Deeeeep! New York! 2009

〜林檎の芯〜 ゲイメンと一緒にいる時が至福の時。ゲイガイズとの交友の記録!

ヘテロ・セクシャル・プライド! 6月 30, 2008

カテゴリー Gay, True Love 真実の愛 — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 11:34 pm

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***

昨日はニューヨークではゲイ・プライド・パレードが開催された。
ゲイであることは誇りである!ということを世間に知らしめる行進だ。
ちなみに、ジャスティンは毎日がゲイ・プライドだと言っていた。
さすが将来は社会派の弁護士を目指しているだけはある。

昨年はマーチに参加したが、今年はお誘いもなく、かつ一緒に行ってくれるゲイの友達もなく、
実は誰かゲイガイがパーティーなんぞに誘ってくれるだろうと期待したのだが一切なく、 それにルームメイト氏のことを思うと複雑な気持ちになり、今年はゲイ・プライドとは関係ないところ で過ごそうと思ったが、どうしても、どうしても行きたくなった。

それにしてもLAとは雲泥の差である。
ルームメイト氏をはじめ、ジャスティン他多数のゲイガイズに囲まれていたのに、世界有数のゲイの街のニューヨークでこんなにゲイを愛する私(笑)と一緒にいてくれるゲイガイがいないとは・・・(泣)。

しかし、こんな悲しい状況ではあったが、一緒にゲイ・プライド・マーチを見に行ってくれる知り合いを獲得した。
なんと私の元カレである。 彼とは切れずに今でも仲良くしている。 彼も思いきっり東欧の男である。

そう私は中欧・東欧好きなのである。
眉間の皺が陰鬱で彼に夢中だったこともあった(遠い目)。
たまたま電話がかかってきたので、泣き落としである。
「ゲイの友達はいなし(泣)、プライド・パレードに行きたいのに・・・。誰もいないの・・・」
男が女の涙に弱いということを証明。

「じゃ30分だけならいいよ」 と限定付きではあったが誰かが一緒に行ってくれるのは心強い。
ま、ストレート男ではあるが。

***

パレードを見る。 喜んでいる私の背後で元彼氏は楽しくなさそうにしているのが分かる。
こんなマイナスの雰囲気なら一人で来た方が良かったと後悔。
元カレはゲイが嫌いとかそういうわけではなく、GO-GO BOYを見てもドラッグ・クィーンを見ても 単に面白くないらしい。
ワシントン・スクエア・パークから5th Avenueを撮影。

「じゃ、もう30分だから行こう」 とぶちっとタイムアウトを告げられたが、雨が降ったり止んだりの天候で長居はきついのも事実。
私になりにニューヨークでレインボーフラッグを振って「HAPPY PRIDE」と言えただけも嬉しかった。


ニューヨークでは小旗を購入して振る! Happy Pride!!

***

東欧の某国出身の元カレに私の子供の父親になる気はあるか?とパレードを見る人ごみを離れた後、ふと聞いてみた。 「キミからどんなの子が出てくるのか、楽しみだな。いいよ!精子提供しても!」 との返事。

元カレは子育ては協力はしないし、お金も出さない。私がシングルマザーという条件だ。
既に関係は終わっているのだから、それは当然だ。
かつて大好きだった人だけど、今は友達の元カレ。
もちろんストレートだ。
セックスもいっぱいした思い出もあるが、現在は友情のみで性愛はない。

LA在住のルームメイト氏のことを話すと「ゲイよりは俺の方がいいだろう」となんとも率直な意見。

***

元カレとスタバでコーヒーを飲んだ後、次に会ったのはエリック。
ゲイ・プライドの日曜日はストレート男友達と会ったのだ。

アイビーリーグの出身で長身なのなのだが、ケチでモテなかった。
たまたま友達を訪ねたノースキャロライナでモテモテに!
ニューヨークじゃモテない!
そう思ったエリックはモテたい一心でに引っ越ししたが、ニューヨークから訪れた人ということでモテていたわけで 地元住人になったら元通りモテなくなってしまったのだった。

ニューヨークに用事があり、久しぶりに会う。1年ぶり以上だと思う。
エリックにはゲイの友達が多い。 自然と話はゲイの話題に。
エリックの友達にゲイ・カップルがいて6月の上旬にLAに遊びに行ったという。

「え〜!? 私もLAにいたんだよ」と偶然に驚く。 ゲイ・カップルは2人とも立派な会社に勤めている。 最近、2人の子供を養子に迎えたという。
20歳で既に4人の子供を持つ麻薬中毒者が母親で、彼女の2人の2歳半と3ヶ月の2人ともに女の子を 養子にしたという。

「いやぁ〜、父親が2人で最初はとまどったけど、2人ともちゃんと世話しているんだよね。母性があるっていうか」 とエリック。

2人ともフェミニンなゲイらしいが、一方がどちらかといえば更に女性的だという。

カリフォルニアでは同性婚が合法化された。
エリックの友達、ゲイ・カップルは結婚はまだだが、お家も購入し、養子も迎えて家族を形成している。
しかも、2人とも父親なので女性が母になるような体の変化も負担もなく、2人ともフルタイムで働けるので 経済的にも余裕があり、昼間はベビーシッターを雇える。

エリックが言う。

「ゲイは結婚も家族も持てないと思われがちだけどストレートの俺よりは、遥かにまともな生活を送っている。
結婚もできて、女性との間に子供もできるはずなのに、シングルだし、彼女もいない・・・。 ゲイの友達カップルの方が俺よりも人間らしい生き方をしている・・・。 それにゲイの方が綺麗だし、ファッションセンスはあるし、セックスもいっぱいしているし・・・」

「エリック!何を言っているのよ!
自信を持とうよ!
今日は、ゲイ・プライドだけど、私たち、ヘテロ・セクシャルもプライドを持って生きようよ!!
私たちもいつか家族を持って、人並みの生活ができるよ!ストレートだって悪いことはないよ」

と私はエリックに向かって言ったが、それは私自身に言った言葉でもある。
ルームメイト氏に愛されたくて何度ゲイマンであったらと願い、女性であることを呪ったこともあったが、 ストレート、そうヘテロセクシャルであることを誇りを持ちたいと思う。
私も1年以内に幸せな普通の家庭を持つのである。
友達はかなり大きい野望だとは言っているが。
願うのは私の自由である。

ゲイはゲイのパートナーと子供を育てるのが最高な幸せなのである。
ルームメイト氏は子育てには母親が必要だと言ったがそれは私をその気にさせる詭弁だったのかもしれない。

ボーイフレンドまたはパートナーと子育てをしたいとは言ってるが、
どのゲイに聞いても女性と子育てをしたいというゲイはいない。

その子供が例え血がつながっていなくても子供を育てることには違いない。
女性は子供の母親だけであって人生を共にするパートナーではない。
エリックの話からでもそう思った。 このブログを読んでいる方にとっては当然のことかもしれないが、恋する者には見えないことは多いのだ。 そう恋は盲目なのである。

ところで、 エリックとはゲイ・カップルの子供について話したが、そのことは後日お伝えしようと思う。

***

私の周囲のストレートはシングルばかりで、私をはじめセックスからも遠いところにある。
ゲイは毎日が乱交である、と言い過ぎかもしれないが、ルームメイト氏のメールはそういう話ばかりである。
うらやましいではないか。

私は愛して愛されるヘテロ・セクシャルの関係で子供が欲しいと思う。
ルームメイト氏が必死で愛される相手を探しているように私も私を愛してくれるストレートの男性を探している。

***

週末、私はルームメイト氏へのテキストを一切送らなかった。

彼からは「どうしたの?大丈夫?」
と何度か来たが、そう私に送っている一方で男とデートし、 男のペニスをくわえているのだ。
考えないように努力はしているが、泣けてくる。
彼の想いを消せる消しゴムがあったらと思う。

 

どうやって忘れればいのだろう。 How Can I forget you? 6月 27, 2008

カテゴリー Gay, True Love 真実の愛 — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 12:37 am

