Deeeeep! New York! 2009

〜林檎の芯〜 ゲイメンと一緒にいる時が至福の時。ゲイガイズとの交友の記録!

日本に里帰り・東京駅でゲイダーが作動。 11月 29, 2008

カテゴリー Uncategorized — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 2:53 pm

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***

現在、日本に帰っている。

麻生首相が漢字が読めない話題が持ち切りで、英語が読めなかったブッシュに似ているなぁと思った。
ところで、知人と東京駅の丸の内中央口で待ち合わせをすることがあり、私は1時間早く到着。
その間、人間観察・・・というかゲイダーが勝手に作動し、このたくさんの人の流れの中に
ゲイガイズはいるだろうか?とニューヨークで培った(?)愛するゲイマンを察知するレーダーを作動。

1人のサラリーマン男性がもしかしてと思ったが、ストレート日本男児はとってもおっしゃれで髪型にも
気を使い、ある意味、女性化しているので、察知は難しい。
それにしてもこの人間観察1時間の中で思ったのは、日本の女性はきれいだなぁということ。
髪型もお化粧も芸が細かい!!!

ところで、今回の帰国は「二丁目」にも行かず、フミオとも会わず、ゲイ関連は全く皆無。
それに円高で、ドルが弱く・・・買い物も断念。
両親と静かに過ごす里帰りであ〜る。

ブログの続き、『だめんずを選ぶルームメイト氏について』は来週、ニューヨークに戻ってから書く。
すみませ〜ん。
お返事も少々お待ちください。

 

だめんずばかり選ぶのは女ばかりではない、そんなゲイもいる。 11月 26, 2008

カテゴリー Gay, True Love 真実の愛 — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 12:45 am

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***

ルームメイト氏宅には3人のハウスメイトが住んでいる。
ルームメイト氏はその中のひとりジェイソンのことを非常に気に入っていて、それは付き合いたいとか
そういうことではなく、明るい性格で場を盛り上げるのも得意な青年なので、
一緒にいて楽しいので好きということだったのだが、
ジャスティンが引っ越した後に入ったクリスという役者の青年とジェイソンが夜な夜なベットを共にするようになり、
2人は恋に落ちたとか、そういうことを一切口に出さないが、夜になるとジェイソンの部屋は空っぽでクリスの部屋は
ドアが閉められ2人が一緒の部屋にいることは明らかだった。

ルームメイト氏は疎外感から苦しむようになった。

自分の家なのにハウスメイト2人が夜な夜なセックスをしているが、自分は恋人もいず、太って髪の毛も薄くなり
醜くなる一方で、お気に入りのジェイソンはルームメイト氏と一緒にゲイバーに行かなくなり、
自分のプールでジェイソンとクリスはいちゃいちゃ泳いでいる。

お気に入りのジェイソンを盗ったクリスが憎い。
早く家から追い出したい。
ルームメイト氏はクリスを追い出す作戦に出た。
ジャスティンが結局出て行ったようにルームメイト氏はいろいろ難くせをつけてクリスに引っ越すを促すように仕向けた。

最近、ルームメイト氏に忠実な恋人ができた。
フランス人の青年、セバスチャンだ。
現在、キッチンのリノベート中なのだが、その手伝いも率先してやってくれる。
仕事から疲れて帰ってきたルームメイト氏のために夕飯を作って待ってくれている、まるで妻のような存在。
しかもボトムなフランス人である。

セバスチャンは仕事をしていない。
だから、料理をしたり家の用事をする時間があるのだ。
クリスは追い出され、ルームメイト氏の恋人セバスチャンが引っ越して来る。
ルームメイト氏は恋人との同棲生活が始まる。
それは彼の憧れであり、夢であった。

去年の今ごろ、彼は付き合っている男性がいた。
結局、2月に振られた。
その男性は30代前半なのに母親と住む、自分の靴代さえ出せないくらい稼ぎの悪いゲイだった。
そんな男にルームメイト氏は振られたのである。
「ルームメイト氏の想いの方が強いので重荷だ」という私からしたら許せない理由でた。
とんでもない。

***

現在の恋人は求職中で、それもなかなか仕事が決まらない。
ルーザーの臭いがプンプン漂ってくる。

今までの仕事の内容を聞くと、ユニバーサルスタジオの(アミューズメントパークの方である)
アトラクションのスタッフとか、クリージング(船の方の)のスタッフとかサービス業のアルバイトをしつつ役者を目指しているらしいが、写真を見たかぎり、お仏蘭西人なら、ジャン・レノぐらい個性的であって欲しいが、エキストラだったら使ってもらえるだろうの十人並みの容姿である。

もう1人のハウスメイト、タイラーはまだ家賃を払わず住んでいるし、引っ越してくる恋人も仕事がない。
自分のために働いてくれるからとそんなルーザーばかりを家に住まわせて大丈夫なのだろうかと心配になってくる。

自分を盲目的に愛してくれるからと経済的に自立していない恋人を住まわせて果たしてルームメイト氏の
財政状況は大丈夫なのだろうかと人ごとながら思う。
金の切れ目が縁の切れ目ということわざがある。
セバスチャンの失業状態が続くのであれば、この関係は3ヶ月と保たないであろうと予想する。

それにしても「だめんずばかり選ぶゲイ」それはルームメイト氏。
あ〜あ、心配だ。

 

ショックだ。 11月 25, 2008

カテゴリー Gay — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 2:35 am

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私が住むアパートから徒歩5分圏内に5軒のゲイバーがある。
2nd アベニューの3rd streetと2nd streetには3軒のゲイバーが軒を並べている。
Urge、最近開店したDTX、そして実は一度も言った事がないCOCK。
COCKはGO-GO BoYがペニスを触らせてくれるとか、それにお客さんもエロエロモードでスゴいらしいという噂は
聞いているが、女性のカバーチャージ(入場料)が20ドルもするので行けない。
高い!
Urgeは入りやすいので、ジャスティンともカケル青年ともカールくんとも行ったことがある。

***

午後8時。
Urgeの近く、2nd アベニューの3rd streetを渡ると、目の鋭いよれよれではないパリっとしたコートを着た2人の男性、それぞれ白人と黒人男性がちらしを配っていた。
無料(ただ)で配られるものは必ずいただくことにしている(笑)ので、手に取った。

「捜査に協力を〜」と男性達が言っている。
・・・ということは警察関係者だろうか?とちらしを見ると、ヘイト・クライムの目撃情報を求める内容だった。
男性2人はニューヨーク市警の刑事さんだったのだ。

***

ちらしの内容は・・・。

ヘイト・クライムの特別捜査班が目撃情報を探しています。
11月1日(土)の午前4時頃、2nd アベニューの2nd streetのコーナーで、2人のヒスパニック男性がホモセクシャルの男性3人に対して、ゲイに対する中傷の言葉を叫び、そして暴行を加えた後、東側に逃走するという事件が発生しました。
目撃した方はヘイト・クライムの特別捜査班にお電話をください。
目撃者に関する情報は厳秘です。

***

イースト・ビレッジでヘイト・クライムがあったとは驚きだ。

安全になったとはいえ、危ないドラッグの雰囲気を漂わせているボヘミン的なイースト・ビレッジは、
ヘルズ・キッチン、チェルシー、ウエスト・ビレッジに比べるとゲイマンの数は少なく、
ゲイ的な雰囲気は漂ってはいないが、ゲイ・カップルが手をつないで歩いているし、
それは特別なことでなく普通のことなので誰も気にしないし、ストレートのバーの隣にゲイバーがあり、
それも際立って特別なことではない。

