Deeeeep! New York! 2011

〜林檎の芯〜 

SAY YES!! ゲイからのプロポーズ!? 5月 30, 2008

カテゴリー: Gay,True Love 真実の愛 — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 11:59 pm

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***

ジャスティンから電話があった。
今日、ルームメイト氏の家から引っ越すことのだという。
明日、早速ジャスティンの部屋には新しいゲイがハウスメイトとして入居するらしい。

私がLAに行ったのは3週間前。
そして私が帰った翌日に、ジャスティンはペットとして蛇を買い/飼い、ルームメイト氏が激怒。
ジャスティンが引っ越すことになった。
いまだに信じられない。
私は来週、またLAに行くのだが、ルームメイト氏の家にはジャスティンはいない。

ジャスティンがいて、そしてルームメイト氏がいて、ルームメイト氏がいてジャスティンがいるのが、
当たり前だと思っていたがそうではなくなってしまった。

ルームメイト氏のメールはジャスティンが冷たいという話ばかり。
それはそうだ。
「出て行って欲しい」と言われた人に笑顔で接するなんてことは出来ないと思う。
お互い仲直りしたそうだが、それでも大きな溝ができてしまった。
ルームメイト氏がヒステリックに怒ったのは想像がつく。
オネエが入って、とってもとってもネチネチしていたに違いない。

「まだルームメイト氏との間に赤ちゃんを作る計画はそのままなの?」
とジャスティンが質問してきた。

ジャスティンに絶対ルームメイト氏を子供の父親として選択するのは止めた方がいいと言われているから、
答え難かったが、正直に言った。
「うん。そう思っている」
「もし赤ちゃんが産まれたらルームメイト氏から援助をもらって一緒に暮らすの?」
「その可能性はないと思う。ニューヨークでシングルマザーで私がひとりで子供を育てると思う」

ルームメイト氏のことは好きだが、根底のところで信頼してない。
好きな男ができたら、ロマンスに燃えて子供は二の次になるかもしれないと思っているから、
だったら最初からルームメイト氏に頼ろうなんて全く思っていない。
ゲイを父親に選ぶということは、そういうことである。
もちろん、LAで家族として暮らすのことを考えると幸福感で胸がいっぱいになるが、
ルームメイト氏が他の男と恋愛しているのを見るのは今の私にはつらい。

「じゃ、父親になるのは誰でもいいわけでしょう? 経済的援助は必要じゃないんだったらさ」
「それは、そうだね。私は子供が欲しいわけで、パートナーは欲しいとは思っていないから」

父親は誰でもいいと言いながら、ルームメイト氏がいい。
それは好きだからでもあるが、彼の外見が我が子に少しでも遺伝してくれたらとは思わずにはいられない。

「俺ではどう? 俺さ、弁護士になるし、一緒に赤ちゃんを育てようよ」
「えっ?」
「メグミと俺は本当の友達だしさ。ゲイでも父親がいた方が子供にはいいよ。それに時々、プラハをチェコから呼んでさ、3Pしてさ、それはそれで楽しいと思うよ」

これって、ゲイメンなりのストレート女性へのプロポーズ!?

愛しのプラハの君との3Pもありの楽しい生活!?

ところで、最近友達から90年代のラブソングのCDをもらったのだが、
1曲目はドラマ『101回目のプロポーズ』の主題歌チャゲ&飛鳥のSAY YESだった。
SAY YES♪の部分がジャスティンに言われた時に頭の中で流れた。

ルームメイト氏と違ってジャスティンには恋愛感情が全くないから、家族として暮らすには楽かもしれない。
ジャスティンが私に恋愛感情を持たないのも知っているし、それで苦しまない。
それに親友と呼べるのはジャスティンだ。
ジャスティンが恋したら友達として相談にのれると思うし、セックスをしてもセックスと割り切ってしているのを
知っているから全くもってOKである。
しかし、ルームメイト氏が恋しているのを間近で見るのは辛いし、他の男とセックスをしている事実を受け止めるのも厭だ。
だったら、ジャスティンの方が楽で、嫉妬に苦しむという無駄な精神活動をしなくて済む。
それに父親として家族として経済的援助もある・・・かもだ・・・。

ジャスティンが父親。
心がぐらぐら揺れる。

 

卵子とプラハ 5月 29, 2008

カテゴリー: Gay,True Love 真実の愛 — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 11:44 pm

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***

ウエスト・ビレッジを歩いていた時、前方から知った顔が見えた。
プラハの君のニューヨークの元ボーイフレンドだった人だ。

2回、会ったことがある。
B BarのゲイナイトとTherapyでプラハの君と一緒にいた時に彼も他のゲイの友達と来ていたのであった。
貧乏学生のプラハの君の面倒(アパートに住まわせてお小遣いをあげて・・・)をみていた彼は
プラハの君より一回り上だ。
プラハの君が文句ばっかり言って、いつも落ち込んでいるから、プラハの君はそのボーイフレンドから振られたのだ。

そのボーイフレンドは「いつも憂鬱なキミとは別れたい・・・」と泣きながら、そしてフェラチオをしながら言ったという話はプラハの君から聞いていた。
プラハの君のしゃべり方は女性的ではない。
女性的なのはルームメイト氏だ。

「ハ〜イ」と私から声を掛けた。
「私のことを覚えている?」
「うん。覚えているよ。ごめん、名前は?」
「メグミ」
「そう、そう、メグミだった。久しぶり」
「あのー、ごめん、お名前は?」
「マイケル」
私も彼の名前は覚えていない。

「プラハの君とは連絡取っているの?」
「うん。今度、パリに行くから、ついでプラハに行こうと思ってさ」
「え〜?プラハの君に会うの?」
「うん」
「よろしく言ってね」
「うん、伝えておくよ。じゃ〜ね」

という短い会話だった。
プラハの君のニューヨークの元ボーイフレンドはマイケルは私のことに全く興味がないのが分かる。
お互い同じ男を好きだったのに、もうちょっとフレンドリーに接してくれてもいいのになぁと思った。

その夜、プラハの君にメールを送る。
ニューヨークの元ボーイフレンドに偶然に会ったこと。
彼が会いにプラハまで行くと彼が言っていたこと。
ジャスティンとは会ったばかりで、また会いにいくこと。
そしてジャスティンの友達のゲイとの妊娠を考えているけど、
プラハの君が父親になってくれてもいいと都合のいいこともしっかり書いた。

返事が来た。

ニューヨークの元彼が現在も忘れずに連絡を取ってくれていることに感謝しているんだ。
会う場所も時間ももう決まってる。
精液は送るよ。ジャスティンの友達のと混ぜで使えば最高の赤ちゃんができるに違いない。
その前に、ジャスティンの友達が父親としてふさわしいか彼のペニスの写真を送るように。
僕が判断するから。
いつプラハに来るの?夏?秋?
案内するよ。

・・・と書かれてあった。

赤ちゃんが授からなかったら、プラハに行こうかなと思った。
ルームメイト氏も好きだが、プラハの君も好きだ。
ニューヨークのゲイ・シーンは死んでしまったも同然!プラハに進出である!