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決して女性を愛することができないゲイのルームメイト氏を父親に選ぶことは我が身の不幸を招くことを実感した私は
男の知人に「新しい愛を探しているんだけど、誰かいたらよろしくね」と冗談の口調だが、100%本気で言った。
「どんな人を探しているの?」と聞かれた。
「ストレートの男性」と答えた。
知人の男性は思いっきり吹き出した。

ぶぅ〜〜〜。

知人の男性は私がゲイを好きなことは何となく知っているが、どの程度までかは知らない。

男性でゲイ以外の男性を希望。

これは受けをねらった訳でもなく、心から出た言葉なのに、通常、職業とか外見とか人種を言うのだろうが、
私にとって第一条件はストレートの男性である。

***

ルームメイト氏と変わらずメールにテキストに電話にとコンタクトを取っているが、私の心は大きく変わった。
以前は「私のこと、もっと知って〜知って〜」な気持ちがあったので自分自身のことをたくさん書いた。

しかし、もう書かない。

私のことを知って嬉しいなんていう気持ちは彼には全くないことが分かったので書くのを止めた。
「今、私はココにいます」と彼を安心させたくて行った先で見知らぬ人にお願いしてケータイで私の写真を撮ってもらってルームメイト氏に送っていたが、それも止めた。
私の写真を受け取るよりも男の写真、それも裸の男の写真なら更に幸せ〜〜な人に送っても無駄なことが分かったからだ。

メールでもテキストでも真剣に答えるのを止めた。
同じ文章を綴る。

「今日はこんな人とデートしました。」
「わぁ、それは良かったね。楽しかったでしょう!!アナタが幸せなら私も幸せです」

「昨夜はこんなカップルと3Pしました」
「わぁ、それは良かったね。楽しかったでしょう!!アナタが幸せなら私も幸せです」

「お昼はこんな人とランチデートをしました」
「わぁ、それは良かったね。楽しかったでしょう!!アナタが幸せなら私も幸せです」

彼がデートした相手の話やセックスした相手の話を読むのも聞くのも辛い。
正直、涙が出る。

私がゲイメンが好きでゲイバーが好きと言って憚らないし実際そうだが、だから彼は私が恋人や夫を探すことに全く何も感じていないと思っているのだと思う。

今まではLOVE YOU!とうきうきしながら書いていたが、I LOVE YOUも書くのも止めた。
彼はI LOVE YOUと書いてくるが、マスターベーター(ストレートの男友達)が言った通り、
種類の違うI LOVE YOUなのだ。
彼からのI LOVE YOUの中身(恋愛ではないし、家族愛でも当然ない)を認識するのは本当に悲しく辛い作業である。

***

地下鉄で、隣に座ったヒスパニックの若い両親と2〜3歳の女の子の家族。
母親がバックの中から手作りのサンドイッチを出して、夫に渡して、娘に食べさせた。
シンプルで質素だったが見るからに愛情いっぱいのサンドイッチだった。
娘はおしそうにサンドイッチをぱくついていた。
夫を見ると彼の肘は妻である胸の横に触れていたが、意識して触れていたわけでもなく自然にそうなっていた。

その様子を見て、私は涙を必死に堪えた。

ルームメイト氏とだったら絶対これはあり得ないことだからだ。
私の胸に触るなんて意識しないとできないことだろうし、彼は妻である女性が座っている場所に夫、男がいることを望んでいるのだ。私との間に子供が生まれても夫とともに育てたいと思うに違いない。

私の隣の家族の光景は極めて普通である。どこにでもいる若夫婦と子供の家族である。
しかし、普通なことなのに私にとっては普通には起こらない。
さらに人工的に努力しないといけない。

よりによって、どうしてゲイの男性なんか好きになったのだろう。
自然に妊娠できない我が身の不健康さも呪う。

***

カリフォルニア州が同性婚を合法化し、ルームメイト氏は夫探しをしている。

私はそんな彼に一枚の写真を送った。

ニューヨークタイムズのマガジンに今年の春、カリフォルニアよりも数年先に同性婚を認めたマサチューセッツ州の若いゲイの結婚について特集記事が掲載された。
その記事の写真である。下記参照。

ルームメイト氏はいたく気に入って、将来はこのようになるようにプリントアウトしてボードに貼ると言った。
そしてそのボードは彼の願いが将来現実になるように思い描いていることを貼るのだそうだ。

仲睦まじく料理をするゲイ・カップルの隣に私の写真と赤ちゃん(どこか雑誌から切り抜いて)を貼るとメールで書かれていた。そして、赤ちゃんの父親は自分じゃなくても誰もいい。
赤ちゃんが欲しくて母になりたいのが私の願いだから、現実になるように願うために貼ると書かれてあった。

そんなアナタだから好きになった。
どうやって忘れればいいのだろう。
気がつくとしゃくり上げて泣いていた。


ルームメイト氏の将来の希望は好きな男性との結婚生活とそして子供を持つことだ。そこに女性である私の役割は彼の中では何なんだろう? やはり子供の母・・・だけなのだろう・・・か? 認めるのが辛い(号泣)

 

愛して愛されたい。 6月 25, 2008

カテゴリー Gay, True Love 真実の愛 — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 1:24 am

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医師から検査の結果が電話で知らされた。
私の卵巣の機能は妊娠できる数値であった!
まだまだ希望はあるが手術はしなくてはいけない。

女性の生殖活動には限りがある。
余命を宣告されたようなものである。
私の「女」としての余命はわずかである。
現在は卵巣が機能していても来年はどうなっているかは分からない。

私はルームメイト氏が好きである気持ちはそう簡単に消せるものではない。
LAで辛いことに合ったが、それは私にとっては悲劇ではあるが、彼にとっては自然なことのだ。

私を空港まで送ってくれる車の中でルームメイト氏がこう言った。

「ゲイとして自覚して以来、諦めていた普通の生活ができるかもしれないと思うと本当に嬉しい。
ストレートになれる薬があったらためらいなく今直ぐ飲みたい・・・」

ストレートの男性になったら、私を愛してくれるのだろうか?

ルームメイト氏は現在、ボーイフレンド、未来の夫探しに忙しい。
毎日どんな人とデートをしたのか私に報告してくる。
うまく行くように祈ってとお願いもしてくる。
非常に辛いことである。
好きな男性が付き合う男性を必死に探している姿を実際に見ることはないにしても知ることは非常に心が痛い。

ボーイフレンドを、そして未来の夫を探すべく、毎晩デートしているルームメイト氏のことを嘆き悲しんでいる暇はない。私の余命は後わずかなのだ。

「子供は持ちたい。でも、あなたの精子でない可能性もある」とルームメイト氏に宣言した。
「ジャスティン以外だったら構わないけど、ジャスティンを父親に選ぶのなら複雑だわ〜」と言った。

ジャスティンもゲイである。
女性である私を愛してくれて私が愛せるのは、ストレートの男性である。

幸せな家庭を築きたい希望の健康なストレート男性に出会いたい!!
私も愛して愛されたい。
ゲイでは無理だ!をはっきり自覚した。

ゲイはただの友達・・・と肝に銘じる。
そう、ゲイはただの友達・・・とお題目のように唱える。

まずはどこでストレートの男性に出会うかが問題だ。

女友達に報告をする。
「これからストレートの世界に戻ることにしたの。
ルームメイト氏のことは好きだけど私は幸せにはなれないから」。

女友達は私のいきなりの方向転換に驚いたが、MEET UPという出会い系といっても恋愛系・エッチ系
というのではなく同じ興味を持った人たちが集うグループを検索できるサイトを紹介してくれた。
そういうグループの会合ならば話も弾むに違いないし、すぐに意気投合だろう。

そこで私が検索したキーワードは、GAY!

嗚呼!ゲイに興味があるストレートの男性が存在するはずもなく、検索結果はゲイのグループばかり。
いきなりの挫折。

ストレートの男性といえばメジャーリーグだ!

バーはお酒を飲みながら野球のテレビ中継を見られるスポーツバーに行かなければならない。
ゲイバーに行っている場合ではない。
そう頭は理解していても、行ってはいけないと思えば思う程、足が向いてしまい、久しぶりにSPLASHに行った。
バーテンダーのダンくんは相変わらずハンサムで「きゃぁ〜!久しぶり」とハグをしてくれた。


ハンサムだ!