11月1日は私は何をしていたかとカレンダーを見る。
11月1日の午前4時とはハローウィンの続きの朝方だ。
4時はバーが閉まる時間だ。
バーが閉店し、地下鉄の駅に向かったところでゲイガイズは嫌な奴らに会ってしまったのだ、と想像する。
ハローウィンだから、多分仮装していたと思うが、どんな仮装をしていたのだろうか。
気になる。
犯人の標的になりやすい仮装だったのだろうか。

私は11月1日の午前4時は、腐女子高生の仮装でチェルシーのG Loungeにいた。
バーが閉店になり、タクシーを捕まえてアパートに着いたのが午前4時半だった。

***

ハローウィンの日に事件があったのだと思うとやるせない。
犯人はハローウィンの浮かれ気分のまま面白半分でゲイガイズを揶揄してボコボコにしたのかもしれない。
それにしてもこのイースト・ビレッジで、ゲイガイズ暴行事件があったとは、ショックである。

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HATE CRIME TASK FORCE(ヘイトクライム特別捜査班)が目撃情報を募っていたチラシだ。

 

そんなことさせてたまるかぁ!ホモフォビアの映画館ボイコット! 11月 24, 2008

カテゴリー Gay — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 1:06 am

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先日、拙ブログでもお伝えした映画監督ガズ・ヴァン・サントの最新作MILKはゲイを公言して当選した実在の政治家ハーヴィー・ミルクを題材にした映画で、今週の水曜日にアメリカで公開される。

カールくんから教えてもらったのだが、その映画MILKを公開する映画館チェーンのCEOがモルモン教徒で、カリフォルニア州で市民投票の案件になった「ゲイの結婚を認めることを削除する」Propositon 8にYESを投票しようキャンペーンに寄付したというのである。
それでボイコット運動が展開されてるという。

***

詳細を知りたいとネットで調べてみると、
Cinemarkという映画館チェーンのCEOであるAlan Stock氏がアンチ・ゲイ結婚のキャンペーンに$9,999を
寄付したという。

Cinemarkが経営する映画館でMILKを観たら、その映画代の儲けが
アンチ・ゲイ結婚のキャンペーン等に使われる可能性が大なわけで、そんなことさせてたまるかぁ〜と
No Milk for Cinemarkというボイコット運動が起きている。サイトはこちら。

自分の映画館ではゲイの政治家の映画を上映するというお金儲けのためにはポリシーも信念もない人物のようである。

***

ところで、こちらがCinemarkの映画館のロケーションが分かるサイトである。
Cinemarkは規模が大きい映画館チェーンで、全米各地にあるようである。
マンハッタンにはないが、ニューヨーク州には数軒あるようだ。
ということでMILK鑑賞はマンハッタンの映画館で!
少々高めの映画代ではあるが。

ところで、前述のNo Milk for CinemarkのサイトではCinemarkじゃない上映映画館を探すために映画サイトのリンクがあるので、観に行く前には確認してください。

私の愛するゲイガイズが結婚できる日が来ますように、そう願って私もボイコット運動の記事を書いた。

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Cinemarkの映画館ではMILKを観ないようにしよう!

 

精子バンク 11月 23, 2008

カテゴリー Gay, True Love 真実の愛 — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 12:35 pm

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今夜、カールくんとメキシコ料理店で食事をした。
カリフォルニア出身の人はメキシコ料理が大好きなようで、ジャスティンも料理するのはメキシコ料理だったし、
ごちそうになったカールくんの手料理もそうだったし、本当に大好きなようである。

カールくんにはジャスティンのこともルームメイト氏のことも詳しく話してなかったので、
今夜こそは言った方がいいかもしれないと思った。
それはやはりルームメイ氏との騒動があったからだと思う。

フローズン・マルガリータを1杯飲む。
冷たくて鼻にキィーンときた。
1杯で私はもういい気分。
アルコールが入ると弁舌が滑らかになる。

ジャスティンと知り合ったきっかけの話をする前に私の「ゲイの歴史」を語った。
ゲイガイズとの関わりだ。
そこまで遡らないと、なぜジャスティンとゲイバーで知り合ったかの説明がし難いからだ。
まさに私のこれまでの人生の歴史とも言える。

***

そして、拙ブログをお読みいただいている方は記憶していると思うが、昨年12月、ジャスティンにLAに会いにいったところ、とってもハンサムなルームメイトがいて、元妻との離婚話にも同情し、ゲイと分かっていてもメイク・ラヴをして完全に恋に落ちてしまった・・・とまぁ一連の話をし、兄の死をきっかけに孤独感に苛み、子供が欲しいと本能が叫び、ルームメイト氏との間に子供を作ろうと決意したが、私の体の状態で体外受精しか方法がなく、専門医まで相談に行ったこと、そして最近、何気にカールくんを精子ドナーにしようかなぁと軽い気持ちで言ったら、ルームメイト氏から怒りのメールが来た話を一挙にした。

カールくんは頷きながら話を聞いてくれていた。

「ごめんね〜、子供のこととか精子提供のこととか、カールくんには一言も言ってなかったんだけど、勝手にそんなことで盛り上がっていたのよ〜」と謝罪する。本人の知らないところで勝手に話が盛り上がっていた。

「子供といえば、ボクも子供が欲しくて医大生の時に、精子バンクに精子を提供しようと応募したんだ。
ゲイだから女性との間に子供ができることは諦めていたんだけど、もしかして誰かがボクの精子を使って妊娠し子供が生まれれば、ボクの子供がこの世に存在するかもと密かな願いを託したんだ。でもゲイだから拒否されちゃった」

「ええええ〜!!そうなの。そうなんだ」

身長は180cm。
痩せていて容姿も良く、顔もかわいい。アイビーリーグの医学部卒という秀才のカールくん。
しかし、「ゲイ」という理由で精子バンクは彼をはねたのだ。

カールくんに聞くとやはり女性にもモテモテだったらしい。
女性が放っておくわけがない。
我が子のDNAに組み込みたいと無意識に思うはずのハイレベルの男性だ。
でも自分を偽って子供のために女性と結婚して、家族を作ろうとは全く考えていないし、
女性とも今まで性交渉は一度も持ったことがないと言っていた。

***

「体外受精って医療費が高いけど、どうするの?」
「それは私の私の少ない蓄えと、親も援助してくれる」
「父親についてご両親は何も言わないの?」
「うん、私が選んで好きなら誰でもいいって言ってくれている。普通の家族を持つことは我が娘には無理なんだと諦めているんだと思う」
「はははは〜」と大笑いするカールくん。

結局、私はカールくんに「精子ドナーになって欲しい」とは言わなかった。
今、決意もしていないのに、お願いするのは軽々しいと思ったからだ。
彼も「精子ドナーになりたい」と言わなかった。

その日は子供のことは笑って話が終わり、ヘルズキッチンのゲイバーに行った。

 

ヘテロの世界の定規では測りれきれない異性の存在 11月 21, 2008

カテゴリー Gay, True Love 真実の愛 — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 11:48 pm

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そんなに子供が欲しければまた女を騙して結婚すればいい。
レズビアン・カップルと交渉すればいい。
私のことはその件から放って欲しいと思っていると、ルームメイト氏から今度はテキストが来た。

「ずっとメグミのことを怒っていることなんかできない。
カールが登場して捨てられたと思ったけど、そうじゃないと分かったし、
キミにとって最良な方法を選べばいいと思う」

次にメールがきた。
「メグミにとってベストな方法を選べばいいし、どんなことであれ、私はサポートしたいと
思っている。それが友達としてできることだから。

カールについては、連絡が来ないと不満を言っていたから、
父親として選ぶほど、近い間柄とは考えてもいなかったけど、
今のキミにとって一番親しいゲイというのは分かった。
彼と出会ったきっかけは私が書いたオンラインの広告。
きっかけを手助けしただけでも私は嬉しいと思っているし、
それを忘れて欲しくない。

いつかカールに会いたい。
お医者さんのパートナーを持つのが私の夢だからね~。
カールに私が会いたがっていることを伝えてください。

LAから愛と抱擁を送ります」

***

最後の締めくくりは、「お医者さんのパートナーを持つのが夢だから、
カールを紹介してね!」だった・・・。

結局、行き着くところはソコじゃない!
父親になるために努力するとか、そういうことで私を説得するのではなく、恋や愛を選ぶ!
怒るどころか、笑いさえ出てしまった。
ハハハ~!!