ルームメイト氏はハンガリー系だし、プラハの君はチェコだし、国も民族も違うが、
共通するものが外見にも精神性にもある。憂鬱なことが多い。

***

私も自然に母の胎内で受精し、育って、この世に生まれたが、この自然がこんなにも大変なのかを思い知らされる毎日。
体外受精の専門医に会ったが、問題は子宮ではなく、卵子がいかに若いかということらしい。
若い女性から採取した卵子を使っての受精卵だと妊娠の成功率がぐーんと上がるらしい。
男性が1日より自分より若い女性を求めるのは生殖の本能、そう卵子が若い方が我が子を残せる率が高いからだと思った。

私の卵子がちゃんとあるのか機能しているのかの検査結果を待ってる。
今は、LAじゃなくてプラハに逃避行したい。
疲れている。


「なつかしい」と思わず言ってしまうくらい時が経ったジャスティン(左)とプラハの君(右)に真ん中、私の写真。

 

ストレート女も大変なのだ。 5月 27, 2008

カテゴリー: Gay,True Love 真実の愛 — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 11:19 pm

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ルームメイト氏が自宅にゲイの友達(全員肉体関係があるに違いない)を招待し、ジャスティン以外のハウスメイトも加わりメモリアルデーBBQを満喫している様子がアメリカ大陸の正反対の端っこにいてもビシビシ伝わってきて、羨ましい気持ちと取り残されているような寂しい気持ちと全米のいや全世界で最高峰のゲイの街でもあるニューヨークにいながら誰もゲイの友達がいなく、かつ大好きだったヘルズ・キッチンの某ゲイバーからは追い出されるほど乱行を働き、私のニューヨークのゲイ生活は死んだ!と嘆き悲んでいるわけだが、そのやり場のない嘆きをぶちまける矛先は、当然のことながらルームメイト氏になった。

朝、テキストを送った。
「この週末はお酒も飲まず、ゲイバーにも行かず、私のGay Man Inside Meの生命がニューヨークでは断たれて、悲しい・・・」

速攻で返事が来た。
「何を言っているのよ。ゲイの人生はあなたが思っているほど全然楽しくもないし大変なんです。ストレートの女性として生まれたことに感謝して生きなさない!!!」

***

ルームメイト氏もジャスティンもゲイが選択だったら選ばない、大変な人生だからだと言う。
35歳をすっかり越えた独身の女の人生だって大変だ。
しかも子宮内膜症に子宮筋腫に不妊症の女をどんな男がいいと思ってくれるのだろか?
女は男と違って子供を孕み産むという生殖活動に限りがある。
そんな簡単にセックスの相手が見つからないし、女はゲイのように気軽にセックスできない。
私に至っては子宮に腫瘍を抱えている身ではセックスは痛くて辛いものだし、
1000人斬りなんて官能小説だけかと思ったが、現実にあり得るのがジャスティンだ。

普通の家庭が築けないとルームメイト氏もジャスティンも嘆いているが、私だって同じだ。
「あなた、お風呂にする? それともご飯にする?」なんて仕事から帰って来た旦那を玄関で三つ指ついて
出迎えるなんては絶対ないだろう。ってこれが普通の形と思っているあたりもう普通じゃない!?
子供のためにクッキーを焼いたり、ピアノを弾きながら一緒に歌を唄うことをしたいと思っていても
思うだけで終わってしまうかもしれない。

ストレートの女だって世間一般で言われている普通な幸せを堪能して生きることがことができないのだ。

***

ところで、LAのゲイの街、ウエスト・ハリウッドでこんなことができて幸せだった。
下記写真参照。
ルームメイト氏のハウスメイトさんに「私はTOPよ」と頭を入れようとした。
私のこういうことにものってくれる遊び心があるのがたまらなくいい。

こういうことがニューヨークではできないと思うと悲しくて、嘆き死にしそうな勢いなのだ。
やはりこういうことを幸せと感じる私にとって「普通の幸せ」はいらないのかもしれない。
そう求めていないのだと今思った。


ウエスト・ハリウッドのゲイバーの前で。撮影はルームメイト氏。だから、ヘルズ・キッチンのゲイバーを追い出されたのだろうか? 記憶がないのだが・・・。

 

さみしさを紛らわしてくれるのはKEN。 5月 26, 2008

カテゴリー: Barbie and Ken バービーとケン,Bars バー,Gay,True Love 真実の愛 — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 11:36 pm

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今日はメモリアル・デー(戦没者追悼記念日)で祝日。
LAに住むルームメイト氏からはおはようの挨拶とともにBBQ(バーベーキュー)をするという楽しそうなテキストが送られて来た。バックヤードでBBQとはまさにアメリカである。
メモリアルデーと7月4日の独立記念日といえばBBQをするといっても過言ではない。

七輪でする日本の焼き肉とはちと違う。
もっと大きなグリルを使って焼く。
「まさにアメリカのBBQ」の経験はこれまで2回だけ。
ニュージャージーにお家がある家族持ちの方に招待された。


これがBBQ(バーベキュー)グリル。蓋が開く。チャコール(炭)で焼くのだ。かなり大きい。

***

ルールメイト氏から写真が送られて来た。
プールサードでテーブルを囲んで7、8名の男(絶対全員ゲイだと思うが)がビールを飲んで笑顔で写っていた。
「いいなぁ〜」。

しかし、男達の中にジャスティンの姿はなかった。

***

誰からもBBQ(バーベキュー)には誘われなかったし、自分主催で何かしようとも思わなかった。
私はひとりでルームメイト氏からの写真を眺めて、この写真の中に飛び込めたらと思った。
でも、LAにはまだ行けない。
ここは辛抱の時だ。
ルームメイト氏が幸せなら、それでいい。

ところで、ニューヨークにはゲイの友達がいない。
全米一のゲイの街なのに・・・。
マイク(拙著Deeeeep! New York!の執筆の時はお世話になったが)はすっかり音信不通だし、ゲイバーで知り合って2、3回一緒に遊んだことのあるゲイガイもいたが、メールを送っても返事はないし、先週お宅にお邪魔したゲイガイは電話番号も交換していないし、名前すら覚えていない。
ジャスティンが一番の友達だった。

これまでのゲイの友達がいなくてもゲイバー行っていたし、GO-GO BOYのブランドンくんを観賞して喜んでいたこともあったのだが、ヘルズ・キッチンのゲイバーからはつまみ出され、私のニューヨークGay Man Inside Meライフは砂漠状態。いや、もう死んだも同然だ。
今はゲイバーに行って呑んだくれるよりは体のことを考えて体力をつけるのが先決だと分かっていても
さみしいものだ。

ジャスティンもルームメイト氏も遠いLA。
サンフランシスコのスコットともまめに連絡を取っているし、彼は6月にニューヨークに来る予定だ。
私のゲイガイズはみんな西海岸。

ルームメイト氏からいただいたKENにいただいた服を着せて私はファイヤーエスケープ(非常階段)のお庭で写真を撮った。
心なしかKENがさみしそうに見えるのは私だけだろうか?