しかも、SPLASHで出会ったゲイガイとずっと手をつないで踊るという幸せな時を過ごしてしまった。
ただし、お酒は飲んでいない。
メジャーリーグのはずだったのにダンスミュージックになってしまった(笑)。

私はやっぱりゲイメンが好きなのである。
そしてルームメイト氏も好きなのである。


巨大なミラーボールが!これは新しい。サンフランシスコよりも大きかった!

 

愛されていない理由。 6月 24, 2008

カテゴリー Gay, True Love 真実の愛 — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 12:56 am

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私が大きく揺れているのには原因がある。
愛されていないのがはっきり分かるからだ。

***

愛されていない理由。その1

私はルームメイト氏のお誕生日にカードとギフトカードを贈った。
しかし、彼からは私の誕生日はいつかは聞かれていない。
ルームメイト氏が好きな人だったらきっと誕生日を訊ねているはずだ。

***

愛されていない理由。その2

ハウスメイト3号と一緒にサンタモニカに行った。
ルームメイト氏の小犬(狆とパグの赤ちゃん)を2匹を連れて行った。
ハウスメイト3号にはパグを、自分は狆を、そして私には餌と水を入れたバッグを持たせた。
私は何も聞かれず荷物係になった。
2人は仲良さそうに肩を並べて歩く。どこから見てもゲイ・カップルが小犬を散歩している風景だ。
そして私は後ろから歩く、アジア人の荷物持ちである。
間抜けである。

***

愛されていない理由。その3

ランチタイムになり、私は気を使って2人にお昼ご飯をオファーといってもホットドッグだが買うと言った。
ルームメイト氏は、犬はお店の中に入れないから私は犬と一緒に外にいて欲しいと言われ、2人でさっさと中に入っていた。私は犬番である。
ベンチにひとりで座り、側に小犬2匹がいたが泣きそうになった。
恋している者は不利である。
嫌われるのが怖くて「それって変じゃない」とは言えない。

実際、これを書きながら思い出して泣いている。
サンタモニカの海岸は悲しい思い出の地になってしまった。

***

決定打!

ゲイ・プライド・マーチの後のプールパーティー。
私はプールサイドにいた。
ハウスメイト3名と他ゲイガイ1名で、私の目の前でゲイ・ポルノばりのライブショーが繰り広げられた。
お互いのペニスを口の中に入れて、お尻の穴を舐め合っている。
目の前ででゲイメン・セックスを見た時ほどの衝撃はなく、性的にも興奮しなかったとはいえ、こういう環境で子育てをしてもいいものなのかを非常に疑問に思った。

幸いなことにルームメイト氏にはその乱交もどきには入っていなかったが、ハウスメイト1号の背中にサンオイルを塗る姿は非常に嬉しそうで、ルームメイト氏はゲイなんだと認識させられた。
こういう父親の姿を我が子が見たら・・・?

子供の頃、父が冗談で「メグミのお母さんは二度目だ」と言った時にショックを受けた。
冗談でも子供はショックを受けるのである。
ゲイという問題でなく、父が母以外の女性(男性)を愛しているというのは受け入れ難い衝撃なのである。

彼らは一緒に住むハウスメイトなのだが、性的な遊びをすることに抵抗がない。
ゲイマンは友達も恋人も全てゲイで賄うことができる。
ゲイだけの世界で十分成り立つ・・・そう思わずにはいられなかった時間だった。

***

私はニューヨークに帰る前に「この環境では子供は育てたくない」とルームメイト氏にはっきり言った。
ルームメイト氏はまともなことを言うので感動したと言ったが、ゲイマンがブロージョブしてリミングしているのを
絵本の代わりに子供に見せたい母親が存在するのとでも思ったのか。

ニューヨークに帰ってからもプールパーティの様子は子供には良くないし、いろいろ考えさせれたし、考えることもあると「あなたとは子供を持ちたくはない」という暗喩を含めてルームメイト氏に送った。

自分はその中に入っていなかったし、子供がいたらハウスメイトは持たないと
説得を試みるような長文が送られて来た。

しかし、現在は恋人探しでオンラインを駆け抜けている。
将来は結婚したい願望も語っている。

愛されない理由、その1からその3は私には屈辱的な事実である。
寂しい悲しい事実である。

私はゲイに都合の良い女である。
ゲイを我が子の父親にと思うのなら恋愛感情のない方がいい。
ことごとく想いが砕けていく。
体外受精の治療は医師からの話そしてクリニックから渡されたインストラクションを読むだけでも
大変な道のりである。
それを一人で乗り越えなければならない。
しかし、好きなルームメイト氏に精神的に頼りたいが、地理的な距離も精神的な距離も感じるのである。

***

心の中の私が言っている。
「ルームメイト氏を好きになるのを止めた方がいい」

心の中のもう一人の私がこう言う。
「好きなんだもん。好きなままでいいじゃない」

心の中のまた別の一人の私が言う。
「私を愛してくれるストレートの男性が現れて私が望む家庭を築けるに違いない」

***

ストレートの男性に振られ続け、私に性的に興味を持ってくれて、愛されたと錯覚したのはゲイガイ。

ルームメイト氏は結婚したら夫と養子を迎えて一緒に子育てをした方が幸せだと思う。
ゲイにはゲイが一番幸せなのだ。
こんな惨めな気持ちでは先には進めない。

私も愛して愛されたい。
そう思うのは悪い事なのか。

私は母になるのをしばらく待った方がいいという結論に至った。


LA ゲイ・プライド・パレードで。

 

砂漠の中のゲイバー 6月 22, 2008

カテゴリー Bars バー, Gay, True Love 真実の愛 — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 5:42 pm

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***

突然だが、現在、私は砂漠に来ている。
昨夜は、砂漠にあるゲイバーに行って来た。

行った所、訪ねなければならいのがゲイバーであ〜る。

ニューヨークの夏は暑い。
しかし、砂漠の暑さは暑さの種類が違う。
フラパンの中に自分がいるようなのだ。
焼けている!
そんな感じがする。
焼けて黒こげになってしまいそうだ。

砂漠の中のゲイバーは、中庭があって、ドラッグクィーンのリップシンクのショーが行われていた。
真夜中を過ぎているというのに熱風が吹く。
こんな熱風経験したことがない。
驚いた。


熱風が吹く、砂漠のゲイバーの中庭で!

***

そして、更に驚いたのが、砂漠のゲイバーのゲイガイズは、なんとカウボーイばかり!!
『ブロークバック・マウンテン』状態である。

踊っている曲にも踊っている姿にも驚いた。

ダンスフロアーでは、男同士がペアになって小学生の頃、運動会でしたフォークダンスを踊っている。
ちゃんと輪になって踊っているのだ。
ゲイメンのフォークダンス!
楽しそうに踊っている。

しかも、ミラーボール(英語ではディスコボール)の下でだ。
そしてミラーボールの隣にはブーツの形をしたディスコ・ブーツがあるではないか!!!
驚愕のあまり、柱に頭を打ってしまった(笑)。

ゲイバーといえばのディスコ音楽も流れたが、ラインダンス(ステップが決められている)が繰り広げられた。
よくある思い思いに踊るのではないのだ。

残念ながら、ステップを知らないと一緒に踊れない。
地元の人に聞いたが、ダンススクールがあって学ぶか、見て覚えるらしい。
ダンススクールもあるとは!!

ニューヨークでもLAでも絶対にないこの雰囲気。
砂漠のゲイバーはスゴい。

いつかステップを覚えてペアダンスは無理かもしれないが、ラインダンスには参加したいと思ってゲイバー
を後にした。

***

バーの壁にはそのバーの「ベスト・マン」の写真が飾ってあったがご覧の通り、ゲイ・カウ・ボーイである!!


ゲイ・カウ・ボーイ!!素敵だ!

***

砂漠の西側にはLAがある。
このずっと先にはルームメイト氏がいるんだと恋しい気持ちで胸がいっぱいになった。
そして彼の名前を呼びながら、想いをサンセットに送った。
想いは通じているだろうか?


