいぃ〜」と思わず言ったしまった私。
それに旦那さんも理解がある。

妻に質問してみた。
「ゲイバーやクラブには一緒に行くんですか?」
「うん、行くわよ。ゲイガイズは踊るのが大好きでしょう。それに楽しいしね」
確かに、ゲイメンは踊るのが大好きだ。
彼らと一緒に踊るのが楽しいから・・・私がゲイバーに行く理由のひとつだ。

「私も踊るのが好きだから一緒に行くけど、段々キスしたり、お互い触り合ったり、裸になったり、大変になるのよね。だから、そういうふうになったら、バイ!ガイズって帰る事にしているの〜」と妻。

う〜ん、成る程。
妻は賢明なFAGHAG(おこげ)。
引き際を知っている。
ゲイガイズが変調を来す(もやもや〜ん)前に帰れば、取り残されたりしないわけだ。

「もしも今度何かゲイガイズと遊ぶ機会がありましたら、ぜひ私も呼んでください」
とお願いした。
「もちろん」
と妻からの明るい答えが返ってきた。
本当に招待されるかどうかは全く期待していないが、万が一ということがあるので、
お願いしてみた次第だ。
悲しい哉、社交辞令という可能性が高いと思う。

***後日談***

後日、友達から聞いたのだが旦那さんが私のことを「クレイジーだね」と言っていたそうだ。
思い返せば、夫の私の見る目は怯えていた。
むむむ〜。

ゲイガイズの友達が欲しいっていうことはクレイジーなのか?
「クレイジーで悪かったね!ストレートマンよ!ふん」
と少し腹を立てたが、「ストレートの男の友達100人欲しい」=(セックスしたいの暗喩)
という方がクレイジーではないか?
あなたとセックスをしたいと妻帯者の夫を誘惑する方がクレイジーではないか?
まっ、価値観はひとそれぞれ違うから、腹を立てる私は間違っているかもしれない。

ところで、パーティーを主催した友達が後日、「ゲイのネタを大晦日のパーティーで出していいかどうか、
迷ったんだけど変に隠すのも変だと思って、メグミさんをあのご夫婦に紹介したんだけど・・・。
実はあの時、お父さんがクローゼットのゲイでお母さんと離婚してオープンリー・ゲイになったという男の人がいたの」

「ええええ〜!!」
と、私はルームメイト氏が元妻との間に子供が出来ていたら、子供は彼と同じ境遇に・・・と考えてしまった。
現実のブロークバックマウンテン話。

しかし、彼の話はシンプルではなかった。

「お父さんがゲイだからと言ってゲイが嫌いなわけじゃないとは思うんだけど。それにちょっと話は複雑でね。
離婚した後、お母さんに男ができてお母さんは彼をゲイの父親に預けたらしいのよ。10代の始めの頃ね。
お父さんは彼氏と暮らしていたから、お父さんとボーイフレンドとの3人での生活が始まったんだけど、
今度はお父さんに他の男ができてお父さんは新しい男に走り、家を出て行ってしまったのよ。
でも、お父さんの元彼が彼を立派に育てたのよ」

「わぁ〜、そういうこともあるんだ」と正直驚いた。

愛情溢れる子煩悩なゲイマンに出会ったのだと思う。
自分の子供でもなく、元彼氏の子供を育て上げたゲイマン。
なかなかできるものではない。
血は水より濃し、というが、愛情は血縁関係から生まれるものではないとこの話を聞いて思った。
もし養子を育てることになってもきっと愛せるのかもしれないと思った。

***

本当のお父さんとお母さんについては私の友達は彼から聞いていないという。
両親は彼を捨てた。