このピンクの花はDinathus(ダイナサス)という名前で、撫子の仲間だそうだ。

 

ゲイとストレート女のカップル 5月 25, 2008

カテゴリー: Gay,True Love 真実の愛 — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 11:31 pm

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一体、この世には作曲家コール・ポーター&リンダ夫妻のように(二人の関係の伝記映画De-Lovelyについてはこちら。)夫となる人がゲイだと分かって結婚している女性、カップルはどれくらいいるのかが気になりサーチしてみた。
ゲイ好きな女は世界で私一人なはずがない。

ところで、ゲイ+ストレート女のカップルには大きく3つに分けることができると思う。
己のセクシャリティはゲイだと知っていても社会的なプレッシャーで結婚している場合、結婚してからやっぱり男が好きだと気がついた場合、コール・ポーター&リンダ夫妻のようにゲイということを最初から告白していて結婚してる場合・・・。

***

サーチした結果、本来の目的ではない手記に巡り会って考えさせられてしまった。

子供4人を持つ妻32歳(ケンタッキー州あたり)の手記だ。
夫がゲイバーに行き、不特定多数の男と関係を持っていることが発覚。
夫は同性愛者ということを否定したが、それは子供や両親という家族を気にしてであり、社会的な立場が崩れることを恐れてであった。男性に惹かれる気持ちを否定して結婚したが、好きなものに心も体も結局行ってしまう。

妻は映画『ブロークバック・マウンテン』を観て、自分と全く同じ状況に涙してしまったと書いてあった。
つまり、今は亡きヒース・レジャーが演じたイニスは妻とセックスをする時、妻の体位を変えて、後背位(バック)するが、妻もまさにセックスの時はずっとそうだったからだ。
ちなみに、英語ではdoggy style(ドギー・スタイル)という。お犬さまと同じポジションだからだ。

数少ない性経験ではあるが、ストレートとのセックスでは、お互い盛り上がって愛がある時は男性はそれこそ正常位で見つめ合いながら射精する。愛があると感じる時であり、2人がひとつになったような瞬間である。
しかし、ゲイの旦那またはボーイフレンドではそれがない。
女の顔や胸はセックスの時に絶対見たくないものだろうし、ましてや女の中に入っているという事実が完全に萎えさせてしまうのだろうというのは想像に難くない。
それは非常に悲しいことである。
妻は悲嘆にくれたに違いない。

しかし、見つめ合いながら相手は射精しても結局、私の場合、関係は破綻したわけで、重要だけどそれほど重要でもないと思う。

手記によると妻と夫は離婚。
夫は離婚をしたくなかったらしいが妻はゲイの夫を許せなかった。

ゲイでなくても不特定多数の女性とセックスしていることが発覚したら?
相手が女性でも離婚したに違いない。
パートナー以外とセックスすることは不誠実で裏切り行為だからだ。

***

今の私はもやもや〜の若い時と違ってセックスすることが第一ではない。
何がなんでもしなくてはいけないという時代もあったことはあった。
性的に涸れているとも言われる。
セックス第一ではないといっても私も女である。
性欲はあるが、セックスを習慣的にするということから長年離れて生きているのでなくてもよくなった。
セックスは習慣になると必要不可欠なものになると思う。

だから、セックスを全く期待しないゲイの好きな人との関係は私にとって大丈夫なことなのである。
セックスを必要不可欠と思っている人には分からないとは思うが、そういう人間もいるのである。
そうは言ってもセックスが相手を選ぶ第一だと思っていたし、楽しみにしていたこともあった(遠い目)。

***

ゲイとストレート女性のカップルが全て不幸なわけではなく、
知人から聞いた話だが、ニューヨークで8人の孫がいるゲイ+ストレート女性のカップルがいるという。
おじいちゃんといっても若いそうだ。
彼の子供3人は全員ストレートで全員結婚しているらしい。
知人が言ったのだが、自分のセックス・オリエンテーションも大切だが、家族を第一に考えるゲイもいるわけで、
ルームメイト氏はそういうタイプのゲイかもしれないよと励ましてくれたのだ。

***

ところで、ルームメイト氏と私の場合は後背位ではなかったということだけは伝えておこう。
知りたくないかもしれないが・・・(笑)。


サングラスを掛けているKENも素敵だ!

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心のお庭 5月 23, 2008

カテゴリー: Gay,True Love 真実の愛 — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 11:56 pm

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先週の話である。

ジャスティンが家主であるルームメイト氏の許可なしに飼った蛇のことでかなり頭に来たルームメイト氏が
「ジャスティンに退去命令」を下した後、言い過ぎだったのではないかとくよくよ悩んでいた。
「それこそ仕事しているの?」と問いたくなるくらい私にジャスティンとの揉め事をテキスト&メールで
逐一報告してきては、ドンドンと落ち込んでいるのが見えた。

そしてニューヨーク時間深夜0時に電話が掛かってきた。
ルームメイト氏の声の背後に音や人の声がするので、どこか外にいるのだろう。
「どこにいるの?」と聞くと、ホームセンターの植物のコーナーにいるという。
「落ち込むと植物や花を見ると心が落ち着くのよ」と言う。

ルームメイト氏のお母さんも素晴らしいお庭を持っているし、ルームメイト氏もお母さんの影響なのだろう、ガーデニングが好きでしかもセンスがある。LAに行った時に、ルームメイト氏と一緒にお花(インパチェンス)や名前は知らないが柴のようなものを植えたり、メグミ・ピーチを植樹したり、シャベルを持って土にさわり、心が和んだ。

癌の恐怖に、ゲイを好きになり我が子の父親と考えていることの周囲の反対、大量にお酒を摂取し、ジャスティンが人を轢いてしまうくらい衝撃を与えたゲイとのワン・ナイト・スタンド、ゲイは女性に恋愛感情は持たない事実を再認識・・・。再検査の結果、癌ではなかったが、次の段階を考えると怖い。
未来を覗ける鏡があるのならば私は母になっているのか、どうか見てみたい。

恐怖や不安を紛らわせるためにゲイバーに行って酒を飲むことはもうしない。
アルコールは人を陽気にさせるし百薬の長とも言われているが、私の場合はネガティヴにさせる魔物の代物だ。
「落ち込むと植物や花を見ると心が落ち着くのよ」と言ったルームメイト氏の言葉といつもコメントをくださるmomoさんの言葉を思い出した。

お花を育てよう。
私のお庭を作ろう。
ファイヤーエスケープ(外付けの非常階段)にお庭を作ろう!