LAは夕日の近くにある。ニューヨークよりもルームメイト氏が近くにいる。

 

好きな男にまつわる化学反応とペニスのサイズと・・・ 6月 21, 2008

カテゴリー Gay, True Love 真実の愛 — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 12:27 pm

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***

ルームメイト氏の元彼、スロヴァキア人がニューヨークに仕事の関係で来た。
約束通り、一緒にディナーをすることになった。
スロヴァキア人の元彼はLAに移住する前はニューヨークに住んでいた。
だから、元彼はニューヨークに友達がいる。
元彼のゲイの友達5人!!!と女は私一人という菊楽恵的には非常に嬉しいディナーとなった。

レストランは、ヘルズ・キッチンだ。

うっ!
某バーを追い出されてから、ヘルズ・キッチンには足を踏み入れていない。
9th Avenueを歩くと緊張が走ったが、何事もなく約束のレストランに到着(笑)。

スロヴァキア人の元彼が既に来ていた。
ルームメイト氏からは「私も一緒にいる気分に味わいたいから、写真やテキストを送ってね」
とメールが来ていたから、早速、スロヴァキア人の元彼と並んで写真をケータイで撮ってルームメイト氏に送る。

***

ところで、食事の途中で、ニューヨーク在住のゲイガイズがどうして私とスロヴァキア人の元彼が知り合いになったかを質問してきた。

スロヴァキア人の彼は「彼女(私のこと)の友達(ジャスティン)が僕のデートしていた相手(ルームメイト氏)と友達だから。そうそう彼女の友達(ジャスティン)はセクシーで興味があったんだけど今ボーイフレンドがいるんだよね〜。あ〜残念」と返事をした。

ジャスティンは実に持てる男である。

スロヴァキア人の元彼はルームメイト氏のことを『ボーイフレンド』とは言わず『デートしていた人』と言っていた。
彼氏になる前に終わったという認識がスロヴァキア人の元彼にはあるらしいが、ルームメイト氏ははっきり
『元彼(EX BOYFRIEND』と彼のことを言っていた。
つまり、お付き合いをしていたと思っていたのだ。

この認識の違いはかなり大きい。
どうしてなのか? それが直ぐに明らかになった。

***

スロヴァキア人の元彼がどのようにしてルームメイト氏と出会って、デートするのが終わったかをディナーの最中にみんなの前で語ったのだ。

スロヴァキア人の元彼は、映画のタダ券を2枚持っていたので、ネットの掲示板に「誰か興味がある人行きませんか?」書き込んだという。

返事を寄越したのがルームメイト氏だった。
出会ったその日にセックスはすることはなかったが、キスをしたり、体を触り合って(車の中)結局映画は観に行かなかった。

「ルームメイト氏はハンガリー系で、美しいブールアイなんだ。デートの後は、いつも車で送ってくれたし、僕をお姫様のように扱うんだよ」

そう、ルームメイト氏の眼はブルーアイというよりは、エメラルドも入っている美しい眼の色なのだ。
ジェントルマンなのもよく分かる。

「車で送ってくれた時に、今からキミの部屋に行ってもいいと聞かれたんだけど、う〜ん、それは〜と何となくはぐらかして自分の部屋には入れなかった。いい人なんだけど実は全くケミストリーを感じてなくて・・・・・・」

ルームメイト氏に全く恋愛感情を持てなかったらしいのだ。
英語で恋愛感情を持つことをケミストリー(化学反応)という。
由来は、まさに二つの物質(人間)の間に発生することだからだと思う。

「ヴァケーションは一緒にLAからニューヨークまで車でクロスカントリー(横断)しようという話になって、ルームメイト氏から旅行中、毎晩、キミの体の上に出したい(射精したい)と言われたんだけど、全くその気になれなくて、ニューヨークまで一緒に行くのが本当に厭になってきたんだ。寧ろ、ニューヨークよりも全く新しい人アラスカに旅行に行きたくなってネットの掲示板に出したんだ。アラスカにも行きたいということはルームメイト氏にも話していて、僕はヴァケーションが7週間あるから〜と言い訳じみたことを言ったんだ・・・」

友達のゲイガイスは
「なんでケミストリーを感じなかったの? きっとペニスが小さかったんでしょう!
絶対そうよ、そうよ。大きかったら旅行だけして、セックスしまくって終わりよ〜」
と騒ぎ始め、ルームメイト氏のペニスのサイズの話になった。

スロヴァキア人の元彼は私とルームメイト氏が「親しいこと」には知らないらしい。
ジャスティンの友達としか思っていない。

好きな男性のペニスのサイズについて、その評価を他のゲイから聞く・・・
という状況に私が困惑したのは皆さんも分かっていただけると思う。

話はつづく。

スロヴァキア人の元彼はネットの掲示板に「アラスカに行きたい人を求む」と載せたらしい。
するとすぐにレスポンスがあった。それも写真付きで、とっても魅力的な男性だったらしい。

スロヴァキア人の元彼は、その男性にこう返事をした。
「現在ボーイフレンドはいませんが、デートしている男性がいます。しかし、全く彼にはケミストリーを感じず、
これ以上関係が進むことはないと思います・・・」

翌日、ルームメイト氏から電話がかかってきた。
それも今にも泣きそうな声だった。
「ケミストリーがないって直接、言ってくれても良かったのに。LAのゲイの世界って狭いのよ」

スロヴァキア人の元彼が書いたその魅力的な男性へのメールの内容が、どうにも全てルームメイト氏にバレバレだったようだ。
スロヴァキア人の元彼は「もしかしてルームメイト氏が誰かの写真を使って僕のアドにレスポンスをしてきたのかもしれないし、スロヴァキア人で僕の職業でと言ったら、すぐに分かるから、彼の友達が教えたのかもしれないけど、真相はいまだに分からない。結局ニューヨークには行かず、アラスカにそれもストレートの男3人とで言って来たんだ・・・」

とスロヴァキア人の元彼は、今度はアラスカでストレート男3人とゲイ1人の旅行を面白おかしく語ってくれたが、
私はずーっとルームメイト氏のことを考えていて心から笑うことができなった。

***

ルームメイト氏がなぜスロヴァキア人の元彼と別れたかを言わない理由も分かった。
これじゃ言えない。
ペニスのサイズをみんなの前で言われていることは、他の男性の話であったら笑い飛ばせるが、
それもよりによって好きな男性であるルームメイト氏が主題である。

ペニスのサイズについてのアレコレ・批評・評価は、ストレートの男同士の会話では登場するのかどうかは知らないが、女性の間でも、ゲイメンの会話でも話題になるトピックである。
ルームメイト氏もセックス後友達になった人のペニスのサイズを名前とともにこっそりと私に教えてくれるが・・・。

今、これを読んでいる人ならば誰でも知りたいことではあるだろうが、スロヴァキア人の元彼が言っていた言葉を借りれば、「ルームメイト氏のはOKサイズ」。

巨根といったらプラハの君だし、私がルームメイト氏を好きになったのはペニスのサイズではない。
しかし、ペニスのサイズというよりは、彼とのセックスの内容が、彼をますます好きになっていった要因のひとつであるのは確かだ。

***

ところで、ルームメイト氏がスロヴァキア人の彼に言った言葉。

「キミの体中に射精したい!!!」

これが気になって仕方がない。
私には決して言ってくれない言葉だろう。
嫉妬?