「キミが母親になりたいのなら、ボクはキミのために、努力は惜しまない・・・。
協力するから・・・」などと、もっと積極的にそれも必死に言ってくれたら、
明日から不妊治療を始めるだろう。

しかし、そうは思ってもくれないし、説得も努力もしてくれないルームメイト氏。
それはゲイである彼にとって、私が恋愛の対象ではない女だからだ。

疑問 (どうして愛してくれないの?)→結論(彼はゲイで私は女だから)、
疑問→結論、 疑問→結論・・・・。

堂々巡りのぐるぐるが回転する。
私なりにピリオドを打ったはずなのに、またもやぐるぐると回転している。

もう、いい。
回転しなくていい。
もう、いい。

そう、結局はルームメイト氏は愛を探しているゲイ。

***

笑ったら、ルームメイト氏への嫌悪感は消えた。
ルームメイト氏が送ってくれた結婚披露宴の写真を再び見る。

結婚披露宴では舞台の小道具になった気分で周りの華やかさとは裏腹に落ち込み、
ゲイである自分を完全否定して幸せな花婿を演じていることから逃げ出したいが、もう後戻りはできないと
激しく悲しんだと語ってくれたルームメイト氏。
でも、今ではこの経験ができて本当に良かったとメールには書いてあった。

写真を送って来た理由は、子供のことを考えると連想で妻のことが思い浮かび、そして現在の自分を見つめる
きっかけになるのではないだろうか。
「自分は立ち直って大丈夫なんだよ」と己に言い聞かせるために私に送ってきたのかもしれない。
元妻との3年間の結婚生活で子供が授かるようにと夫婦で努力したが叶わず、不妊治療の専門医も訪れた経緯もあり、
子供=元妻との思い出になるのは必然なのかもしれない。

***

落ち着いてテキストやメールを読み返し、今回の騒動を考えてみた。
ルームメイト氏は、私が精子ドナーとして選ぶくらい、カールくんがメグミ・ゲイガイ・ランキングNo.1の
座に輝いた!と思い込んで悲しかった・・・ということが発端ではないかと思う。
父親になれない悲しみではなく、No.1から落ちた・・・ということで悲嘆にくれたのだと思われる。
まぁ、私の勝手な解釈ではあるが・・・(笑)。

生物学的に恋愛の対象にはならないが、そこまで思ってくれて、長いメールもくれて、
電話も無視という思いっきりの意思表示をしてくれるというヘテロの世界の定規では
測れきれない異性の存在が同じ大陸の端にいる・・・大切にしなくてはいけないなぁと思った。

あっ、そういえば、ジャスティンは?
最近、連絡が途絶えている。

***

ルームメイト氏との毎日テキスト&メール交換の日々は復活している。

 

また女を騙して結婚すればいいだろう・・・ 11月 20, 2008

カテゴリー Gay, True Love 真実の愛 — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 3:58 pm

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***

電話が掛かってこなかったので、メールを書いた。

『カールくんのことは男性として好きではないし、
赤ちゃんを持った女友達の助言からシングルマザーはとっても大変だって
聞いたから、最近よく会っているカールくんがいいかなぁとふと思っただけで
真剣には考えてはいません。そこまで落ち込まないでください』

しかし、ルームメイト氏からメールの返事はなかった。
これで彼が怒ったまま音信が途絶えても仕方がないと思った。
それまでの関係だったのだ。

次の日、ルームメイト氏からメールが来た。

『この写真を偶然に見つけました。メグミとシェアしたくて送りました。
この後しばらくして、父ががんで亡くなりました。家族全員で最後に撮った写真です。
写真を見て悲しいけれど涙は出ませんでした・・・』

それはルームメイト氏の結婚式の時の写真だった。
カリフォルニアのブルースカイが眩しく、彼の両親とお姉さんとそして韓国系アメリカ人の
元妻が色とりどりの花に囲まれて、みんな幸せそうに一緒に写っている「家族写真」だ。

ルームメイト氏はこの写真を私に見せて私にどう思えと言うのだろう。

同情して、彼の子供を産むように努力して欲しいと思っているのだろうか?
前妻との間に子供ができなかったのは彼の問題であって、同情する気持ちはあったが
私の問題ではない。

元妻への罪悪感に関する話は、何度も何度も同じことを聞かされる身としても辛い。
「またかぁ~」と思いたくもなる。
そこまで彼を苦しめていることだと分かっていても、また持ち出されてどう返答していいか非常に困る。
妻のことを考えると胸の奥がひりひりどころか、痛くて重くなる。

ゲイであることを隠して結婚した罪の意識。
時間とルームメイト自身がゲイマンとして幸せになることで薄まることだとは思う。

男として私が望むような幸せを与えられないと明言したのにもかかわらず、
子供の話になると自分の思いを一方的に押し付けてくる。

また女を騙して結婚すればいいだろうと私は思った。
ルームメイト氏への嫌悪感が増大しいく。

(つづく)

 

まるで路上にポイッっと捨てられるゴミみたいに扱われて酷すぎます! 11月 18, 2008

カテゴリー Gay, True Love 真実の愛 — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 11:53 pm

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ルームメイト氏から「赤ちゃんのことは諦めたの?それとも継続なの?」というメールが来た。
カールくんの悪影響で、と彼のせいにしているが実際、彼と過ごすと大変楽しいので、お酒も飲み始め、
夫(及び我が子の父親)候補を必死で探すというよりはゲイのお友達を作ることに情熱を燃やし、
かつ夜遊びに精を出している今日この頃で、「明るい家族計画」とかけ離れた状況にいるが、
それでも頭の中ではいつも「チクタク・チクタクと鳴っている体内時計」を意識し、「生物として機能する期間の終焉」が訪れるのをいつも恐れ、そしていつも子供のことを考えている。

***

「やっちゃった!できちゃった!」にはならない私の体の状況で、
健康な人ならば通らなくてもいい道を通らなければならず、まずは手術を受けなければならない。
その手術のことを考えると気が重い。
これまで2回も手術を受けているから想像でなく経験から大変なことが分かっているからだ。
検査もやっかいだし、術後も非常に辛い。
しかし、以前は、そんな困難を乗り切り、子供が欲しい!ルームメイト氏の子供がと思ったが今はそうでもない。

でも、知人の女性が赤ちゃんを産み、彼女の赤ちゃんを見たらとむくむくと母性が湧いて来た。
育てたい・・・と思うのは本能なのかもしれない。
彼女は旦那さんがいて、家族もニューヨーク近郊にいる。
そしてバリバリ働いている働くママだ。