***

まず私はすみれを購入した。
宝塚ファンであるからだが。
そのすみれをケータイで写真に撮って早朝、ルームメイト氏に送った。
ニューヨークは雨が降っていた。


まだまだ寒いニューヨークの朝。カナディアン・ヴァイオレット。

***

ルームメイト氏からすぐに返事が来た。
「かわいいぃ〜。『あなたが愛する人々はあなたの心のお庭』と言われているのよ。」

「すみれを買いました。じゃ、ルームメイト氏は私のお庭ですね」と返事を送った。
「すみれは部屋の中に入れて、温かいお水をあげてね。お庭はあなたで、私はメグミのお庭のお花のひとつよ」

そっか。愛する人々がお花や植物という意味で、自分の心のお庭を彩っているということなのか。

***

今日は窓辺に置くプランターに花を植えようと、インパチェンス、ヴァーベナ、ツタ、コリウスを
チェルシーのお店で購入。
ツタは夏にぐんぐん伸びるのでゴージャスになるという友達の助言にしたがった。

プランターや土は重いので近所のホームセンターで買う。
ニューヨークでは木のプランターが流行っていると友達が言っていたが、確かにホームセンターにはたくさん販売されていた。それにゲイカップルが購入していたので、やはり私も木のプランターを求める。

アパートの室内に新聞紙を敷いてガーデニングをした(笑)。
ファイヤーエスケープにお庭ができた。
かわいいだろうか。バランスは大丈夫だろうか。
評価とアドバイスを知りたくてルームメイト氏とジャスティンに写真を送る。


私が植えましたプランター。

ジャスティンは「ニューヨーク・シティのかわいいお庭だね」
ルームメイト氏は「美しい!!あなたが大好きです」

2人とも遠くにいるが、心がとっても近くにある。そんな気がした。
私の心のお庭ではルームメイト氏はどんな花だろうか?
ジャスティンは? 花じゃなくって蛇かな(笑)?

あなたの好きな人は心のお庭ではどんな花ですか?

***


師匠であるルームメイト氏の作品。

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ゲイの友達とロマンチックに大好きなゲイマン 5月 22, 2008

カテゴリー: Gay,True Love 真実の愛 — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 11:54 pm

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LAに行った時、ジャスティンは仕事に行ってほとんどの時間を勉強に費やして、30分間セックスをしていた。
セックスの相手は掲示板で出会った男の子で私と話している時もテキストのやり取りをしていて、1時間後、
ピンポーンとドアがベルが鳴った。

わざと私が出て、どんな男とセックスするのかを確認した。
ジャスティンは「早く消えて〜」と私に小声で言った。

ゲイばかりが住むルームメイト氏のお宅ではそういうことはOK!だし、みんな別に気にも留めていいないようだった。
セックスは秘め事ではなく、太陽のもとで行われている健康的なことなのだ。
ちなみに、男の子はボトムで痛がってできなかったとジャスティンが言っていた。

ジャスティンは勉強を優先しお酒もゲイバー行きも止めた。
だからゲイバーに行かないで映画を借りて一緒に過ごそうと提案してくれたが、私はルームメイト氏を選んだ。
ジャスティンは冗談ぽっく「俺はもう愛されていないんだぁ」と言っていた。

「ニューヨークの冷蔵庫では食べ物が何も入っていなかったな。
ベーコンも卵もリンゴも買って冷蔵庫に入れておいたから好きに食べなよ」
とルームメイト氏のお宅で言ってくれたのはジャスティンだった。

私の冷蔵庫には映画のフィルムが入っているくらいで何もなかった。
最近は卵や野菜が少しだが入ってはいる。

ルームメイト氏が私とゲイバーに行きたがっているのは、私とジャスティンのような関係になりたいのではないかと
ふと思った。

ニューヨークのゲイバーで知り合って、それからゲイバー・ホッピングに暮れて、しかも一緒にゲイをナンパして、クレイジーなパーティーに一緒に行き、しかもプラハの君というチェコ人のハンサムなゲイを性的に共有し、ルームメイト氏も私とジャスティンともセックスしてるゲイだし、友達以上の同志(コモラード)のような感覚が漂っているからで、それに勉強机に向かって勉強しているジャスティンの背中にひっついて「ジャスティン、匂いかがせて〜」とずーっと離れなかった姿を見たルームメイト氏は「2人の間には入れないわ〜。どうしていつもそうなの?」と言って飽きれていた。

ジャスティンはわざと私の目の前で下着を取り替えてペニスをふりふりさせたり、私をバスルームに呼んでおしっこをしている姿を見せたり、相変わらずエンターティナーであった(笑)。

ところで、ルームメイト氏もジャスティンもストレートの女友達がどれくらいいるかを競っている感じがした。
ジャスティンが「レベッカはどうしたの?」といきなりルームメイト氏に質問していたので、
「誰なの?」とジャスティンに聞くと、ルームメイト氏のストレートの女友達だという。
「他の女の目にくらんだのね。嫉妬ぉ〜」とわざと騒ぐと、
「全然〜、連絡を取っていないわ。今はメグミがいるからいいの」とルームメイト氏が言っていたが、
自分に引っ付いて来るおこげ(faghag)の存在で、自分が男性的にどれくらい魅力的かを競っているかのようだった。
女の友達で日本人がわざわざニューヨークから飛んできたということが、他のゲイにとって自慢のネタのような存在のような気がしたし、他のゲイガイズに自慢される気分も悪くなかった。

ジャスティンは仲の良いゲイの友達。
ルームメイト氏は大好きな男性でゲイだ。

***

私が近所のゲイバーで知り合ったゲイのアパートに車に乗って行ってしかもセクシャルな遊びをして顔も名前も覚えていない(コンドーム装着はしていたのはしっかり覚えているが)ということをジャスティンに伝えた時、ジャスティンは驚きのあまり人を轢いてしまった。
それからジャスティンから連絡が来たが、相手の怪我もたいしたことがなく、警察が来て違反切符で済んだようだ。
刑務所に行くような最悪な事態にはならなかった。
私の悪影響を遠いLAにも及ぼしてしまったようで、罪悪感を感じている。