振られた・・・というのが実のところ、とっても気にいらない。

付き合っていた彼が女性に対して過去情けないことをした失敗談を聞くのと同じだろうが、
ルームメイト氏に同情するというよりも笑いの対象になった彼が悲しくなり、そんな男を我が子の父親に選んでもいいのだろうかと思った。

ゲイでもストレートでも雄々しく強い男を望む・・・これって本能に違いない。


サイズは重要な問題なのかもしれないが・・・。

***

 

浮気はしてもいいけど、決して言わないで! 6月 19, 2008

カテゴリー Gay, True Love 真実の愛 — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 10:16 pm

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***

『もしかして癌・ガン・CANCER!?』

その重圧に堪えてたつもりでいても、気が付けば泥酔してゲイバーで見知らぬゲイに誘われるままに彼のアパートに
車で行った。私は酔った勢いで、その日出会ったゲイとしたことを一部始終をルームメイト氏の留守番電話に残していた。その真意は嫉妬して欲しかったのだと思う。

「そんなのこと止めろよ」と平手打ちされるような、そんなドラマチックな展開を期待したのだ。
彼の愛を確かめたかったのだ。
ゲイは女性には恋愛感情を抱かないとは理性で分かっていても己の体を張って確かめたかったある。
子供ぽっいかもしれないが、その時の私にはそれしか方法が見つからなかった。

今回のLA訪問で、私は一滴もお酒を口にしなかった。

あの日の泥酔ワンナイト・スタンド事件以来、断酒!
お酒を楽しめるラインを遥かに越えてしまう己に嫌気が差し、それにこれ以上、お過ちを犯してまでお酒を飲みたいとは思わなくなったことと母になりたいと願うのにお酒に溺れてよいものかと思うように至ったし、それにルームメイト氏に嫌われるのが何より怖かった。

今回の滞在の最後の日、ルームメイト氏にこう言われた。

「実は前回来た時に酔って突然ヒステリクに泣き出すし、それに1週間後には酔って浮気をして変なメッセージを残すし、この人、大丈夫かしら? こんな人が私の子供の母親になんて思えないって思ってね、ジャスティンに言ったのよ、
お酒を飲むとあんなに精神的に不安定になるの?って。ジャスティンは、知らないって言っただけどね」

うっ、げっ・・・。

やっぱり相当酷かったのだ。

うっ、反省。

しかし、その一方で、一瞬、もうなんて勝手なの?という気持ちがよぎったのも事実だ。
お酒を飲まなかったら、ゲイのルームメイト氏とセックスはしていないはずだ・・・。
あの時、泥酔はしていなかったし、相当酔っていたわけでもないが、お酒の力がなかったら・・・
というのは事実である。
自分はインターネットで出会ってデートしているのに、私には貞淑・貞節であることを求める。

「ガンの疑いがあって辛い時だったのは分かるわ。辛くてお酒に走ったのよね。
それに今回、お酒は飲まなくて、泣いたりもしないし、ずっと笑顔で過ごせて楽しかった。
ニューヨークでは遊んでいるみたいだけど、次から次へと相手を変えるなんて本当のゲイマンになったみたよ。
浮気してもいいけど、女性なんだから、浮気したことは隠して、男性に忠実にして欲しい」

「浮気はしません。ルームメイト氏に貞操を誓います・・・」
と心から言った。

「男性に忠実にして欲しい」
この言葉が正直言って意外だった。
ゲイメンのルームメイト氏が女性に対して、ストレート男性と同じようなこと思うとは。
セックスに対してオープンマインドで、女性に対してリベラルに違いないと思ったのは私のそうであって欲しいという希望だったのかもしれない。
そうだ、ゲイは男なのである。
母である女性は男とはセックスしない性のない女性であって欲しいという男性の希望なのかもしれない。
セックスしないと母にはなれないのだが、聖母マリアな如く性とは全く関係のないところに母はあって欲しいのである。
私の場合はセックスしないで母になる方法ではあるが、母は夜、娼婦のようにもなるのだが。

空港ではルームメイト氏が入れるぎりぎりの場所でお別れのハグをして、手を振って別れを惜しんだが、彼は最後の最後まで「浮気はしてもいいけど、私には絶対言わないで」と繰り返し言っていた。

ルームメイト氏的には何度も何度も言うくらいだから気にしているだと思った。

***

カリフォルニアでは同性婚が合法になった。

ルームメイト氏は早速インターネットに「夫を求む」と出会い系に自分のアドを出したという。
冗談半分とは言ってたが、半分は絶対真剣だろう。
すると20名の応募があって、一人と早速デートしたとメールが来た。
真剣に付き合う気にはなれないけど、2、3回会って様子を見ようかなとメールには書かれてあった。

自分は夫探し、私には貞淑・貞節を求める。

これって、これって、これってと思う私がいる。
だからゲイ、ストレートに限らず、恋愛事はうまくいかないのだろうか。

ここはじと我慢すべきなのだろうか?
精子をもらうために彼のうきうきメールや電話を黙って見過ごすべきなのだろうか?

もんもんと今夜も悩み苦しむ・・・。


カリフォルニアで同性婚が合法化され、次はニューヨークか!という声も聞こえる。


レンボーフラッグは3ドルでウエスト・ハリウッドで売られていた。ルームメイト氏のお庭ではためく。

 

私の想いに応えようとしてくれるのは分かるのだが・・・。 6月 15, 2008

カテゴリー Gay, True Love 真実の愛 — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 11:08 pm

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***

LA滞在中のビッグ・イベントはルームメイト氏宅でのパーティーだった。
ルームメイト氏のお友達のゲイガイズが総勢20名が訪れた。
で、人間の女は私一人だけである。

12月に訪れた時に、ビリオネアーのお誕生日パーティーに連れて行ってくれたトムも来た。
彼は私のことを「ヨーコ・オノ」と呼んでいるとルームメイト氏が教えてくれた。
アメリカで日本人といえばまだまだ「ヨーコ・オノ」なのだろう。
そういえば「ヨーコ・オノ」を越える有名な日本人はアメリカにはいない。

「どうやってルームメイト氏と知り合ったのか?」
とほぼ皆に質問される。

「クレッグズ・リストで!」
と冗談で言う。いわゆるアメリカの出会い系のサイトだ。
「えっ?」
と皆一瞬固まるが、「ジャスティンとニューヨークのゲイバーで知り合って、それからルームメイト氏と友達になったの」と説明する。皆、ジャスティンのことは知っているので納得してくれる。

「ジャスティンってセクシーだよね」と数人のゲイガイスが言っていた。
セックスした男の数を日々増やし続けているジャスティンは、数だけではなく、ムンムンと色気オーラを
発散している。
ルームメイト氏はジェントルマン系で、ジャスティンは肉体派だ。
もてるのは明らかにジャスティンだ。

***

しばらくしてジャスティンが登場した。
引っ越して以来、初めて訪れるらしい。
ジャスティンの体に磁石のように引きつけられる。筋肉の感じがいいのだ。
特上の肉を吟味するような言い方だが、その通り。

ジャスティンはルームメイト氏に、
「結構、来てるじゃん。でも、みんなルームメイト氏とやったゲイばっかだね・・・」と言った。
ルームメイト氏は何もコメントを言わなかった。

前述のトムともしたことはルームメイト氏から聞いていた。
一回セックスをしてみて、ケミストリーが起きなければ、友達になるらしい。

セックスしたけど、良くなかったから友達に!は、ストレートの男女の関係ではほとんどあり得ない状況である。
だから、肉体関係もあったけど友達として付き合っていられるのは不思議でもあるし、羨ましいと思うが、
恋愛するのも友達になるのも対象は同性だからなのかもしれない。

「彼さぁ、ルームメイト氏の元彼なんだけど、魅力的だと思わない?スロヴァキア人なんだよ」
とジャスティンが私に教えてくれた。

ルームメイト氏はトムとは1回きっりで、スロヴァキア人の彼とは付き合ったらしい。
スロヴァキアとは男女ともに美形が多いとコメントをくださるもんくうさぎさんが言っていた。
それに愛するプラハの君の隣の国である。

しかし、スロヴァキア人のルームメイト氏の元彼は私の心をときめかせるタイプではなかったが、とてもフレンドリーで
今度ニューヨークに行くからディナーを一緒にしようと誘ってくれた。

ルームメイト氏のパーティーに訪れたゲイ(ジャスティンも含む)+私はみんなルームメイト氏を中心に肉体的にも繋がっているというヘテロの世界では想像しにくい世界ではあるが、ある意味、平和的である。

ところで、スロバヴァキア人の彼に対して全く嫉妬しなかった。
既に終わったことであるし、ルームメイト氏が私を無視してその男性とずっと話しているとか
そういうことがなく、私の近くにいてくれて、私が楽しんでいるかどうかいつも気遣ってくれたからだと思う。

ジャスティンにニューヨークのおみやげを渡したが、
「罪滅ぼしのギフト? 罪悪感を感じているからくれるんだろう?」と言われた。
そんなことは思っていなかったが、受け取る人がそう感じるならば罪滅ぼしのギフトになる。