私が子供を持つとしたらシングルマザーになることを伝えているのだが、
「シングルマザーは大変よ!お金があってナニーやベビーシッターが雇えるのならいいけど、
全てをひとりでするなんて無理よ。赤ちゃんは想像以上に手が掛かるんだから!」と助言をもらった。

日本にいる年老いた両親だけが私の家族だ。
もし赤ちゃんが生まれることになったら、両親にニューヨークに来て手伝ってとは言えないし、
かと言って日本に帰るつもりもない。

遠くのルームメイト氏を父親に選んだ場合、お金はある程度出してくれるかもしれないが、
彼は手伝いには来てくれないだろうと思う。
もし来たとしてもタイラーが一緒だったら非常に嫌だし、
それに私もロサンジェルスに引っ越すつもりもない。
ルームメイト氏の妻にはなれないのだから、生活を変えてまでLAに引っ越すのは嫌なのである。

じゃ同じマンハッタンに住むカールくんだったらどうだろう???
私が忙しい時に電話一本で来てくれて、子守りをしてくれそうだし、我が子だったら尚更何かと
面倒を見てくれそうな気がする。

・・・と、以上のことから私はルームメイト氏の返事にこう書いた。
「多分、来年ぐらいに手術をして、体外受精の準備をしようと思います。
精子の提供者はカールくんがいいかなぁ〜と今のところ思っていま〜す」

するとルームメイト氏から長い長いメールが送られて来た。
「まだ知り合ったばかりのカールをどうして選ぶの?
私は傷つきました。
まるで路上にポイッっと捨てられるゴミみたいに扱われて酷すぎます・・・」
という私が自己中心的な人間で、自分がとっても傷ついたことが繰り返し繰り返し書かれていた。

***

ルームメイト氏からのメールを読んで、彼のことが鬱陶しいと思った。
それに私と今まで連絡を取ってきたのは友達だと思って大切にしてくれたのではなく、
自分の子供を産んでくれるかもしれない女性だから、という利害だけの臭いがプンプン漂ってきて嫌な気分になった。

ルームメイト氏と会ったのはたった4回だ。
カールくんは短期間とはいえ、知り合って2ヶ月以上経っている。
ルームメイト氏と会った回数以上に会っている。

でも、カールくんとはセックスはしていないし、
ルームメイト氏のように恋い焦がれた気持ちにはなっていないし、
恋心は抱きそうだったが今後抱かないという自信もある。

精子提供者になって欲しいと言ったらカールくんはなってくれるだろと思う。
そういう話は一度もしたことはないが。

同じマンハッタンに住んでいるので、私の不妊治療にも簡単に来られる。
アイビーリーグの医学部卒なので彼に似れば頭の良い子供ができるかもしれない。
また長身なので彼に似れば背が高くなるだろう。
恋心を抱いたことがない分、友達として距離感があるので彼の男関係に嫉妬することもない。
それに彼は医師なので何かとアドバイスがもらえるかもしれないという極めて愛だの恋だのを無視した
実益だけで、それもふと思った気軽な返事だったのにルームメイト氏の反応は私にとって極めて異常だった。

***

ルームメイト氏との間に子供が授かったりしても、彼にパートナーができたら、
子供を渡すようにと言ってくるかもしれないし、
都合の良い時だけ、会いに来たり、お金はくれずにケチな父親になって、子供を利用したりするに違いない
・・・と段々、疑心暗鬼になってきた。

テキストにも「傷ついた・・・」というメッセージが何度も送られてきて、「いい加減にして欲しい」と怒りすら込み上げてきた。
「何が傷ついたよ!男とデートしまくってセックスしまくってるくせに!」
とロジカルな反応ではないとが思いつつも、そう思えてはらわたが煮えくりかえる。
我慢がならず電話を掛けるが、ルームメイト氏は電話を取らなかった。

「傷つけてごめんなさい。電話をください。」
と怒りをぶつけたい気持ちを抑え、謝りのメッセージを残したが、
彼から電話はかかってこなかった。

(つづく)

 

ストレート男とデートの巻 11月 17, 2008

カテゴリー Holding Hands and The City — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 10:47 pm

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***

「きゃぁ〜!ハンサムぅ〜!ゲイガイズ」と騒ぎ、ゲイ同士の結婚のためにデモ行進をしつつ、
最近友達になったゲイの医師、カールくんや日本ゲイ男児のカケル青年とゲイバーに繰り出している私だが、
その合間を縫ってストレートの男とデートをした。

友達の紹介の白人男性だ。
一緒に食事をした。
サラダをオーダーした。
四分の一に切られたレモンが添えられていたので、レモンを指で挟んでキューッとレモン汁を出してサラダに掛けた。
レモンの種がサラダの上に飛んでころっとのった。

私は別に気にも留めなかったが、その男性は「その種、よけないとダメだよ!!!」と二回も言った。
そんなの気がついていたし、種をバリバリ食べるつもりはなかったし、
食べる時に種は端に寄せるつもりだった。

「避けないとダメだよ。種があるよ」と男が言った時点でその場を立ち去り、どこかに逃亡したくなった。

***

そして食事が済み、チェックが運ばれ、私は一応、支払う意志を見せようとバッグを開けて財布を出した。
そのレモンの種男は身を乗り出して私のバックの中味を見た。
「わぁ〜雑然としている!整理ダメなんだね」と言った。

普通、女性のバックの中を身を乗り出して見るだろうか???

「悪かったわね〜!お前も細かいなぁ〜。だから女が出来ないんだよ〜」と言いたかったが言い返さなかったし、
送ってくれると言ったが、拒否してひとりで帰宅した。

***

あ〜あ。
時間の無駄だった。

レモンの種がどこに飛ぼうが、バッグの中がぐちゃぐちゃでも文句を言わないストレートの男はいないのだろうか?

しかし、その男が私のタイプでどうしても好かれたかったら、レモンの種に気を使い、
バッグの中を整理するかもしれないが、
別にタイプでもないし、話がつまならい男のために時間を割くだけ無駄である。

カールくんとペニスの話をしたり、一緒に踊っている方が楽しいし、レモン種男にテキストを送る時間が
あったら断然ルームメイト氏に1通でも多くテキストを送った方がいい、という結論に達し、
二度と会うことはないと思った。

そんなつまらないストレート男と会ったせいで、風邪は悪化し、喉は痛く、高熱でふらふらで、
やっとの思いでブログをアップしている次第であ〜る。

出会いも恵まれず、風邪で苦しむ私にプラハの君から写真が送られたきた。
心が癒され、汚れから浄化された気分になった。

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この写真だが、下半身には何も身に付けておらず、ペニスがぷらりんの写真であった(きゃっ)

 

黒人と白人の異人種間ゲイ結婚カップルKEN!〜再び、抗議活動!〜 11月 16, 2008

カテゴリー Gay, True Love 真実の愛 — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 11:06 pm

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***

全米の各地で同時に「Prop 8」の抗議首集会が土曜日に行われた。

同時なので、時差のあるアメリカでは、ニューヨークは午後1時30分から、
シカゴは午後12時30分から、ロサンジェルスとサンフランシスコは10時30分から開催されたのである。

主催者のサイトを見ると、各州の各地で抗議集会が行われたようである。
下記が主催者のサイトであ〜る。
JOIN THE IMPACT: UNITE FOR LGBTQ EQUALITY!