「メグミがどんなことをしても俺は永遠に友達だから・・・」と電話の最後に言われたが、私が見知らぬゲイと関係を持ったことをかなり根に持っている表現だった。

***

ルームメイト氏には長いメールを書いた。
ジャスティンをはじめ私の友達がゲイとの間に子供を作ることを反対しており、ルームメイト氏は私のことは愛していないし、一緒に住む気もないとジャスティンにも言われたこと。他のゲイとセックスしたら嫉妬してくれるんじゃないかと思って見知らぬゲイのアパートに行ったこと。自分の気持ちがコントロールできずに困っていること。兄が死ななければ、母になりたいなんて思わなかったこと。もうニューヨークのゲイバーに一人では行かないし、新しいゲイを積極的に探そうなんて思わないこと。子供ぽっい行動だと反省しているから、二度としないと書いた。

(・・・もう大好きなヘルズ・キッチンのゲイバー某には行けないのかと思うと本当に悲しい・・・。)

そしてルームメイト氏からはこんな返事が来た。
「ゲイマンは女性には恋愛感情を持てないのは事実ですが、愛し続けるサポートを惜しまない友達です。私が愛している人が去って行きますが、私は私を愛してくれる人を裏切ったり去ったりはしません。6月に来た時にもっと話しましょう」

彼に恋愛感情を抱いている私には辛い表現ではあるが、ルームメイト氏が私が彼を好きで好きでいることを踏まえて
しかも「去らない」とまで言ってくれた。

***

ところでクリニックに再検査に行った。
「癌ではありません」と言われた。
癌ではなかった。

今度は体外受精の専門医に会いに行く。

***

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男を求める。 5月 22, 2008

カテゴリー: Gay,True Love 真実の愛 — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 7:48 am

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***

お酒をたくさん飲めてしまう体質に加えて、精神的に不安定だとさらに拍車がかかり、酩酊という状況に陥る。
・・・というのは素面の時に理解していて、飲まないように気を付けていても、いざアルコールを口にしてしまうとすっかりコントロール権は私の理性ではなくアルコールの方にある。
毎日飲まなければ済まないのがアル中ではなく、私のようにたまに飲んで爆発してしまうのもアル中。
私はアル中なのだ。

***

私とルームメイト氏は毎日テキストとメールを交換したまに電話をするし、ジャスティンとは電話をよくする。
ルームメイト氏は何かをしている時に電話で邪魔されるのがイヤらしい。

先週のある時、私はジャスティンと長電話をした。
私が酔ってゲイバーからつまみ出されて、ナンパされたゲイのアパートに行く前のことである。

蛇のことと引っ越しのことについて話をした。

ジャスティンはアメリカの法曹界に進むのが夢で現在働きながら学校に通っており目的の土がある。
だから、ルームメイト氏との『スネーク・ドラマ』はLAから飛び出す機会を作ってくれたと言っていた。
「ジャスティン、おめでとう!って言っていいの?」
「うん、いいよ。俺は先に進まなきゃいけないんだ」

ジャスティンと私が未来に膨らむ夢を話している同時刻、ルームメイト氏と他のハウスメイト2人は
プール・パーティーだったらしい。

ルームメイト氏がテキストを送ってきたし、翌日メールで詳細を伝えてきた。
ハウスメイトが2人が全裸になってブールで性的に燃えたのであろうというのは、内容から察することができたし、その輪の中にルームメイト氏は入っていなかったという書き方だった。

そして、翌日、ジャスティンから、
「スリーサムをしよう!」
つまり3Pしよう!とハウスメイト2人からルームメイト氏が誘われたが、キスで終わり、
ハウスメイト2人がプールサイドでセックスをした、という話を電話で聞いた。
ルームメイト氏の不参加は本当だった。

「ジャスティン、ねぇ〜、どっちがトップで、ボトム?」
「それは・・・」とジャスティンが教えてくれた。
ハウスメイト2人とも会っているから、気になったのだが、ジャスティンとの挨拶のような会話だ。

「どうしてルームメイト氏はセックスしなかったの?ハウスメイト2人のことかなり気に入っていたじゃない?」
「そりゃ、一緒に暮らしているからセックスで関係をダメにしたくなかったんじゃない?」

ルームメイト氏が他の2人とセックスをしなかったことに安堵したが、今後、可能性はある。
セックスしないはずがない。

ジャスティンはこんなことを私に言った。

「ルームメイト氏との間に子供を作るのは止めた方がいい。不幸になるだけだよ。メグミも子供も。
ゲイだよ!ルームメイト氏はゲイなんだよ。メグミのことなんか愛せないし、一緒に住みたいなんて思っていない。
男が好きで、男から愛されたいと思っている。ストレートの男との間に子供を作った方が幸せになるよ。
止めろ!」

「ルームメイト氏は私のこと愛しても好きでもないの?」
「うん。その通り、愛しても、好きでもないね。子供の母親ぐらいにしか思わないと思うよ」

***

ルームメイト氏が私を思う気持ちとは自分自身に例えるとどんなものなのだろう。
私が仲の良い女友達を思う気持ちだろうか?
でも女友達は同性だから違う。
じゃ私が性的に全く興味のないストレートの男友達のようなものだろうか?
しかし、ここまで仲良くはなれない。

私が他のゲイとセックスしたら、ルームメイト氏は嫉妬の炎を燃やしてくれるだろうか?
私のことをこんなに好きだったのかと嫉妬で胸を掻きむしり思ってくれるだろうか?
好きならば、愛しているならば、相手の浮気ほど辛いものはない。

そう思考が動いた結果だった。

***

ルームメイト氏は私を許してくれた。
それは愛情ではなく、友情があるからだと彼自身が書いてきた。

ルームメイト氏がどんな男とそれこそたくさんの男とセックスしても気にならないと思っていた。
ストレートの彼や夫だって、妻や彼女に隠れて風俗に行ったり他の女性とセックスをしている。
他の女性とセックスをするなら、男としている方がまだ傷つかないと思っていたが、
その起点になる私の理想とする男は「ストレートの男」だったのだ。

ストレートの男は女性を愛する。
私を心から愛してくれる男性がセックスはしたいけれど私のことを心配し、気にかけて、私が焼きもちを焼かないように、女性ではなく男とセックスをする、そんな都合の良い男性をゲイに探していた。

しかし、ゲイはゲイなのだ。
女は愛せない。
世間でも言われているし、ジャスティンも言っていた。
・・・この酩酊・ゲイ浮気事件で身を以て分かったことだ。

傷つきたくないために求めて探していたゲイの男性。
結果的、私の心はひりひりして痛い。
ストレートの男もゲイの男も、そう男という生き物は私には棘のある存在なのかもしれない。
しかし、それでも求めるのは母になりたいからだろうか。