ジャスティンは私がルームメイト氏にべったりなのがやっぱり気にくわないのだ。
ジャスティンはボーイフレンドと用事があるからとそそくさと行ってしまった。

***

ところで、スロヴァキア人の元彼氏が「たくさんのゲイメンに女一人だなんてマドンナかシンディー・ローパーみたいだね」と言われた。その言葉に感激したのは言うまでもない。
それをルームメイト氏に話すと「これからMEGDONNA(メグドンナ)と呼ぶことにするわ」
と面白いことを言ってくれた。
ルームメイト氏のユーモアにセンスは好きだ。
典型的なゲイマンのジョーク(皮肉)ともいえるが、そこが私のハートをくすぐる。

ニューヨークに戻ってきて、ルームメイト氏から電話がかかってきたが、「メグドンナ〜!お元気?」と嬉しいそうな声が聞こえて来た。私は胸が苦しくなり、ルームメイト氏の側にもっといられたらなぁと思わずにはいられなかった。

しかし、女性に恋愛感情を抱かないゲイのルームメイト氏は、どんな気持ちで電話もテキストもメールもしてくるのだろう。
自分の子供をもしかして産んでくれる女性だから?
気が合う女友達?
絶~~対、どんなに間違っても私に対して恋愛感情を抱かないのだろうか?
また堂々巡りの不毛の悩みが・・・。

自然に自然に男の方に行ってしまうのは避けられない彼の性(さが)を目の当たりにすると
私の心が急激に落ち込んでいったのを思い出す。
たとえば、嬉しそうにハウスメイトくんの背中にサンスクリーンを塗っている姿だが。
彼氏が他の女性のビキニ姿を見て、にやにやしている姿のようなものと思っていただけたら分かりやすいかもと。

私が好きならばそれだけでいいと思うことにする。
私の想いに応えようとしてくれる男性、ゲイだけど、がいる。

ぐるぐる考えないで寝ることにする。
おやすみなさい。


今回もKENを連れて行った。ちなみにポーズをつけたのはルームメイト氏である。むふふふ〜。

 

ゲイメンとの友情と愛情の狭間で・・・ 6月 14, 2008

カテゴリー Gay, True Love 真実の愛 — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 7:55 pm

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***

ニューヨークに戻ってきた。
時は残酷だ。
幸せな時は早く流れて行く。

***

ルームメイト氏とは以前よりも精神的に身近に感じられるようになった反面、ジャスティンが遠くに行ってしまった。

ジャスティンは蛇騒動でルームメイト氏のお家から引っ越しした。
既に新しいハウスメイト3号くんがジャスティンの部屋だったところに住んでいた。

ジャスティンは、ルームメイト氏のお家で開かれるパーティーには来ると約束してくれたが、
結局30分もいなかった。

別の日に二人でランチをしたのだが、「ルームメイト氏は俺からメグミを盗った。去年の12月、俺に会いに来てくれたのに、ルームメイト氏とセックスして、いつの間にか二人でベイビーを持つ話まで発展しているし、メグミを誘ってもルームメイト氏に聞いてからって、何でも何でもルームメイト氏って、ルームメイト氏って・・・。
俺の心は痛いよ。メグミは俺の友達だったのに・・・」

「ジャスティン・・・」

言い訳の余地はない。
ジャスティンよりもルームメイト氏を優先しているのは事実だ。
頻繁に訪れることができないからこそ、ルームメイト氏と不妊治療を含めて将来のことを話さなければならない
という事情もある。それはジャスティンにとってはどうでもよいことではあるかもしれないが。
ルームメイト氏も私がジャスティンと一緒に過ごすのはあまり快く思っていない雰囲気が漂っていた。

ランチではタイ・レストランに行った。

「俺がルームメイト氏のパーティーに長くいられなかったのは、俺がいると他のみんなが気を使うからだよ」
「ジャスティン・・・」

ジャスティンは破天荒のようでいて非常に気を使う人物なのだ。

***

ところで、ルームメイト氏は車を運転しながら、こんなことを言った。

「去年の7月、ニューヨークに2週間滞在したんだけど、その時のニューヨークの彼とは1回ぐらいしか会えなくて、
だいたい毎晩スプラッシュ行っていたのよ。ジャスティンがニューヨークにビジネス・トリップする前よね。
もしかしてメグミとスプラッシュで出会っていて、ジャスティンから盗らずに済んだかもしれないのに・・・。
でも結局、ジャスティンからアナタを盗ったことになってしまった・・・」

***

恋愛関係でも友情でも、どちらかに偏ってしまうというのはよくあることだと思う。
一人の人間が二人の人間に対して同じような気持ちで接することは無理だと思う。
同時に複数を愛することができたとしても全ての恋人に同じ気持ちなはずがない。

親の子供への愛情もそうだと思う。
愛情の量は同じでも子供が2人以上いたら、お気に入りができると思う。
私は親ではないが、子供を持った友達の話を聞くとそうだし、実の親もそうだった。

***

私自身がジャスティンの立場だったらと思うと辛く悲しいのも事実だが、
ゲイのルームメイト氏のことを男性として好きな私はルームメイト氏の側にいたいと思う気持ちを制してまで
ジャスティンと一緒にいたいと思わないのも事実だ。
酷いようではあるが。
これは私のうまく立ち回れない性格も災いしている。
なんでも偏るのである。

しかし、ジャスティンは恋人とより戻して幸せそうだったし、恋人を紹介してくれた。
ルームメイト氏のお家を引っ越して良かったと言っていた。
それは余りにも多くのハウスメイトがいすぎるからでプラバシーがなくなったからだと言っていた。
蛇だけが問題じゃなかった。

「俺が不特定多数の男と寝ることに他の奴らにとやかく言われたくないんだよね、。ルームメイト氏と二人きっりの時は俺が誰を連れて来ようが、ルームメイト氏が誰かをベットルームに連れて来ようかお互い口を出さなかったからね」
とジャスティン。

確かにハウスメイト1号はジャスティンが男を引っ張りこみ、それも毎回違う男とセックスしていることについて私に文句を言ってきた。

別れ際ジャスティンはこう言ってくれた。
「いつまでも友達だよ」

***

ルームメイト氏がいるが、でも、ジャスティンがいないお家の状況にはじめはとまどった。
前回はジャスティンに対して罪悪感を感じていたし気を使った。
しかし、ジャスティンがいつも近くにいない環境で、ルームメイト氏と静かに二人で過ごすことに
違和感がなくなった。

生きるということは、物事が変わっていくことなのだと思った。
去年の今頃、ゲイの男性を好きになってまさか私がLAに行くなんて思いもよらなったように・・・。

***


お揃いのカラー、黒を着たルームメイト氏と私!きゃっ!ゲイ・プライド・パレードで!

 

LA GAY PRIDE!! Happy Pride!! 6月 9, 2008

カテゴリー Gay, True Love 真実の愛 — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 2:41 pm

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***

昨日、日曜日、ルームメイト氏とLA ゲイ・プライド・マーチに一緒にウエスト・ハリウッドに行った。
現地でルームメイト氏のお友達のゲイガイズ5人(ハウスメイトさん達も含む)と合流し行進を沿道から
「Happy Pride!!」と応援する。

カリフォルニア州はゲイの結婚が合法化されたばかり。
ニューヨーク州はまだだ。
「結婚しました!というカップルが山車(フロート)に乗って嬉しそうに手を振っていたのが印象的だった。

また、ゲイ・レズビアンのカップルで子供を育ている親の会のマーチにも目頭が熱くなった。
ルームメイト氏に「私たちも将来、この会に入って行進しようね」と言ったら、
「私たちの場合は、普通のストレート・カップルと同じにされちゃうんじゃない」とあっけなく却下。


ゲイ親の会のマーチ!