***

私は弾けるドクター・カールにこの抗議を教えてもらい、カケル青年を誘って一緒にで出掛けた。
ニューヨークではシティーホール(市役所)の近くで行われた。
ドクター・カールの友達数人も加わり、人垣の抗議集会に参加する。

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写真はカケル青年。朝は雨が降った。抗議集会の時には雨は止んでいた。

***

抗議集会では、いろんな人が登場し、抗議演説をした。

だが、実のところ、誰がスピーチしているのか、私は殊更背が低いので見えず、内容もさっぱり分からずで、
カールくんに「誰が何をしゃべっているの?」
と質問したが、「大声で怒鳴っているのでよく分からない」と言っていた。

私の英語力の問題では無かったようで安心する(最近、何を話しているのか分からない時、私の英語力なのか、それとも話し手の問題なのかを確認して、アメリカ人も分からないと知って安心するということが多々ある。これも英語を理解する段階のひとつではないかと思う)。

水曜日はシュプレヒコールをしながら、デモ行進だったので、単なる立って演説を聞くという受け身の土曜日の抗議集会と違って参加している!抗議しているという更に積極的な行為に思えた。

カールくんは「シュプレヒコール上げたいよ〜」とうずうずしながら、機会があると奇声を上げていた。
私も彼に合わせて奇声を出す。
私はカールくんのこういう弾けるところが大好きだ。
日本でいた時は「止めた方がいいよ。そういう恥ずかしいことは・・・」と言われ制される傾向にあった私なので
ニューヨークに来て、それは別に変なことでもないし、普通のこととして扱われることが本当に素晴らしいと思った。

ゲイということと私の日本では変な性格ということは違う種類のことであるが、
しかし、特別視されず、普通に扱われるということが何よりも心の平安をもたらすことは身を以て学んだことなので、
ゲイの方々も「普通に扱われる日」が来ることを祈るばかりである。

***

今回の抗議行動にもKENも同伴。
黒人のKENと白人のKENであ〜る。
この二体でInterracial gay marriage couple(異人種間ゲイ結婚カップル)を表現。
この国では白人と黒人の異人種間の結婚は犯罪だったが、1967年に連邦政府の最高裁の判決により撤廃された。

黒人の父、白人の母を持つアメリカ次期大統領オバマ氏。
オバマ大統領が生まれた時(1961)は両親は罪を犯したのである。
そう犯罪者の子供だったわけだが、時代が変われば変わるである。
今度はゲイ同士の結婚の合法化だっ!!(唾飛ばしています!)

黒人のKENについてゲイガイズやレズビアンのお姉様方から「オマバ大統領?」と聞かれ、
「interracial gay marriage couple(異人種間ゲイ結婚カップル)よん」
と返答すると大受けで多くの人々から撮影を求められ、抗議集会でも大人気のカップルに!

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黒人KENと白人KENを撮影するプロテスター!

***

プロテスト後、カケル青年はテキストが送られて来たデートの相手と姿を消し、
私たち、カールくんとその友達2人のゲイガイズと計4人で日本の居酒屋で飲む(笑)。

カールくんから「カケルはどこに?誰と行ったの?」としつこく聞かれたので
「ペニスが太くて長い人と行った・・・」と言ったら妙に納得してくれた。
ペニスのサイズで姿を消した・・・というのは説得力があるのだろう。
カケル青年の話からでもソレは事実のようである(ごめん!ばらした)。

「日本人のゲイってニューヨークに滅多にいないよね〜」という話になり、
日本人のゲイと付き合ってみたい!と思っているようなそんな印象を受けた。
中国系や韓国系に比べたら人口的にも少ないし、そしてゲイガイズとなったらその数は少なく、
まさに希少価値が高い、日本男児ゲイメンだ。

***

私は翌朝、早起きしなければならず、居酒屋で別れた。
後ろ髪を引かれたが、彼らはゲイバーに行った。

カールくんと平日、映画を観たり、夕食を共にするが、絶対夜更かししたり、お酒を飲んだりしない。
朝が早いし、それに二日酔い状態では仕事には行かないカールくん。
内科医ではないので、吐き気を催しながらの仕事はできないだろうし、
それに何よりも人の命を預かる仕事だからだと思う。

私は享楽系の人間なので、二日酔い状態なんてざらだった。
飲まずに仕事なんかやってられっかぁ〜の態度であったが、
仕事に対し、まじめにしっかり取り組み、週末は弾けるという彼の態度に影響を受けて、私もそういう意味では
やっとまともになれたと思う(笑)。

***

それでは、今日の最後の一枚。
カケル青年が撮ってくれたロマンチックな一枚をどうぞ。

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ゲイに公民権を!プロテストに参加!デモ行進をする! 11月 12, 2008

カテゴリー Gay, True Love 真実の愛 — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 11:20 pm

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***

カリフォルニア州で先の大統領選挙と共に州民に直接問う市民投票の案件にあがった同性婚。
「ゲイ同士の結婚を認める権利を州法から削除」にYESかNOが問われた。
ドクター・カールと話したのだが、この問いかけがトリッキーだというのだ。

つまり、英語をあまり理解しない移民の人が大勢いるわけで、YESとNOと問われれば、
YESの方が良い方と勘違いして一票を投じてしまったのではないか。
カールくんのお友達で移民の祖父母を持つ人がカールくんに言ったらしいのだが、
どう説明しても分かってもらえず、YESに投票してしてしまったからなのだ。

Prop 8は、”Eliminates Right of Same-Sex Couples to Marry.” と英語で言うが、
このEliminateは見たまんま否定的な意味だと分かるNOTもUNもないが、思いっきり
ネガティブな意味(削除する、排除する、解除する)なのである。

もっと分かりやすく書かれていたら事情は違っていたかもしれないというのは
気休めだろうか?

ところで、カールくんからPropositon 8のプロテストに行こうと誘われた。
抗議しに行くのである。
抗議先はモルモン教会。
Propositon 8にYESを投票するように!のキャンペーンが行われたが、
その費用の40%に当たる20million ドル、日本円に換算すると20億円の費用をモルモン教会が寄付した。
カリフォルニア州の隣のユタ州はモルモン教の聖地であり、カリフォルニア州にも信者が多数居住していると
思われる。

ニューヨークにはリンカーンセンターの近く、65丁目とコロンバズ・アベニューにモルモン教会がある。
教会の前に6時30分に集まり抗議をする!という抗議活動だ。
主催は申し訳ないが分からない。

***

タイムワーナーのビルの前でカールくんと待ち合わせのだが、待っている間、
抗議文を書いたボードを持った男性達が
次から次へと私の前を通り過ぎた。
私の気分も高揚して気分は抗議態勢になる。

カールくんの元彼氏のデヴィットも来て3人でモルモン教会に行く。
彼は弁護士で、医師と弁護士のゲイのカップルなんて完璧過ぎだ。

教会の前には既に大勢の人々が集まり、シュプレヒコールを上げている。
「ゲイに平等の権利を〜」
「ホモフォビアは出て行け〜」
「今、ゲイに公民権を〜」

ヘリコプターが上空を旋回し、ごまんという警察官もいたが、物々しいムードではなかった。

デモ行進が始まり、私たちもデモの列に入り、シュプレヒコールを上げながら、
コロンバス・アベニューを南下して行く。

抗議デモ参加者は、ストレートもいるだろうが大半はゲイだと思われる。
ゲイメンの方が圧倒的人数だった。レズビアンは少なかった。

protest2
プラカードにFight The H8とあるが、なぜPではないかというと、HATEの頭文字を取ったからだ。

***

私は、プラカードを持っていかなかったが、その代わり、タキシードを着た二体のKENとミニレインボー・フラッグを
持ってデモ行進した。KENは花婿2人を表したのは言うまでもない。