ビーチ・チェアのKEN2人。

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幸せを崩したくなる性質。 5月 20, 2008

カテゴリー: Bars バー,Gay,True Love 真実の愛 — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 11:07 pm

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***

精神的に参ると私の場合は酒に逃げるようだ。
逃げるようだと他人事のように言っているのは、逃げようと思って飲むのでなく 結果的に逃げたことになってしまった。

昨年11月以来、ヘルズ・キッチンのゲイバーに行った。
知り合いのマネージャーもバーテンダーもいなかった。
気がついたら、セキュリティーガードに肩をつかまれて、追い出された。 なんで追い出されたかも覚えていない。 余程、酔っていたのか? もう二度とそのゲイバーに行けない。
これまでバーで追い出されたことなんかなかったのに。
その後、タクシーで近所のゲイバーに行った。
初めて会うゲイメンに誘われるままに彼のアパートに彼の車で行った。
断片的にある記憶では多分クィーンズだと思う。
きれいな部屋だった。
ゲイだけど女にも興味のあるゲイで、でもバイセクシャルではないと言っていたが、 名前も顔も覚えていない彼と性的な遊びをした。
挿入はもちろんされていないが。
それから彼は私をアパートの前まで送ってくれたような記憶がある。
電話番号も交換してない。
朝目が覚めると8時半だった。
洋服を着たままで寝ていた。

私はその朝、AIDS WALKに参加する予定で、セントラルパークに8時半に待ち合わせだった。
その待ち合わせ時間に目が覚めた。 友達に前夜、飲み過ぎて行けないと言った。

恐ろしく罪悪感に苛み、ジャスティンと話して助けられたかった。
ジャスティンとよく一緒に行ったトンプキソン・パークのハレクリシュナの木の前のベンチに座って電話をした。
ジャスティンに懺悔の告白をするようにヘルズ・キッチンのゲイバーで追い出されたことや初めて会ったゲイのアパートに行ったことを告げる。

「見ず知らずのゲイのアパートに行って、そんなことまでしたの?」とジャスティンが驚く。
その後、「メグミ、俺、今、人を轢いてしまった・・・」とジャスティン。

ジャスティンは車を運転しながら私と話していたらしく、驚きの余り、なんと人を轢いてしまった。

私は、酔っぱらいながらルームメイト氏に顔も名前も覚えていないゲイガイのアパートに行って
ゲイとした事実を告げていた。

ルームメイト氏からは「あなたの酔っぱらいのメッセージを聞きました。
人は誰でも辛い時に逃げたいと思います。 しかし、今のあなたは体のことを考えればお酒に逃げるべきではなかったし、しかも他のゲイと一夜を過ごし・・・。 あなたに失望しました」 という悲しいメッセージが来た。

ジャスティンもルームメイト氏もその日に会ったゲイとセックスしているのに私が同じようなことをしたら
驚き、非難囂々だ。
それは男女の違いだからなのは理解できる。
そう女は妊娠し生み育む性だからだ。
それにAIDS WALKに参加すると決めておきながら、セクシャルにワイルドな行い。

ジャスティンもルームメイト氏も自分勝手だと怒ることは落ち着いた今だからこそ考えられるが、
酒に溺れ、ゲイバーを追い出されて、想像もしなかった行動に出た己に自己嫌悪に陥った。
何の解決にもならないのに。
身から出た錆ではあるが、ルームメイト氏に嫌われてしまった。
まさか、こんな展開になるなんて・・・。

LAでルームメイト氏と過ごした時間に戻れるものなら戻りたい。
しかし、過去は思い出せても時間は巻き戻らない。自分がした愚かなことも修正はできない。
酒のせいと言い訳してもしたのは他ならぬ自分だ。

私は幸せを崩したくなる積み木崩しの性質があるのは前々から何となく気がついていたが、
この期に及んでまさかの性質を認めざるを得ない。
幸せになるのが怖いのだ。


LAでの楽しかった時間が薄れて行く・・・。

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スネーク・ドラマ 5月 16, 2008

カテゴリー: Gay,True Love 真実の愛 — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 2:47 am

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***

ジャスティンが6月1日、ルームメイト氏のお家から引っ越すことになった。
ルームメイト氏が「出て行って欲しい」と言った結果なのだ。
6月またLAを訪れることを予定しているが、その時にはジャスティンは別の所に住んでいる。

ルームメイト氏ともジャスティンともそれぞれ電話で話をした。
ルームメイト氏に電話した時は、ホームセンターのガーディングのコーナーで花を見ていると言っていた。
落ち込んだときは、花を見るのだという。

ジャスティンはプレイステーションのゲームに熱中していて、私との話どころではなかった。
しかも「会えるかもしれないけど、分からない」とまで言われた。

先週末LAに滞在した時、ジャスティンのオファーを断り、ルームメイト氏を優先して出掛けたり、
私がルームメイト氏に傾倒していることは明らかだし、それに今回の騒動でも私はルームメイト氏の味方をした。

***

今回の騒動は、ジャスティンがルームメイト氏に聞かないで蛇をペットとして購入したことが発端だった。


プールで戯れるKENたち・・・。

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友情も愛情も永遠であるというのは錯覚。 5月 14, 2008

カテゴリー: Gay,True Love 真実の愛 — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 8:46 am

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***

日曜日は母の日だった。

ジャスティンはお母さんとブランチに出掛け、私はルームメイト氏の実家に彼のお母さんを訪ねることになった。
LAから北に30分のところにルームメイト氏の実家がある。

ルームメイト氏のペットである日本の狆、チューリップちゃんと一緒に車に乗る。
フリーウェイを北上する。

「このあたりが私が生まれ育った街よ」
と教えてくれたのは乾いた土地に樹木が繁るカリフォルニア!と思わせる郊外だった。
ニューヨークでは決して目にすることのない景色に見とれながらも、「生まれ育った場所」を見せてくれるとは、
たまたま母の日だったからもしれないのだが、私のことを身近な人間として思ってくれているのかもしれない
とジーンとする。

実家に到着する。
ドアベルを鳴らし、ドアが開けられるとお母さんとお姉さんが迎えてくれた。

ルームメイト氏の実家のインテリアはルームメイト氏のお家のインテリアと同じテイスト。
お母さんからの影響が多大なのだと思う。
お庭にはたくさんのお花が咲き乱れ、ルームメイト氏とお母さんはお花の話をしている。

ルームメイト氏のお母さんとお姉さんとは既に12月に会っている。
お姉さんはアメリカ人特有のフレンドリーな感じが全くなく、
一見すると歓迎されていないのかと思うが、次第に打ち解けるとルームメイト氏と同じく
親切でやさしい女性であった。