ゲイの子供を持つ親、家族、友達の会。


ゲイとストレート・アライアンス

***

ところで、ニューヨークのゲイ・プライド・マーチと比較すると、かなりリラッリクしている。

ニューヨークはビルが連立する5th アベニューを行進するし、観衆も多く、さらに警官の数が半端ではない。
テロへの警戒もあるだろう、緊張感がある。
それに、ゲイの権利運動のきっかけとなったストーンウォール暴動はニューヨークだし、それにゲイの人口が多いというのもあるだろうし、規模的にいえばニューヨークの方が遥かに大きいと思った。

その点、LAはサンタモニカ・ブルーバードを行進し、建物は低く、ブルースカイが広がり、
警官の数も観衆も少ないし、警官は注意の仕方もイージーで、ニューヨークのように威圧的ではなかった。
ニューヨークって本当に緊張している街なんだと思い知らされた。

ところで、ゲイ・プライド・パーレード終了後、ルームメイト氏が言った言葉に胸を打った。
「こういう時、ぴちぴちパンツをはいたり、ムキムキな体を見せて、無理矢理ゲイであることを誇張しているように見えて胸が痛む。上半身裸でぴちぴちパンツを外ではかない普通なゲイが大半なわけで、世間の固定観念をさらに根強くしてしまうようでね・・・」

その通りである。

私も固定観念に縛られている一人であった・・・と過去形で言いたい。
ゲイといえば、ジムに通い、ファッションが好きで、ぴちぴちTシャツで、意地悪で・・・。
全くそんなことはないのだ。
活躍する分野の傾向はあるだろうが、人によって違うのだ。

***

ところで、私は好んで黒を着ているが、ゲイ・プライドの朝、ルームメイト氏が珍しく黒のポロシャツを着ていた。
なんと私に合わせて黒を選んだと言ってくれた。
彼の私への気持ちは友情かもしれないが、女心をくすぐってくれる友情に胸が苦しくなった。

 

LA Gay Prideとプール・パーティー 6月 8, 2008

カテゴリー Gay, True Love 真実の愛 — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 8:21 pm

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今、ロサンジェルスにいる。
今日は、ゲイ・プライド・パレードがあった。
ルームメイト氏とパレードを見に行き、3時間程ウエスト・ハリウッドにいて、彼の家に帰って来た。
4人のゲイガイズが全裸でプールで泳いでいる。


LA ゲイ・プライド・パレード!活動グループ!


LA ゲイ・プライド・パレード!


LA ゲイ・プライド・パレード!ゲイ・コーラス・グループ

***

昨晩は、ルームメイト氏と一緒にプールで泳いだ。
水着は持っていなかったから、私はトップレスで泳いだのだが、驚くくらい開放感があった。
それに夜だったので日焼けを気にせずに、思いっきり泳げて楽しかったし、
何よりも好きな男性と一緒に泳げたのは嬉しかった。

ところで、私を悲しくさせたバグの赤ちゃんはとてもかわいく、なんでニューヨークにいた時はあんなに気にしたのだろうと思う。かわいい。

***

ルームメイト氏は今、プールの中でゲイガイと抱き合って泳いでいる。
私はそれを眺めながら、ブログを更新しているという次第だ。


プールで大騒ぎするルームメイト氏のハウスメイトくん!彼に心変わりするのではないかとルームメイト氏は気にしていた!?

 

せつない。 6月 4, 2008

カテゴリー Gay, True Love 真実の愛 — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 12:59 am

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***

ルームメイト氏から写真が送られて来た。
写真にはMy New Loveという文字が添えられていた。

パグのを赤ちゃんを買ったらしい。

かわいい、と思ったが、無性に悲しくなる。
バグの赤ちゃんは母犬から産まれたのである。
犬も妊娠して赤ちゃんを産むのである。
なのに、私は生物の基本ができない。

「ゲイだから家族を持てない。子育てができないと諦めている」とルームメイト氏は言う。
その代わりに犬を飼っているらしい。
お金を出せば、愛情を注ぐ対象を手に入れることができる。

私はニューヨークでクリニックにひとりで行き、今も検査の結果を待っている状況だ。
辛くとも「大丈夫、元気を出して行こう」と背中をさすってくれる人は身近にいない。
全ては私の選択ではあるが、それでも辛いのだ。
2人で子供を作ろうと言っていたのに、パグの赤ちゃんを抱いて幸せそうにしているルームメイト氏は、
ゲイだからではなく、男だから、私の気持ちなど分からないのだ。

パグの赤ちゃんの写真を見ながら泣いた。

それにジャスティンはボーイフレンドとよりを戻し、「一緒に子供を育てよう!!」と言っていたことはすっかり忘れているようだ。電話で話をした。

結局、そんなもんなのだ。

それにしても、我が子を抱きたいと思っているのは私だけで、ルームメイト氏は赤ちゃんの代わりになるのをすんなり簡単に見つけて幸せに浸っているのが切ない。

 

花婿候補 6月 3, 2008

カテゴリー Bars バー, Gay, True Love 真実の愛 — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 12:43 am

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***

目がくりくりの青年のおかげでニューヨークのゲイバーに再びデビューできて、しかも翌日はお酒を飲んでいないから、二日酔いもなしで身も心も爽やかに朝を迎えることができて本当に嬉しかった。

バー・ホッピング二軒目で新たなゲイガイズと知り合になった。
目がくりくりの青年に「あの人が私のタイプ」と長身の白人男性のことを目で合図した時と時を同じくして、
その青年がくりくりの青年に話しかてきたのだ。
かわいいゲイガイが呼び水になって、かわいいゲイが寄ってくるのである。
(「僕は釣りの餌ですか?!」とくりくりの青年が言うのが聞こえるが、そんなことはないとは言えないことを正直に言おう)
それがきっかけで、長身の青年と彼のお友達とくりくりの青年と4人で会話が始まったのだが、
なんと長身の青年はLA出身。そしてお友達はローマ出身で現在ロサンジェルス在住で、UCLAにて博士号を取得中だという。

ロサンジェルスと縁がある!

しかも長身の青年はカリフォルニア人の特徴であるしゃべる速度がゆっくりで、しかもルームメイト氏と同じような話し方で、背の高さも同じぐらいだし、ルームメイト氏が恋しくなってしまった。
ちなみに、ニューヨークの話方はマシンガンの如くの速度である。

今度LAに行くから、その時にゲイの友達(ルームメイト氏)がプールパーティーをするから良ければいかがぁ〜と
ローマ人のゲイガイを誘う。

お友達のイタリア人のゲイガイは落ち着いていて、理知的で、いい感じなのだ。
ふと、思ったのが、彼がルームメイト氏のお婿さんだったらいいなぁ〜と思った。
専攻が文科系じゃないのがいい。理系なのだ。
ルームメイト氏との間に赤ちゃんが産まれて、一緒に住むかは分からないが、
イタリア人の彼が子供に勉強を教えてくれて、ルームメイト氏が子供と一緒にガーディングをして、
私はクッキーを焼いて(焼いたことは一度もないが(笑))・・・。

考えただけでも胸に幸せが広がる。

ルームメイト氏の夫になる人は、典型的なアメリカ人の男性よりは、ヨーロッパ人の方がいい。
身勝手かもしれないが、私が好きなタイプだったら、嫉妬もしないし、ルームメイト氏と協力して
幸せな家庭を築いて欲しいと願える。
我が子に才能豊かな二人の父親がいることが何よりも嬉しい。
ルームメイト氏の花婿さんが子育てに協力的という前提な妄想な訳だが。
私は男性と暮らすことに2回も失敗しているから、三度めはそれこそスープの冷めない距離に私たち親子が住む。
通い家庭である。

私はルームメイト氏にテキストを送った。
「花婿候補を見つけました!パーティーに招待してもいい?」
「きゃぁ〜!!もちろん」とルームメイト氏から返事が来た。

私の妄想で終わるかもしれないが、私が好きなゲイがルームメイト氏の夫になったら嫉妬しないことに気がついたことだけでも妄想したかいがあったというものだ。

かわいいだけじゃないスマートで目がくりくりなCUTEな青年に出会えて、ゲイバーに再デビューできて、
しかもルームメイト氏の花婿候補に出会えて、最高の一夜だった。

くりくりの青年はイーストビレッジのゲイバーについてヘルズ・キッチンと違って文学の香りがすると言っていたことを付け加えておこう。

体を鍛えてピチピチのTシャツを着ているのがゲイだと思っている方が多いかもしれないが、
そういうタイプが目立つだけで、外見を磨くよりも文学を愛して、ボヘミアン的なゲイもいるのである。
それはストレートだっていろんなタイプがいるのと同じなのだ。