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一体はルームメイト氏からのプレセントであ〜る。

ルームメイト氏に電話を掛ける。
彼は電話に出なかったが、メッセージを残す。

「ルームメイト氏聞こえる?」と電話の話口をシュプレヒコールを上げている人々の波に向ける。
 「ニューヨークでデモ行進しているんだよ!カリフォルニアのために、そして全てのゲイのためにプロテストしているんだよ」

カールくんも私のケータイに向かって叫んでくれる。
「ゲイに公民権を〜」

しばらくして、ルームメイト氏からテキストが来た。
「ありがとう!メッセージ聞きました。私たちのために行動してくれて、本当にありがとう!!」

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トランプタワーの前もデモ行進した。

***

デモ行進はコロンバス・サークルまでのわずか8、9ブロックを下っただけだったが、
世間にアピールできたと思う。
しかし、モルモン教会に声が届いたかどうかは疑問だが。

腐女子高生に続き、花婿ゲイKENがゲイガイズに大大大人気だった。
なんとデモ行進中、たくさんのゲイガイズに写真を撮られた。
私とKENの記念写真はつまらないと思ったので、「アナタと一緒に撮る?」と聞くと
みんな喜んで花婿KENを両手に持って、そしてレインボーフラッグも持って写真に収まった。

カールくんから「ハロウィーンも人気だったけど、今日も大人気ね〜」とうらやましそうに言われて、
抗議のデモにも関わらず、不謹慎と知りつつも非常に嬉しくなってしまった。

一体のKENはルームメイト氏からもらったものだということを付け加えて、ルームメイト氏にKENの写真を送った。
「メグミ、ありがとう!KENたちもありがとう!」と返事が来た。

願いはいつか叶う、そう信じて、KENを抱き締めた。

kens

ゲイの結婚が認められますように。
コネチカット州では州最高裁が同性婚を合法化し、今日から正式に結婚ライセンスが発行された。

 

私がゲイガイズに対して出来ることってこんなこと? 11月 11, 2008

カテゴリー Gay — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 11:49 pm

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***

ゲイの政治家で暗殺されたハーヴィー・ミルクのドキュメンタリー、The Times of Harvey Milkを観た後に私たちは歩いてヘルズ・キッチンのゲイバー、セラピーに行った。

その途中、ロサンジェルスのルームメイト氏からテキストがあって、
「セバスチャン(ルームメイト氏が最近、デートしてるフランス人)と今日は2回セックスしました!」
という内容だった。
ルームメイト氏は新しいデートの相手に浮かれている。
返事に「彼の中で射精したの?」と質問を送った。
その前日、ルームメイト氏のテキストが「セバスチャンをTOPしました!」だったので、
そう送ったのだが、「メグミは知らなくてもいいことよ」と教えてくれなかった。
フン。

ルームメイト氏が誰と何をしようが全く気にならなくなった。
嫉妬で苦しんだ日々が夢のようである。

私のケータイの待ち受け画面はルームメイト氏で、ケータイを開くと彼のブルーアイがやさしく私に語りかけてくるれる。ルームメイト氏の本名を呼びながら、私は待ち受け画面に頬ずりしている。
いつものごとく頬ずりしながら、この気持ち(ハーヴィー・ミルクのドキュメンタリーを観た後の気持ち)を
ルームメイト氏にどう伝えようか考えていた。

ルームメイト氏も選挙の結果にはがっかりしていたが、でもまだ希望はあるとメールを送って来てくれた。

ルームメイト氏からのメールであ〜る。

I think that this is one of the last blatant injustices left in laws books. It’s no better than segregation. It’s a violation of civil rights and not a religious issue as some make it. With such injustices, they are corrected overtime. The light of good and justice always prevails. It will just take more time, more work and people that are affected by it will appreciate the bond they share so much more. Anything earned and not given is appreciated a much higher level. That fact that it was on the ballot to overturn is a major cornerstone. I think there is a lot of hope.

***

お酒を止めていたのだが、最近、飲酒を再開。
ドクター・カールの悪影響である。
飲み過ぎないように己を制するようにしようとしているが、お酒が入ると自分が止められなくなるのも事実。
しかし、ここで制御すれば二日酔いもなく翌日も爽やかな酒飲みになるのである。

カールくんは、ロサンジェルスから女友達が訪ねて来ているとのことでこの週末は彼から何も誘いがなかった。
もちろんこの事はルームメイト氏に報告済みで、「捨てられたぁ〜」と騒いだ。
ルームメイト氏は最近、カールくん絡みで私が落ち込んだり、上機嫌になっていることを知っているわけだが、
上機嫌になっている時は無視して、落ち込んでいる時は助けてくれる。

セラピーでピノ・グリージョをマイケル青年にごちそうになり、ちびちび飲んでいると、カールくんから
「ブロードウェイショーが丁度終わったところ」とテキストが来た。
「マイケル青年と飲んでいるからセラピーにおいで〜」と誘うと、来るという。
カールくんの親友の女性も来るだろう。
むむむむ〜、軽いジェラシー。

カールくんと女性の友達が私たちを探している姿が見えて私はマイケル青年とカケル青年に
「どっちがきれい?どっちがかわいい?」
と聞く。もちろん、2人は「メグミ」と言うに決まっているし、実際、気を使って言ってくれたのだが、
カールくんの親友の女性の方が、若くて、痩せていて、きれいだった。

そして、この時、白雪姫の継母(ままはは)の気持ちを理解することができた。
分かっていても(自分がおばさんでデブでブスな事実)、第三者に「美しいのはアナタです」と言ってもらいたい
女心をである。
私の場合は、自信を持たせてくれる鏡のような役割を担ってくれる、つまり彼氏や夫がいので、
ゲイのお友達に頼むのである。

***

カールくんが女友達を紹介してくれる。
ドラマだったら、女の火花がバチバチだろう。
ゲイの男友達だからこそ、さらに火花は散る。
しかし、現実はそうでもなく、至って普通。

私はワイン1杯で気分が上昇し、幸福な気持ちになる。
マイケル青年もかなりご機嫌で、「カケル青年とキスするのを見たい」と変なことを言い出す。
マイケル青年とキスしたら、カケル青年とキスしてもいいという交換条件を出し、
私はマイケル青年と舌をからめてキスをする。

その様子を見ていたカールくんが
「あ〜!女と舌を使ってキスをしている!!全く持って信じられない」
と騒ぐが、私たちは「へへへ〜」ともうすっかり酔っているので、
うるさいカールくんを無視し、カケル青年のクチビルも奪う。

私が酒に酔うということは、欲望の堰を決壊させることなんだなぁとふと思う。
欲望の堰と言ってもキス程度であるが。
しかし、その対象が男性でもゲイガイズというオマケも付く。

カールくんはもっとお酒をオーダーしたいと一緒にバーカウンターに行く。
そこでテキーラのショットをカールくんは私の意志を無視し、勝手に注文し、
「友情の証だ!飲め!」と西部劇のガンマンのようなことを言われて、ガーッと飲む。
強いお酒なので舌が焼ける。
ううう〜と唸っていると、カールくんが私にかぶさってきて、キスをされたが、
いつものキスではなく、思いっきり舌がねじこまれた。
「カールくん、舌!どうしたの??」と聞くと、にこっと笑顔で返された。

マイケル青年とフレンチキスをしたことに嫉妬を覚えて、
私にも舌入りのキスをしてきたのではないかと勝手な解釈をしている。

ドクター・カールとルームメイト氏とは共通する点が多い。
カリフォルニアなまりだし、お母さんのように「これも食べなさい」とお肉などを切ってくれて面倒をみてくれる点や
毒舌でジョークが面白いところだ。
カールくんの方が精神的に強いと思う。
私は女性的な男性に惹かれてしまう。
ルームメイト氏もカールくんもやさしくて、ソフトで私よりも女性的だ。

時々、カールくんの顔を思い出してにやにやしている自分に気付くが、
彼に恋をしないように努力しているのも事実だ。

カールくんは親友の女性が翌朝早いので帰った。
私たちは、マイケル青年のゲイの友達と合流して、次のゲイバーに行く。
ゲイバー・ホッピングの開始である。
イェ〜イ!