「チューリップもメグミも二人とも日本生まれは小さいわね〜」とお姉さんに言われる。
決して小柄ではない私だがアメリカでは小柄と言われるのは、単に周りが大きいのである(笑)。


ルームメイト氏宅のプールサイドを歩くチューリップちゃん

***

お母さんがガーデニング用のフェンスが欲しいというので、いわいるホームセンターに出掛ける。
家族の中に入って買い物をするのも感動する。
一員になれたような気がするからだ。

お母さんもお姉さんもルームメイト氏がゲイというのは知っている。
私の位置はなんだろうとふと思うが、ガールフレンド(彼女)だとは思っていないのは確かだ。
「ニューヨークから訪ねてきたジャスティンのゲイ好きの女友達」ということで落ち着いていることが会話から読み取れる。

ルームメイト氏のお宅にアウトサイド用のダイニングテーブルのカタログが置いてあって、
私はそれを見ながら、こういうテーブルでディナーパーティーができたらいいなぁ〜と夢を描いたことを
ルームメイト氏に言った。

「そうね〜。いつかできるといいわねぇ〜」とルームメイト氏が言ったのだが、まさかそれがこの滞在で実現するとは思いもよらなかった。


カタログにはこういうダイニングセットが掲載されてあった。憧れのディナーパーティー。

ホームセンターに現品限りのアウトサイド用のアンブレラ付きのディナー・テーブルが激安で売られていた。
それもセールス・タックスはお店が負担してくれるという。
ルームメイト氏はなんと購入したのだ!

「今夜はこのテーブルでささやかなお別れディナーパーティーをしましょう」とルームメイト氏。

母の日の午後9時の飛行機でニューヨークに戻るのだ。
到着は早朝5時。

車にテーブルと椅子を詰め込んだ後、実家に戻り、お母さんが育てた植物を受け取るルームメイト氏。
私のフライトがあるので少々慌ててロサンジェルスに向かう。

車の中では、チューリップちゃんは私の膝にいた。
吠えもしないで大人しく私の膝の上に乗っている。

ルームメイト氏は運転しながら私たちを見て「TWO JAPANESE!!」と微笑んでくれた。

「赤ちゃんのことが気になるだろうけど、一番大切なのはメグミの体よ。まずは病気の治療に専念してね。
いろいろ悩まないでね。赤ちゃんができなかったら、狆を飼いましょう〜。かわいいわよ。日本生まれだしね」

ルームメイト氏の言葉に涙してしまった。
ルームメイト氏は手を差し出し私の手を握りながら、「泣かないで、泣かないで」と言い続けてくれた。

***

最後の晩餐は、憧れのディナーパーティー・ダイニングテーブルでのアップルサラダ。
これは私が作った(というか切った)。
アイスティーはルームメイト氏の特製だ。お庭でなっているレモンが入っている。肉厚だ。
レモンが自宅の庭になるとは、ニューヨークでは考えられない。


青いTシャツはジャスティンであ〜る。

ルームメイト氏の実家に母の日を祝いに行き、憧れのアウトサイド・ダイニング・テーブルで夕食をいただき、
嬉しいことこの上ない時間を過ごすが、無情にもフライトの時間が近づいて来る。
ニューヨークに戻る時間だ。

***

ところで、幸せな気持ちを胸にいっぱい充電してニューヨークに帰って来たのだが、
信じられないことにロサンジェルスでは問題が発生。

ジャスティンとルームメイト氏の間に亀裂が入り現在、揉めている。
ルームメイト氏からもジャスティンからテキスト、メールがひっきりなしに送られて来る。

そして私はルームメイト氏のサイドに・・・。
ジャスティンのことは大好きだが、彼に非があると思わざるを得ない状況なのだ。
ジャスティーーーン!!

友情も愛情も永遠かと錯覚をするがそうではない。
またしても簡単に行かない状況に目眩がする。
2人の仲の修復可能性はあるのだろか?

頭が痛い。

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ゲイバーで遊ぶよりも、母になりたい。 5月 13, 2008

カテゴリー: Bars バー,Gay,True Love 真実の愛 — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 11:52 pm

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***

体外受精では複数の受精卵を子宮に入れるので多胎児を妊娠すると聞く。
ルームメイト氏にもし私が妊娠したら双子がいいなぁと言った。
「双子ぉ〜?」
「うん。最後で最後の機会かもしれないので、授かるのならば何人でも嬉しいぃ〜」

こんな話を直接できるのは本当に嬉しい。

***

金曜日の夜はルームメイト氏宅の近くのゲイバーに出掛けた。
といっても徒歩で行ける距離ではないので車でだ。
ニューヨークとは違う。
ジャスティンは仕事があるのでルームメイト氏と2人きっり!
ゲイバーに出掛ける前には「ディスコ・ナップをしよう!!」とルームメイト氏のベットで一緒に
軽い睡眠を取る。

*ナップ(NAP)には昼寝、うたた寝、ちょっと寝るなどの短い睡眠を意味する。

***

ゲイバーに出掛けるのは久しぶりだ。
しかも、ルームメイト氏と2人だけで、それも大好きなゲイマンと一緒にゲイバーという
最高のシチュエーション。
もしも今後暮らすことになったのならば、こういうことも頻繁にあるのかしら?
と未来に期待が高まる。

***

体のことを考えてお酒は飲まないようにしたが、ミラーボールのキラキラの光を浴びて、LAのゲイガイに囲まれて、
しかもルームメイト氏と一緒にダンスフロアーで踊るというニューヨークでは決してあり得ない状況に
胸がいっぱいになる。

限られた時間を有効に使わなければと抱きついたり、「キスして〜」とせがんだり、太ももを触ったり、
今までしたかったことをし尽くす。

「思い出に好きな曲をリDJにクエストして踊ろうよ」とルームメイト氏。
こんな心遣いが乙女心にキュ〜とくるのである。

「じゃぁ〜、ブリトニーのGimme Moreは?」と提案する。
「私もブリトニー大好き!」

DJにリクエストをして、ルームメイト氏と一緒に踊るが、急に悲しくなった。
きっとお酒のせいだ。
お酒は時として人を激しく鬱にさせる。

「ゲイバーで飲んで踊るよりは、お母さんになりたい・・・」
とルームメイト氏の胸にすがりついて、ダンスフロアーの真ん中で大泣きしてしまった。
空騒ぎのような気がして、虚しくなってしまったのだ。