そうそうルームメイト氏に全てを報告し、「お酒を飲まずに楽しんだなんて、本当に嬉しい」と再度、言われた。
余程、酩酊状態の私のメッセージは酷かったに違いない。

***

ところで、ジャスティンのプロポーズは全く進展はない。
好きな男性はルームメイト氏だし、毎日何回もテキストとメールをくれるルームメイト氏の方が
ロマンスの対象ではないにしろ、大切にされているような気がする。
それに、私の思いは変わらずである。
ルームメイト氏曰く「ジャスティンは今、私のことが好きじゃないから、対抗しようとしているのよ。
ゲイの父親は止めとけって言っていたのに父親になりたいなんて矛盾したことを言っているし・・・」

ジャスティンとルームメイト氏の関係は険悪のままだ。


ルームメイト氏がKENの股間に桃を合わせて二人で喜んだ。

 

ニューヨークのゲイシーンは死んだ・・・はずだったが・・・ 6月 1, 2008

カテゴリー Gay, True Love 真実の愛 — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 11:12 am

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***

子宮癌の疑いがあると言われ、生体検査を行うことになり、しかもLAのルームメイト氏宅ではORZYが行われているような雰囲気で深海に落ちて行くような精神状態に、LAに移住したいがそうは簡単に行かない私の生活状況に、飲酒が重なり、これまでの人生でトップにランキングする酩酊・泥酔状態に陥った二週間前。

ヘルズ・キッチンのゲイバーを追い出され、しかも近所のゲイバーで知り合ったゲイのアパートまで車で行き、セクシャルな遊びをして、しかもどこに行ったのかも名前も顔も覚えてないという情けない事態になり、しかもその話をしたジャスティンは驚いて車で人を轢いてしまうし、ルームメイト氏には完全に飽きられてしまうし、袋小路に追いつめられた心境だった。

体のことを考えれば、アルコールを大量に摂取して夜遊びをしている場合ではない・・・のは理性の部分では
分かっている。
私は母になりたいのだ。
しかし、しかし、母になりたいという気持ちがある一方で、ゲイガイズに囲まれたい!という欲求がむくむく自然に湧いてくる。これは普通、性欲と呼ばれるものなのかもしれないが、男衆の中にいながらも全く無視されているというストレートの世界では考えらない環境ではあるが、あの欲望渦巻く男色の世界に身を埋めたいと思うである。

しかし、大好きなヘルズ・キッチンのゲイバーを追い出されて、しかもニューヨークにはジャスティンやルームメイト氏のような「女の友達」も大切にしてくれるゲイはいない。
皆無。
世界一のゲイの街なのに。

ヘルズ・キッチンのゲイバーではIDも見せずに入れたし、長い列でも優先して入れてくれた。
それくらい常連になっていた昨年。
それにドリンク代は払ったことがない。
ゲイガイズが「ハニー、何飲むの?」と奢ってくれたし、バーテンダーも飲みたい放題お酒を注いでくれた。
ヘルズ・キッチンのゲイバーでの栄華は終わったのだ・・・。
(これくらいで栄華と言うのは大げさかもしれない。だが、しかし、現在の皆無の状態ではそうは思わずにはいられない)

ニューヨークのゲイシーンは私の中で死んだも同然。

嗚呼!無情!

***

嘆いたところに、一通のメール。
メールの主は、拙ブログにコメントをくれる方からで、拙ブログのコメントの文面からすると
ゲイガイと思われる方だ。

「今度、一緒にゲイバーに行きませんか?」

目を疑ったが、何度読んでもそう書いてあった。

ゲイバーに行こうと誘ってくれるゲイガイがニューヨークにいる!!
私の心がローズ・ピンクに染まっていく。

「ヘルズ・キッチンのゲイバーには行けませんが、イースト・ビレッジになら」
とお返事をしたところ「イースト・ビレッジのゲイバーには行ったことがないので行きたいです」とのこと。

きゃぁ〜!
ゲイガイとゲイバー行き復活!?
本当だろうか?
これこそ、「捨てる神あれば拾う神あり」ではないだろうか。
死んだと思ったニューヨーク・ゲイシーン復活だろうか!?

嬉しくてマスターベーダーに報告。

「ゲイのふりしたストレートで連続殺人者かもしれないし、気を付けた方がいいよ・・・」
そ、そ、そんなこと・・・あ、あ、あるはずが・・・!?

そこまでして私に近づく利益などあるのだろうか?

出会い系の掲示板で女の子のふりをして男心をもてあそぶ男子がいたり、それこそ美人局に使うらしいのは
ネットのニュースで読んだがことがあるが、ストレートの男性が私が大好きなゲイガイになりすまして
私に近づくメリットはあるのだろうか・・・?

あるとしたら、お金とセックスに焦点は絞られるだろう。

ストレートと言われると萎えるが、ゲイと言われれば萌えるし、それになんと言っても性的に燃える!から、
ゲイといえば、私とセックスできるかもしれないとでも思っているのだろうか?
そこまでして私とセックスする女性的価値はないのは本人が断言する。

それとも、ゲイといえば、私がお金を貢いだり、出したりすると思っているのだろうか?

ゲイバーで奢られることに喜んでいたのは、ゲイメンに人気だと思っていた訳ではなく、
2杯以上、ドリンクを買うお金がないからなので誤解しないでいただきたい。
私はお金がないのである。

***

夜11時に、近所のあるお店で待ち合わせをすることにした。
人通りも多いし、明るい健康的なお店だ。
ニューヨークは終電というものがないし、夜遊びは夜11時以降なのだ!

愛するルームメイト氏にもちゃんと私のブログを通じて知り合ったゲイガイと会うことになって、
一緒にゲイバー・ホッピングすることを伝え、さらに「お酒は飲まないし、セックスは絶対しないから安心してね!」
とテキストを送った。
ルームメイト氏も「スウィティー、くれぐれも気を付けてね」と返事がきた。

シャネルのCHANCEを耳の裏につけて出掛ける。
初めて会う彼(もしかして連続殺人者かもしれないが)に好印象をとのせめての乙女心だ。
この香りはジャスティンを思い出す。
ジャスティンが大好きで、夜遊びにはいつも纏っていたからだ。

かわいいゲイガイか?
ゲイのふりをしたストレートの連続殺人者か?

***

夜11時。

「メグミさん?」
と背後から声を掛けられ、振り返るとそこにいたのは・・・。

笑顔がまぶしい目がくりくりの青年だった。
男性にかわいいぃ〜と言ったら失礼かもしれないが、英語で言うところのCUTEである。

ところで、彼が連続殺人者でなかったのは今こうしてブログを書いている私がいるわけなので(笑)、
マスターベーダーの杞憂であったのは言うまでもない。

3軒のゲイバーをホッピングした。

いぇ〜い!

かわいい男の子とゲイバーに行くほど嬉しいものはないし、楽しいものはない。
この世の栄華復活!

いぇ〜い!

しかし、楽しいお話ばかりではなかった。
涙が思わず出てしまう、ある状況も教えてくれて、彼から許可をもらうつもりだが書ければと思う。

私はお酒を飲まずとも楽しめることを再発見した。
お酒なしでゲイバーだ!

アパートに帰り、ルームメイト氏に報告。
「お酒を飲まないなんて、私は本当に嬉しいです」
アル中の母親候補を持った(私のことだが)ルームメイト氏も可哀想だ。
(ダ〜リン、ごめんなさいね〜)

ところで、LAへのお土産としてニューヨーク市が無料で配っているコンドームを入手したが、
デザインが一新されていた。
下記写真のように2つがつながって配布されている。
NYCの無料配布のコンドームは大抵のゲイバーには置いてあるので、ニューヨークのお土産にどうぞ。

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また一緒にゲイバー・ホッピングしてくださいね!
コンドーム入手、ご協力ありがとうございました!
Be Happy!

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デザインが新しくなった。中身はどうなのかは使っていないので分からない(笑)。
我が家の非常階段のお庭で!ジャスティン、ルームメイト氏、ハウスメイトさん達へのお土産だ。