***

ゲイの政治家で暗殺されたハーヴィー・ミルクのドキュメンタリー、The Times of Harvey Milkを観て落ち込み、心痛だった。
殺したのはゲイだから罪が軽い・・・この事実に憤った。

カリフォルニア州のPROPOSITION8の結果にも苛立っていたが、お酒を飲んだら、途端に幸福感に包まれ、
酔って、ゲイガイズと踊って、ゲイガイズに抱きついて、人生を満喫!

カケル青年のお腹をいっぱいさわったような記憶が・・・。
腹筋があって固い固いお腹で、感動した覚えがある。

結局、私がゲイガイズに対して出来ることってこんなこと?
と落ち込むが、ゲイガイズが好きな私なりのサポートだと無理やりこじつけた。

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花婿KENを購入したが、箱から出せずにいる。ニューヨークで同性婚が合法になったら箱から出そうかな。

 

心の裏返しなのか? 〜Proposition8の前には6があった。〜 11月 10, 2008

カテゴリー Gay, Movie 映画鑑賞 — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 11:58 pm

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***

カケル青年に誘われて、MOMAでドキュメンタリーを観た。
ドクター・カールのお友達で日本語を話せるアメリカ人の白人青年マイケルくんも誘った。
マイケル青年もゲイである。
マイケル青年の日本語はぺらぺら・レベルではないが、ある程度の会話は面白いくらい成立する。
カケル青年とマイケル青年は歳の頃も同じで、人種は違うが同じ雰囲気を漂わせている。

カケル青年が誘ってくれたのは、「ハーヴィー・ミルク」という人物のドキュメンタリーであった。
「ハーヴィー・ミルク」とは、映画監督ガス・ヴァン・サントの最新作で11月26日にアメリカ公開が控えている映画、MILKの主題になった人物である。
映画のタイトルは彼の名字から付けられた。
ミルクは牛乳と同じスペル、MILKである。

***

「ハーヴィー・ミルク」とはどんな人物なのか?
アメリカで最初にゲイであることを公言して1978年にゲイ・エリアとして有名なサンフランシスコ市のカストロ地区のDistrict Supervisorに立候補して当選した政治家である。
当選は3回目にして実現した。

ドキュメンタリーのタイトルはThe Times of Harvey Milk
ガス・ヴァン・サントの映画ではショーン・ペンが演じる。

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ニューヨークはロングアイランドの出身のユダヤ人で、サンフランシスコに移住し、彼氏と共にカメラ屋さんをカストロ地区で営んでいた。

***

しかし、当選して1年にも満たない時に、11ヶ月後に、ミルク氏と同じ地位である元District Supervisorで
元警察官&消防士であったダン・ホワイトにサンフランシスコ市役所内で射殺された。
ダン・ホワイトはまずサンフランシスコ市長のジョージ・モスコーネをまず射殺して、
それからハーヴィー・ミルクに弾丸を5発発射した。
そのうち3発は頭を狙って殺した。
1978年11月27日のことだ。

(この悲劇の9日前には、人民寺院の集団自殺900名事件がガイアナで起きた。
人民寺院はサンフランシスコで設立されたカルト宗教団体で、市長の知人である下院議員が射殺され、
サンフランシスコの市民が大多数の信者だった。)

ダン・ホワイトの動機は簡単には言えないだろうが、ドキュメンタリーを観た限りでは、
ゲイを支援するジョージ・モスコーネ市長とゲイであることを公言しているハーヴィー・ミルクが気に入らなかった。

カリフォルニア州では先週の選挙ではProposition 8というゲイ同士の結婚の是非について州民の直接投票が行われたが、1978年当時はProposition 6という「ゲイの教師は辞職しなければならない。教師にはなれない」という案で直接市民投票が行われたのだ。
当時の大統領ジミー・カーターも「NOと投票するように」と応援に駆け、大々的にキャンペーンが行われたようである。
結果は先の結果とは異なり、NOが大多数を占め、そんな変な法律は通らずに済んだ。

ダン・ホワイトはカソリックで、共和党で、Proposition 6の支持者だった。
市民投票の後、District Supervisorを辞職をした。
それは投票の結果だけではなく、公僕は給料も安く子供も生まれたばかりで生活が苦しかったらしい。
辞職後、復職を臨んだが、モスコーネ市長から拒まれ、そして射殺するという恐ろしく悲しい結果になった。

***

逮捕されたダン・ホワイトは裁判の結果、禁固7年という判決が下った。
2人もそれも市長とディストリクト・スーパーバイザーという公職に就いている人物を殺した、死刑もしくは終身刑に相当する罪にもかかわらず。

ドキュメンタリーでミルク氏の支持者でストレートの自動車工の男性が言っていた。
「殺したのが市長だけだったら終身刑だったかもしれない。しかし、もうひとりがゲイだったからだ。
私もハーヴィーを知らなかったら、95%のストレートと同じ考えだったと思う」

陪審員の結論は、ゲイが殺されようが、どうでもいい、
ゲイは人間ではない、と蔑むストレートの考えが如実に現れた結果だった。

この判決にゲイ達は爆発した。パトカーが焼かれ、The White Night Riotsと呼ばれる暴動が起きた。
1979年5月21日。
この模様もドキュメンタリーに収められている。

***

ドキュメンタリーの最後に、ハーヴィー・ミルクのインタビューが流れた。

「自分がゲイであることに気がついたら、自殺するか、ずっとクローゼットの中に隠れるしか選択はなかった。
しかし、カリフォルニアに来ればいい。ゲイであることを公言して暮らせるから!」

ゲイの10代の自殺率は高い。
日本では公にはなっていないが、いじめだけでなくゲイであることで将来に希望を見いだせず、絶望して
自分の命を絶っている若者も大勢いるはずだ。
サラ・ペイリン(アラスカ州の知事で共和党副大統領候補)はゲイは選択だととんでもない発言をしているが、
選択ではない、同性が好きになるのは自然のことなのだ。
しかし、ジャスティンもルームメイト氏も選べるならば苦労のない、ストレートで生まれたかったと言っている。
ルームメイト氏はずっとクローゼットにいて、ゲイであることを隠して生きてきた。
ジャスティンは隠さなかったが、祖父母からは疎まれ絶縁状態だし、同級生のストレートからからかわれ、
先生からも揶揄されて、闘って生きてきた。