ルームメイト氏はぎゅっと抱き締めてくれて、「泣かないで、泣かないで」と私の耳元でささやく。

***

ゲイバーから帰り、寝支度を整え、一緒にベットに入る。
ルームメイト氏と手をつなぐ。

ルームメイト氏の寝息が聞こえて来て、彼の寝顔を見て、幸せというのはこういうことを言うのだと
すっかり忘れていた『幸福感』を味わった。

しかし、その一方で恐怖感に襲われる。
私の未来はどうなるのだろう。
人は死ぬという終焉に向かって生きているが、どう終えるのだろうか。

大好きなゲイバー。
世界で一番大好きな男性しかもゲイと一緒にゲイバーに行ける喜びを噛み締めながら、
世界で一番大好きな男性との間に赤ちゃんが授かる可能性が限りなくゼロに近いであろうの事実を
受け入れることは非常に辛い。

希望があったとしてもそれは仄かな光でしかない。


なんという花の名前なのだろう。KENとお花。

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メグミ・ピーチ 5月 12, 2008

カテゴリー: Gay,True Love 真実の愛 — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 11:59 pm

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***

ニューヨークに戻って来た。
三日間という短い期間だったが、ロサンジェルスに行って本当に良かったと思う。

***

ジャスティンは仕事で忙しく、私はルームメイト氏とずっと一緒に過ごしたが、
土曜日の午後、プールサイドに植える花を購入しに3人で苗木屋さんに行った。

私も記念になる植木を買うよとジャスティンに提案する。
ジャスティンは紫のブーゲンビリアがいいと言ったので、ジャスティンが選んだブーゲンビリアを購入することにした。

しかし、私はなんとなく不安になった。
ルームメイト氏が気に入らないのではないかと思ったからだ。

「ルームメイト氏に聞かなくていいの?」と言うと、「大丈夫。聞かなくていいよ」と言うジャスティン。
ルームメイト氏はお庭に植える木やお花についてしっかりとした意見があるので、
ジャスティンが希望する花は却下される可能性があるような予感がしたのだ。

ルームメイト氏に聞くと、案の定「もうブーゲンビリアは買って植えているからいらないわ〜」だった。
「果物がいいわ〜。ピーチはどう?」とルームメイト氏は桃の木が欲しいと言う。
じゃ、ルームメイト氏が桃の木がいいというなら、ジャスティンが欲しいと言ったブーゲンビリアを止めて
桃の木を買うことにした。

「ジャスティン、ルームメイト氏がピーチがいいって言うから、ピーチ・ツリーを買うね〜。ピーチだったら食べられるし、食べながら私のことを思い出してね〜」とジャスティンに言うと、
「う〜、また裏切った。俺のことなんか、どうでもいいんだよなぁ〜。いつもルームメイト氏を優先して・・・」
とすねるジャスティン。
「ごめ〜ん。ごめ〜ん」

ジャスティンは大げさにふんと私に向かってして背を向けた。

***

苗木屋さんは日系人が経営するところで、私が日本人だと分かると「桃太郎の話を教えてあげないとね」と言われた。
桃太郎は、桃から生まれたのである。
ルームメイト氏に話すと、
「きゃぁ〜!秋になったら赤ちゃんが出てくるのかしら? このピーチ・ツリーはメグミ・ピーチと名付けるわ」
と感動するようなことを言ってくれる。

***

ジャスティンは機嫌を直してくれたが、忙しく出掛けてしまったので、ルームメイト氏と桃の木を一緒に植樹した。


「メグミ・ピーチ」と名付けてくれる。

小さいが実をつけていた。
「The testicles(睾丸)みたいぃ〜」と喜ぶルームメイト氏。
「ちゃんと毛で覆われているよ」と私が言うと、
「キャァ〜」と大騒ぎして、舌を出して舐める真似をする。
睾丸も大好きなんだなぁと改めて思ったが、エロい話を一緒にできるのも彼と一緒にいる醍醐味のひとつである。


たまたまのようなヘアリー・桃!まだまだ小さい。かわいい。

***

「桃が大きくなったらニューヨークに送るわね!」
と言ってくれた。

桃から生まれた桃太郎。
私からも桃太郎が出て来るといいのだが・・・。

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KEN写真集 5月 11, 2008

カテゴリー: Gay,True Love 真実の愛 — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 3:44 pm

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***

LAに行くのならば、新しいKENを紹介しなければとKENも鞄に入れた。
そして、着せ替えの服も持っていた。

空港にはジャスティンが迎えに来てくれた。
お家に到着してルームメイト氏との再会を果たしてすぐに、「プレゼントがあるのよ〜」と彼からいだだいたのはなんと同じKENで、それも全く同じ着せ替えの服だった!!

こういう偶然をなんと言おうか?


同じ服に同じKEN!

***

それでは、KENの写真をアップする。
ルームメイト氏がセットアップして私が写真を撮ったのだが、
一緒にKENで遊んでくれるルームメイト氏!もう大好き!


貝殻の中で・・・。


アダム&アダム


お洗濯をするKEN。

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死んでもいい。ゲイ天国。 5月 10, 2008

カテゴリー: Uncategorized — Megumi Kikuraku 菊楽恵 @ 6:35 am

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***

LAにいる!

ルームメイト氏のお家の居間でこのブログを書いている。
さっきまでルームメイト氏と一緒にベットで寝ていたのですが(きゃ〜)、抜け出して書いている。
彼は今、狆のチューリプちゃんと一緒にグーグー眠っている。

ひとこと言わせていただきたい。

幸せ!

今、菊楽恵は幸せである。

ジャスティンに会っても他のハウスメイトにも会って、ハウスメイトのお友達のかわいいゲイメンに会って、
ゲイメン4人で買い物に出掛けた。→ この世のものとは思われぬ幸せを感じだ。

ルームメイト氏はやさしくて、頼りがいがあって増々好きなった。
久しぶりに会ったからといっても男女のカップル(ゲイのカップルにあるのかは分からないが)
ありがちな「久しぶだねセックス」はない。
そこが子宮に問題のある私にとって無理矢理されることがないのでゲイのダーリンが(!?)
いることは本当に良い点だと思う。
男性は近くにいて欲しいが、痛くて辛いセックスはいらない。
ずっと子宮内膜症で悩んでいたので、セックスは愛の行為であったはずなのに拷問になってしまった。

ところで、私はB型だ。
ジャスティンもルームメイト氏もB型ということが判明。
アメリカ人なのに血液型を知っていた。
やっぱりBはB同士でしか生きて行けないのだろうか(笑)?

***

ニューヨークに帰りたくない。
このままルームメイト氏とジャスティンと一緒にいたい・・・。
無理だと分かっていても。

一秒一分がこんなにも貴重だと思ったことはこれまでなかった。

***

みなさま
コメントありがとうございます!
追ってお返事を書きますので、ご無礼をお許しください。

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