その思いも重なり、彼の言葉がズーンと重くのしかかった。
しかし、ハーヴィー・ミルクが現在、生きていたら、カリフォルニア州で一旦合法になった同性婚が
州民の直接投票で禁止されたこの事実にどう対応するだろうかと思わずにはいられなかった。
「カリフォルニアに来ればいい・・・」と彼は言ったのだが・・・。

***

ダン・ホワイトがなんと2年も短縮されて5年の刑期を終え、娑婆(しゃば)に戻ってきた1984年にこのドキュメンタリーは公開された。だから、ダン・ホワイトがその後、どうなったかは語られていなかった。

ドキュメンタリー終了後、カケル青年とマイケル青年に
「ダン・ホワイトがその後、どうなったか知りたい」と言うと、
見知らぬ女性が「数年後、自殺した・・・」と教えてくれた。

釈放されて、ぬくぬくと生きていられるのもしゃくだが、自殺と聞いて更に胸が痛くなった。
自ら命を絶つこともなかっただろうに・・・。
そして私が思ったことは「もしかしてダン・ホワイトはゲイだったのかもしれない・・・」。

ゲイであることを隠している、もしくは確信が持てないがそう思っている男性がゲイに暴力を振るう。
ヘイト・クライムは心の裏返しの行為だったりする。

***

やりきれない思いで私たち3人はヘルズ・キッチンのゲイバーに向かった。
カケル青年の目には涙で濡れていた。
ゲイの結婚は合法ではないが、ニューヨークはゲイであることを堂々と公言して生きて行ける土地である。

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ガス・ヴァン・サントの最新作MILKのポスター。予告編を観たが、ショーン・ペンが熱演している。ミルク氏よりもどうダン・ホワイトが描かれているのが気になる。

 

カリフォルニア州ではゲイ同士の結婚禁止、という悲しい結果に・・・。 11月 7, 2008

カテゴリー Gay, True Love 真実の愛 — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 11:42 pm

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***

先日の大統領選挙では、他にも上院議員を選んだり、州の問題を二者選択で賛否を問う州民投票にかけられた。
日本でも衆議院の議員を選ぶ他に、最高裁判所の裁判官に○や×をつけたりするが、選挙はひとつだけでなく、
まとめていろいろアメリカでも行うようである。

カリフォルニア州では大統領を選ぶ以外に、Proposition 8 にYESかNOかを問う
州民投票の案件があった。
Proposition 8 というのは、「州法から同性婚を認める一文を排除する」という案だ。
この決定を州民の意志に委ねるというものだ。

投票結果、投票者の52%が、Proposition 8 にYESと投じた。
つまり、ゲイ同士の結婚を認める文を削除、つまりゲイ同士の結婚は認めないという結果になったのだ。
6月にゲイの結婚が認められたばかりだったが、なんとこれを直接州民投票に問いかけるように働いた人(または団体)
がいたわけだ。

カリフォルニア州はリベラルで素晴らしい州だと思っていたが、投票の結果は、宗教に縛られた保守的な人々の州だということが明らかになった。

他にアリゾナ州もフロリダ州も同性婚は禁止になり、
アーカンソー州では事実上、ゲイが養子をもうらうことは禁止された。

しかし、マサチューセッツ州や最近、同性婚が合法されたコネチカット州は引き続き、
ゲイ同士の結婚は認められている。
アメリカは終わっていない・・・。
東部は変わらずリベラルである。

***

オバマ次期大統領が、勝利演説で「ゲイ、ストレート」と公言したが、実際、退行してしまった。

ニュースによると選挙の翌日、結婚式を挙げようとロサンジェルスのシティホールに来ていたカップルは投票結果により、式を挙げることができなかった(アメリカでは戸籍がないので、結婚証明の発行のために市役所の教会で牧師の前で宣誓しなければならない)。
結婚ビジネスも当然、大打撃を受けた。
結婚パーティー、結婚指輪、花屋さんと全てゲイ同士の結婚禁止という投票結果のためにキャンセルされたのだ。

ところで、Proposition 8に反対するキャンペーンは、キャンペーンとしては最大のお金が掛けられた。
スターも有名人もこのキャンペーンに多額の寄付をしたのだ。
プラビもジョージ・ルーカスもスピルバーグも日本円で換算するとそれぞれ約1千万円を寄付した。

ブラピ ($100,000)
ジョージ・ルーカス&ルーカス映画 ($100,000)
スビルバーグと奥さん ($100,000)
エレン・デジェネレス ($100,000)

しかし、それは功を奏さなかった。
スターが賛同しようが、有名人がサポートしようが、それでもカリフォルニア州民はゲイ同士の結婚には
反対だったのだ。

どうして?
どうして??
どうして???

人が幸せになることは悪いことなのか?

カリフォルニア州ではこれまで3万8千組のゲイ・カップル(レズビアン・カップルも含む)が誕生した。
しかし、その結婚がそのまま合法なのか、それとも違法になり否認されてしまうのか?
それは州の判断が下るまで待つしかないとのことだが、それにしても酷い話である。

ban
まだまだ負けない!ファイト・バック!

 

ゲイもストレートも・・・。オバマ次期大統領の演説を聞いて涙する。 11月 5, 2008

カテゴリー Uncategorized — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 11:27 pm

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***

昨夜、私はアパートでひとりアメリカ大統領選挙速報をインターネットのニュースで見ていた。
オバマ氏が当選ということが報じられ、マケインの敗北宣言の後に、オバマ氏の勝利宣言演説が流れた。

オバマ氏が「ゲイやストレートも」と言及した時、感激して涙が出た。
私は思いっきり、ストレートの女であるが、アメリカ次期大統領が公式の演説で「ゲイもストレートも」と
言ったのである。存在を認めたのである。

今後、経済問題など問題は山積みであるが、ゲイの結婚が連邦政府レベルで合法化される日が来る事を祈る。
結婚が問題なのではなく、ゲイの結婚を合法するということは、政府がゲイの存在を認めるということだから重要なのである。国によってはホモセクシャル(同性愛者)は存在してないと言い張っているところもある。

私の拙い英語だが、オバマ次期大統領の勝利演説で「ゲイやストレートも」が出て来る抜粋をどうぞ。

***

若者も年寄りも、金持ちも貧乏人も、民主党員も共和党員も、黒人も白人もラテン系もアジア人もネイティヴアメリカ人も、ゲイもストレートも、障害者も健常者もアメリカが可能性に満ちた国であるという答えを出したのです。
アメリカ人は世界に向けてメッセージを送りました。民主党の州と共和党の州が集まった国ではないのです。
私たちは、今もこれからも、アメリカ合衆国なのです。

Its the answer spoken by young and old, rich and poor, Democrat and
Republican, black, white, Latino, Asian, Native American, gay,
straight, disabled and not disabled – Americans who sent a message to
the world that we have never been a collection of Red States and Blue
States: we are, and always will be, the United States of America.

***

ところで、金持ちも貧乏人も、民主党員も共和党員も、黒人も白人もラテン系もアジア人もネイティヴアメリカ人も、ゲイもストレートも、障害者も健常者も・・・の中に、「男性も女性も」という性別については出て来なかった。これをアメリカ人の友達に聞いてみた。

「男女差はもう語られるレベルにはないから」、つまり男女差別問題は解決された段階にあるからということだ。
実際は存在しているだろうが、ニューヨークに住んで以来、日本と比較して遥かに男女差別はないと感じている。
でも、「男性も女性も」そして「トランスジェンダーも」と生物の基本である性別についても入れてくれても良かったのではないかと思った次第であ〜る。